ファイアとは、火を意味する英単語"Fire"のカタカナ表記の一つである。辞書等では"ファイア"を主な表記とすることが多い。
- 「ゲーム&ウオッチ」のタイトルの一つ。
- ファイナルファンタジーシリーズをはじめとするスクウェア(現スクウェア・エニックス)の作品に登場する魔法。
(それ以外の用法については単語記事「ファイヤー」を参照のこと)
1の概要
1980年に発売されたゲーム&ウオッチ初期のゲーム。
火災現場のマンションから飛び降りてくる住人を地面に落ちないように救助隊員を操作し、トランポリンで助けて救急車まで運ぶゲームである。
地面に住人を落としてしまうと1ミス。
トランポリンで3回ジャンプさせると救急車に到着するが、同時に二人以上降りてくるのでせわしなく動くことになる。
このゲームをはじめ、任天堂のゲームにおいてFireのカタカナ表記は基本的にファイアにまとめられている。
例:ファイアマリオ、ポケットモンスターファイアレッド、ファイアカービィ、ファイアキース などなど
例外としてはファイアーエムブレム、ファイヤー(ポケモン)、MOTHERシリーズのPSI"ファイアー"など
2の概要
ファイアは、炎属性の攻撃魔法である。
初登場はFF1であり、以降FFシリーズの全ての作品に登場している。
魔法に分類がある場合は黒魔法に属し、ブリザド・サンダーと並ぶ基本三属性魔法の一つであり、基本属性が変更された場合でも基本属性魔法であり続ける魔法そのものの基本である。
基本的にブリザド、サンダーとは同格であるが、FF1やFF3では魔法レベルの違いによって差別化されている。
また、FFTにおける雨天、FF12やFFTA2におけるオイル状態など、威力を増減させる手段がある場合もある。
植物系には炎属性を弱点としているモンスターが多く、それらの敵に対しては大ダメージが期待できる。
上位魔法にファイラ、ファイガがあるが、FF2には上位魔法の概念がないため、ファイアしか登場しない。
作品によっては、さらなる上位魔法としてファイジャが登場することもある。
他の作品におけるファイア
サガシリーズ
『魔界塔士 Sa・Ga』および、『Sa・Ga2 秘宝伝説』と秘宝伝説のリメイク版である『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』では、エスパーとモンスターの特殊能力の「ファイア」と、主としてエスパーが装備する武器の「ファイアのしょ」が登場した。
どちらも、敵1グループに炎属性のダメージを与える攻撃魔法である。
また、「ファイアのしょ」の上位武器として「まじゅつのつえ」も存在する。
魔界塔士では「ファイアのしょ」よりも威力の高い炎属性の攻撃魔法であり、秘宝伝説では威力こそ弱いものの、敵全体を攻撃できる。
『時空の覇者 Sa・Ga3 [完結編]』では、黒魔法としてファイアとその上位魔法のファイガが登場した。ファイラは登場しない。どちらも炎属性の攻撃魔法であり、ファイアは敵1体が対象、ファイガは敵1体と敵1グループを切り替えることができる。
また、時空の覇者のリメイク版となる『サガ3時空の覇者 Shadow or Light』にも火属性の攻撃魔法として登場しており、火の魔法辞典や、モンスター特殊能力の火でファイアを使用することができる。上位魔法としてファイラ・ファイガの他、ヘルファイアやファイアストーム、クリムゾンフレアが存在し、連携昇華で炎・火焔・灼熱・業火などに変化する。火の魔法辞典は、ファイアの他ファイラ・ファイガ・ヘルファイアと連携昇華で火焔を使用することができるが、上位武器である火炎の魔法辞典ではファイガ以上の上位魔法と連携昇華として業火が使用できる。モンスター特殊能力の火では、モンスターによって使用できる魔法と連携昇華が異なるが、基本魔法であるファイアはどのモンスターでも使用できる。攻撃対象はファイアが敵単体、上位魔法が敵1グループ、連携昇華が敵全体となっている。
サガシリーズでファイア系の魔法が登場したのは上記GB3作とそのリメイク作品のみであり、ロマサガ以降のシリーズには登場していない。
聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~
ゲーム中、一番最初に手に入る攻撃魔法である。
自動誘導なので使い勝手がよく、序盤では普通の武器が効かないモンスター相手に重宝する。
クロノ・トリガー
その他
他にも、キングダムハーツシリーズやブレイブリーシリーズなどのスクウェア・エニックスのゲームでも他のFF魔法と共に登場する。
関連項目
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