ファイナルファンタジーXIV(FINAL FANTASY XIV)とは、スクウェア・エニックスが運営中のMMORPGである。
略称はFF14、FFXIVなど。
概要
ゲーム情報 | |
---|---|
ジャンル | MMORPG |
開発元 | スクウェア・エニックス |
販売元 | スクウェア・エニックス |
機種 | PS4 PS5 Win Mac |
開始日 | 2010年9月30日 (旧) 2013年8月27日 (新生) |
価格 (税別) |
¥2,200 |
対象年齢 | -- |
その他 | -- |
ゲームソフトテンプレート |
ファイナルファンタジーシリーズのナンバリングタイトルとして14作目に当たる作品で、ファイナルファンタジーXI以来2作目のオンラインゲーム。
「新生」ないし「新生エオルゼア」は、再スタート直後の約一年十ヶ月間、パッチ2.x時代のコンテンツを指す言葉となったが、現在の正式タイトルが旧版と全く同じなため、旧版と対比させる文脈では2.0以降のFF14全体を「新生エオルゼア」と呼称する場合もある。
定期的に吉田P/Dが直に次パッチの内容をライブで発表して触れていくプロデューサーレターライブ(通称:PLL)は名物の1つ。
FFシリーズのオマージュネタが非常に多い。これについて吉田P/Dは「FF14をFFのテーマパークとすることを目指している為」と説明している。
そのため過去作をやってきたプレイヤーがニヤリとするネタが豊富に仕込まれている。
ニコニコ動画におけるFF14
現在、新生版と根性版(旧FF14)の動画が混在している状況であり、「FF14」で動画検索をかけると当然ながら両方の動画がヒットすることになる。
そのため、新生編の動画に絞って検索したい場合は「新生FF14」または「新生エオルゼア」で検索すると良いだろう。
価格・利用料金
対応機種 | 商品 | 価格 |
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PS3 | 通常版パッケージ | ¥3,394 |
PS3 | 通常版ダウンロード | ¥3,394 |
PS3 | コレクターズエディション(パッケージ) | ¥10,584 |
PS3 | コレクターズエディション(ダウンロード) | ¥5,452 |
Windows | 通常版パッケージ | オープン価格 (公式)¥4,104 |
Windows | 通常版ダウンロード | オープン価格 (公式)¥4,104 (steam)$41.99 |
Windows | コレクターズエディション(パッケージ) | オープン価格 (公式:特典有り)¥11,294 |
Windows | コレクターズエディション(ダウンロード) | オープン価格 (公式:特典無し)¥6,161 (steam:特典無し)$62.99 |
PS4 | 通常版パッケージ | ¥3,394 |
PS4 | 通常版ダウンロード | ¥3,394 |
PS4 | コレクターズエディション(パッケージ) | ¥10,584 |
PS4 | コレクターズエディション(ダウンロード) | ¥5,452 |
サービスコース | 契約周期 | 利用料金 | 1ワールドあたり 作成可能な キャラ数 |
1サービスアカウントあたり 作成可能な キャラ総数 |
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エントリー | 30日 | ¥1,408 | 1 | 8 |
スタンダード | 30日 90日 |
¥1,628 ¥4,554 |
8 | 40 |
レガシー※ | 30日 90日 |
¥1,058 ¥2,851 |
8 | 40 |
歴史
日付 | 内容 |
2012/11/1 ~ 2012/12/10 | 新生版αテスト-phase1 実施期間 |
2012/11/18 ~ 2012/11/24 | 新生版αテスト-phase2 実施期間 |
2012/11/28 ~ 2012/12/27 | 新生版αテスト-phase3 実施期間 |
2013/2/25 ~ 2013/4/4 | 新生版Cβテスト-phase1 実施期間 |
2013/4/5 ~2013/4/28 | 新生版Cβテスト-phase2 実施期間 |
2013/6/14 ~ 2013/7/15 | 新生版Cβテスト-phase3 実施期間 |
2013/8/17 ~ 2013/8/19 | 新生版Oβテスト実施期間(NA/EUワールドのみ ~2013/8/20) |
2013/8/27 | PC版・PS3版発売、及び正式サービスイン |
2013/12/17 | 大型アップデート「覚醒せし者たち - A Realm Awoken」(パッチ2.1)配信 |
2014/2/18 | PC版steam配信 |
2014/2/22 ~ 2014/3/3 | PS4版 Oβテスト-phase1 実施期間 |
2014/3/27 | 大型アップデート「混沌の渦動 - Through the Maelstrom」(パッチ2.2)配信 |
2014/4/4 ~ 2014/4/7 | PS4版 Oβテスト-phase2 実施期間 |
2014/4/14 | PS4版FF14発売、及びPS4版正式サービスイン |
2014/7/8 | 大型アップデート「エオルゼアの守護者 - DEFFENDERS of EORZEA」(パッチ2.3)配信 |
2014/10/28 | 大型アップデート「氷結の幻想 - DREAMS OF ICE」(パッチ2.4)配信 |
2015/1/20 | 大型アップデート「希望の灯火 - BEFORE THE FALL」PART1(パッチ2.5)配信 |
2015/2/24 | 大型アップデート「マンダヴィル・ゴールドソーサー」(パッチ2.51)配信 |
2015/3/31 | 大型アップデート「希望の灯火 - BEFORE THE FALL」PART2(パッチ2.55)配信 |
2015/6/23 | 拡張パック「蒼天のイシュガルド - HEAVENSWARD」(パッチ3.0)発売 |
2015/11/10 | 大型アップデート「光と闇の境界 - AS GOES LIGHT , SO GOES DARKNESS」(パッチ3.1)配信 |
2016/2/23 | 大型アップデート「運命の歯車 - THE GEARS OF CHANGE」(パッチ3.2)配信 |
2016/6/7 | 大型アップデート「最後の咆哮 - REVENGE OF THE HORDE」(パッチ3.3)配信 |
2016/9/27 | 大型アップデート「光と闇の境界 - SOUL SURRENDER」(パッチ3.4)配信 |
2017/1/17 | 大型アップデート「宿命の果て - THE FAR EDGE OF FATE」(パッチ3.5)配信 |
2017/6/16 | PS3版サービス終了 |
2017/6/20 | 拡張パック「紅蓮のリベレーター - STORMBLOOD」(パッチ4.0)発売 |
2017/10/10 | 大型アップデート「英雄の帰還 - THE LEGEND RETURNS」(パッチ4.1)配信 |
2018/1/30 | 大型アップデート「暁光の刻 - RISE OF A NEW SUN」(パッチ4.2)配信 |
2018/5/22 | 大型アップデート「月下の華 - UNDER THE MOONLIGHT」(パッチ4.3)配信 |
2018/9/18 | 大型アップデート「狂乱の前奏曲 - PRELUDE IN VIOLET」(パッチ4.4)配信 |
2019/1/8 | 大型アップデート「英雄への鎮魂歌 - A REQUIEM FOR HEROES」(パッチ4.5)配信 |
2019/7/2 | 拡張パック「漆黒の反逆者 - SHADOWBRINGERS」(パッチ5.0)発売 |
2019/10/29 | 大型アップデート「白き制約、黒き密約 - VOWS OF VIRTUE , DEEDS OF CRUELTY」(パッチ5.1)配信 |
2020/2/18 | 大型アップデート「追憶の凶星 - ECHOES OF A FALLENSTAR」(パッチ5.2)配信 |
2020/8/11 | 大型アップデート「クリスタルの残光 - REFLECTIONS IN CRYSTAL」(パッチ5.3)配信 |
2020/12/8 | 大型アップデート「もうひとつの未来 - FUTURES REWRITTEN」(パッチ5.4)配信 |
2021/4/13 | 大型アップデート「黎明の死闘 - DEATH UNTO DAWN」(パッチ5.5)配信 |
2021/12/7 | 拡張パック「暁月の終焉 - ENDWALKER」(パッチ6.0)発売 |
2022/4/12 | 大型アップデート「新たなる冒険 - NEWFOUND ADVENTURE」(パッチ6.1)配信 |
2022/8/23 | 大型アップデート「禁断の記憶(メモリア) - BURIED MEMORY」(パッチ6.2)配信 |
2023/1/10 | 大型アップデート「天の祝祭・地の鳴動 - GODS REVEL, LANDS TREMBLE」(パッチ6.3)配信 |
2024/07/02 | 拡張パック「黄金の遺産 - DAWNTRAIL」(パッチ7.0)発売 |
2010年9月30日に旧版が発売されるも、不評により運営体制を一新する。2012年11月11日に一度サービスを終了し、2013年8月27日に「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」として再スタートした。
旧版と新版の世界設定は同じで時系列も継続しているが、別ゲームと言っていいほど全面的な改修が行われたため、サービスが終了したパッチ1.xxシリーズは「旧FF14」などと呼ばれる。
2015年6月23日に拡張ディスク第一弾「蒼天のイシュガルド」がリリース。
以降は「ファイナルファンタジーXIV」あるいは「ファイナルファンタジーXIV:オンライン」が正式なタイトルとなった。
2017年6月20日に拡張ディスク第二弾「紅蓮のリベレーター」がリリース。
同年「最も長いエンドロールを持つMMOビデオゲーム」「ビデオゲームで最も多くのオリジナルサウンドトラックを持つタイトル」の2つでギネス登録された。
2019年7月2日に拡張ディスク第三弾「漆黒のヴィランズ」がリリース。
新生から運営を開始して7年目、全世界累計登録アカウント数が2000万を超え、有料会員数が過去最高を記録したことが吉田P/Dの口から告げられた。
2021年12月7日に拡張ディスク第四弾「暁月のフィナーレ」がリリース。
今作で「新生エオルゼア」から続いたハイデリン・ゾディアーク編が完結する。
ストーリーに関わるIDはNPCとPTを組むことで全てソロで行けるコンテンツサポーターが実装された。
また、迷うと評判だったトトラク千獄を始め新生編のIDや討伐戦なども大きくメスを入れられ、新生編のリット・アティン戦、アシエン・ラハブレア戦、皇都イシュガルド防衛戦はインスタンスバトルに変更された。
新生編に新規で追加されたインスタンスバトルはストーリーの大筋こそ変わらないものの暁月までに培われた技術で作り直されており、大幅に演出が強化されている。
2024年7月2日に拡張ディスク第五弾「黄金のレガシー」がリリース予定。
一連の戦いがすべて終わり、新たな大陸での冒険(通称ヒカセンの夏休み)が始まる。しかしそこでマムージャ族の王位争いに巻き込まれることとなる。
グラフィックに大幅な変更が加えられる他、新たにロスガル族の女性キャラが作成可能となる。
種族
プレイヤーが選択できる種族は8種類。ある程度ステータスに差はあるが、ジョブ選択において特に障害はない。
構成の一部はFF11を踏襲しているが、FF11で男性のみの種族・女性のみの種族であったものも、FF14では男女が選択できるようになっている。
各種族はそれぞれ2つの部族に分かれており、肌の色、前衛/後衛向けの微小なステータス差、瞳などの細かい造型が異なる。
ヒューラン(ミッドランダー/ハイランダー)
いわゆる地球の人類に似ている種族。
「中原の民」ミッドランダーに対し、「高地の民」ハイランダーは逞しい体格といかめしい風貌を持つ。
旧FFXIVではハイランダーの女性キャラが使用できなかった。
ミコッテ(サンシーカー/ムーンキーパー)
猫のような耳と尻尾を持つ種族。
太陽を奉じ父権社会を構築する「太陽の民」サンシーカー、月を奉じ母権社会を構築する「月読の民」ムーンキーパーの2種族。
見た目のかわいさ&かっこよさやエモートが特徴的な事もあり、アウラと並びプレイヤー最大勢力を誇る。
旧FFXIVでは男性キャラが使用できなかった。
エレゼン(フォレスター/シェーダー)
かつてはエオルゼアを支配していた古き民であり、他種族と比較してやや長命である事もあり、選ばれし者としての矜持を持つ。
森に生き人と共存の道を歩んだ「森林の民」フォレスター、交流を避けて洞窟に生きてきた「辺境の民」シェーダーの2種族がいるが、お互いにいがみ合う傾向にある。
ルガディン(ゼーヴォルフ/ローエンガルデ)
総じてがっしりとした大柄な種族。
ライオンのような形の鼻など、特徴的な風貌を持つ。
北方海洋をルーツとする「北洋の民」ゼーヴォルフ、山岳地帯をルーツとする「紅焔の民」ローエンガルデの2種族。強者を重く見る伝統から勇猛な戦士を多く輩出している。
旧FFXIVにおいては女性キャラが使用できなかった。精さんが多い。
ララフェル(プレーンフォーク/デューンフォーク)
ラノシア地方の平原に暮らしていた「平原の民」プレーンフォーク、ザナラーン地方で王朝を築いた「沙漠の民」デューンフォークの2種族。それぞれ猫のような目と硝子のような目が特徴。
あくまでも見た目が子供に見えるだけで、壮年のララフェルNPCは画面を二度見するようなシブイ声を持つ事がほとんど。騙されないように。
アウラ(アウラ・ゼラ/アウラ・レン)
「蒼天のイシュガルド」で追加。
特徴的な角や鱗、尾を持つ種族。男性は強靭な肉体を持ち、女性は小柄でどことなく影がある。愛情表現としてお互いの角を擦り合わせるという設定がある。
東州オサード大陸にルーツを持ち、ヒューランと共存してきた「黎明の民」アウラ・レン、アジムステップにて部族単位で遊牧生活を営む「薄暮の民」アウラ・ゼラの2種族。レンは日本、ゼラはモンゴルをモチーフとする文化を持つ。
その特徴的な風貌からイシュガルドでは仇敵ドラゴン族との繋がりを疑われ、迫害された歴史もある。
ヴィエラ(ヴィナ・ヴィエラ/ラヴァ・ヴィエラ)
「漆黒のヴィランズ」で追加。
ダルマスカ地方に住む兎のような耳を持つ長身の種族。聖地ゴルモア大密林を守り褐色の肌を持つラヴァ・ヴィエラと、スカテイ山脈南山腹森林に暮らし白い肌を持つヴィナ・ヴィエラの2種族。
作れるキャラクターは女性のみだったが、「暁月のフィナーレ」にて男性が追加。設定によると、ヴィエラの成人男性は集落を離れて単独で行動する為、目にする事自体が稀である。
寿命は非常に長く、200~250歳は生きる。思春期になるまで性別ははっきりとせず、第二次成長期に男女が判明する。
ロスガル(ヘリオン/ロスト)
「漆黒のヴィランズ」で追加。
獅子や豹を思わせる体躯を誇る獣人の種族。イルサバード大陸にルーツを持ち、かつてはその風貌から野蛮であるとして迫害されたが、時が下り共通語が浸透するにつれて交流が増えていった。「漆黒」で追加された新ジョブ「ガンブレイカー」のルーツでもある。
作れるキャラクターは男性のみ。男女の出生率に極端な偏りがあり、ロスガルの女性を見る機会はほとんどないため。
希少な女性を指導者として崇める文化があり、太陽を巡る彗星になぞらえたヘリオン、定住生活を捨て放浪の身であるさまを彗星になぞらえたロストの2種族がいる。ヘリオンは暖色、ロストは寒色の毛並みが特徴。
2021年5月15日、ファンフェス基調講演にて「ヴィエラ男性追加に伴い、ロスガル女性の追加を検討中」と発表。
2024年7月発売の「黄金」で実装・選択可能となる。
クラスとジョブ
FF14の”職業”は武器によって決まる。
プレイヤーはゲーム開始後、剣術士や槍術士など各武器・魔法の扱いに長けた「クラス」に就く。
クラスでレベルを上げ習得した技能は、制限付きで他のクラスでも使用することができたが、バージョン4.0のバトルシステム調整において撤廃。その代わりとして各ロール毎に共通化された「ロールアクション」が導入された。その為やりたいジョブのみを上げる形でも何ら問題はなくなった。
一定の条件を満たすことでそのクラスに関連した「ジョブ」に変化できるようになる。クラスとジョブはいつでも切り替えが可能。
ジョブはロールアクションの装備数に制限が付くため汎用性は低下するが、現在ではジョブ専用のアクションも多数増加しているため、実質クラスの上位互換となっている。一部のジョブはクラスを前提とせず初めからジョブとして利用可能。
各クラス・ジョブはTANK(盾役)、DPS(攻撃役)、HEALER(回復役)に分類される。ストーリー上で挑むバトルコンテンツ、ID(インスタンスダンジョン)攻略においてはTANK1・HEALER1・DPS2で1パーティー扱いとなる。
現在は「初心者の館」にて各ロールの基礎的な立ち回りを学べる為、好みのロールを選ぶのが良い。
戦闘クラス・ジョブ以外にギャザラー(採集)、クラフター(加工)といった非戦闘系のクラスがあり、戦闘クラスと同じように武器として工具を装備することによって使用することができる。
旧FF14(1.x)実装ジョブ・クラス
- 剣術士(TANK) ⇒ ジョブ:ナイト(TANK) 武器:片手剣
盾と長剣を使用し、多数の防御アクションで安定的にダメージを軽減する盾役。ナイトになるとさらに攻撃特化・防御特化が可能。
全タンク中でも最も高い防御力でとにかく倒れにくいことを魅力とし、高難易度コンテンツでも無敵アビリティを活用して強引に耐える抜け道じみた戦術をとる際にも、他タンクが何かしらのデメリットを負うのに対して、無傷で乗り切ることが可能である。
Lv50までは火力面で見劣りしがちなものの、Lv60→70と各時代のレベルキャップを経る毎に60までで火力重視の物理攻撃→70までで火力重視の魔法攻撃とメインタンク以外での活動にも耐えうるようになる。 - 斧術士(TANK) ⇒ ジョブ:戦士(TANK) 武器:両手斧
攻撃と防御を兼ねたアクションを多く持つ盾役。戦士になると攻撃を重ねて発動できる強力な技能を習得する。
盾役にしては火力が高く、さらに範囲攻撃が得意であり、複数相手の敵視(ヘイト)の獲得手段がナイトより強力。Lv70で習得する「原初の解放」からの連続「フェルクリーヴ」はDPS顔負けの瞬間火力を発揮する。 - 格闘士(DPS) ⇒ ジョブ:モンク(DPS) 武器:格闘武器
攻撃を重ねることで徐々に攻撃速度を上げるアタッカー。モンクになると攻撃手段がさらに豊富になる。
レベル帯により役割が変化していき、序盤は純粋なアタッカーとして機能。Lv50戦では敵の能力を下げるデバッファーとしての役割も持ち、Lv60戦では範囲アタッカーとしても活躍する。Lv70戦に於いては味方への攻撃力強化のバフを張りつつ闘気を貯められるアクションを以って、闘気を使用する技をより積極的に使えるようになる。現在の型や構え、闘気などを常に意識し、豊富なコンボルートを覚えながら戦うため、操作難易度は高め。一撃の攻撃力は低いが、熟達したプレイヤーが使用した時の火力は前ジョブ中随一。 - 槍術士(DPS) ⇒ ジョブ:竜騎士(DPS) 武器:両手槍
扱いやすい性能のスタンダードな近接アタッカー。アタッカーの中でも特に倒れにくい高い防御力と、比較的安定してダメージを出し続けられ、どのような状況でも活躍ができる堅実さが魅力。
竜騎士になるとジャンプによる攻撃が多数追加され、攻撃頻度を上げることができる。流麗に槍を振り回し飛び回る姿は必見。Lv60までの間でジャンプ強化とその他のトリガーとなるアクション「蒼の竜血」を習得。それによりさらにコンボが一段増え、強力な一撃を繰り出すことが可能となった。Lv70までにおいては更にコンボが一段増え五段コンボに。範囲攻撃時にも「蒼の竜血」を維持できるようになり、攻撃能力の一時的なブースト状態「紅の竜血」も獲得する。 - 弓術士(DPS) ⇒ ジョブ:吟遊詩人(DPS) 武器:弓
確率発動の技能を多く持つ、遠隔攻撃アタッカー。瞬間的に見せる火力は全アタッカー中トップクラスだが、長期的なトータル火力では他ジョブに一歩譲る。吟遊詩人になると使用することにより味方を強化しつつ自身の攻撃を特殊な形で強化する「戦歌」を習得する。Lv52からは「旅神のメヌエット」の習得により戦歌を常時発動可能になり、火力を継続的に上げることが可能。 - 幻術士(HEALER) ⇒ ジョブ:白魔道士(HEALER) 武器:両手幻具、片手幻具
回復魔法を多数修得する回復役。白魔道士になると範囲回復技能がより強化されるほか、強力な攻撃魔法なども使用可能になる。残存MPをいかに切らさず、タンクが倒れないよう最低限必要な回復がいかに出来るかが鍵となる。Lv50からLv60まででは攻撃と回復を同時にこなすアクションやHoTの手段が増えたり、単純に上位の攻撃魔法が追加され若干攻撃的に。Lv60からLv70においても一定時間MP消費0や、瞬間的にダメージ軽減バリアを張るなどのジョブとしての純粋な能力の強化が行われる。 - 呪術士(DPS) ⇒ ジョブ:黒魔道士(DPS) 武器:両手呪具、片手呪具
MP消費/回復モードを駆使する魔法アタッカー。MPをローテーションさせて強力な魔法を打ち続ける、いわゆる「Nuker(ニューカー)」と呼ばれるタイプ。黒魔道士になるとさらに攻撃が苛烈になり防御・支援の幅が広がる。いかに移動の手間を省き、攻撃のリズムを崩さず火力を出し続けるかをとにかく追求するジョブである。Lv60時には自身の詠唱速度増加の陣を張ったり、ローテーション維持がされない代わりの高威力の魔法を習得。Lv70時においては3回までの詠唱を破棄できる「三連魔」や一定時間のローテーション維持による強力な無属性魔法を習得。ローテーション維持の補助やそれに伴う火力の増強が行われている。
新生エオルゼア(2.x)での実装ジョブ・クラス
- 巴術士(DPS) ⇒ ジョブ:召喚士(DPS) / 学者(HEALER) 武器:魔道書
弱体・DoT系の技能と召喚したペットによる攻撃を行う変則的な戦い方のアタッカー。
ジョブが2種類に派生する。なお、オートアタックはスタッフこだわりの書籍での殴打。
巴術士は「カーバンクル」、召喚士は蛮神の力を利用した「エギ」、学者は「フェアリー」を使役する。
召喚士になるとアタッカー性能がより強化され、強力な継続火力により長期戦で真価を発揮する。Lv58以降においては「バハムートエーテル」を習得、ついに自身がバハムートとなって戦うことが可能となった。Lv70になるとそれに加えてバハムート自体も召喚可能に。これらのローテーションによって継続的な火力が増強された。でかくて邪魔!とか言われたりも。Lv80ではフェニックスを召喚できるようになる。
「暁月のフィナーレ」で大幅な仕様変更が行われ、ほぼ別ジョブと言っても良いジョブになった。
学者になると回復役にシフトし、回復をしつつダメージ遮断バリアを貼る魔法やペットが回復向きになるなど、単体に対する強力なヒーラーとなる。攻撃と回復を同時にこなしたりと非常に戦術の幅の広い戦い方のできるダークホースとなる。
Lv60までの間に瞬間的に範囲回復をするアクションや、バリア魔法のバリア分を回復力に転換するなどのアクションを習得。範囲回復に対しても若干の底上げがなされるようになる。Lv70までにおいてはHPが半分以下になった際に強力な回復を行うバフを付けたり、フェアリーの行動を制限して強力なリジェネを一定時間付与するなどのアクションも習得する。 - 双剣士(DPS) ⇒ ジョブ:忍者(DPS) 武器:双剣
パッチ2.4より登場。双剣(短剣2振り)を扱うアタッカー。
移動速度が早い・落下ダメージ低下・姿を消して隠密行動等の特性を持つクラス。
忍者になると印を結ぶ事によって火遁の術や水遁の術などの忍術を繰り出せ、敵への不利なデバフの付与から仲間のサポートまで可能なオールラウンダーな攻撃役となる。
Lv70までの間ではWSによって貯まる「忍気」を消費しての強力な単体・範囲攻撃、忍術を三種類連続で発動可能になるアクションを習得する。 - 配達士(ロールなし)
お手紙の配達に忙しい先輩レターモーグリの手伝いで、エオルゼアの人々に手紙や荷物を配達する仕事を頼まれた冒険者は・・・?
蒼天のイシュガルド(3.x)での実装ジョブ(エクストラジョブ)
いずれも前提クラスが無く、最初からジョブとしてプレイ可能で、初期レベル30からスタートとなる。ただし、ジョブを取得するには既存のクラス・ジョブのどれかを50まで上げる必要がある。
- 暗黒騎士(TANK) 武器:両手剣
巨大な両手剣を駆り、暗黒の力を用いる盾役。MPを消費して使える暗黒剣で自身にバフをかけながら戦うことが出来る。育て始めた辺りでは柔らかさが目立つが、Lv70で習得する「ブラックナイト」が非常に強力で全TANKでも最硬を誇るジョブに変貌する。ちなみにジョブコンセプトはズバリ「邪気眼系中二病」。やたらとアビリティ名にブラッドだのダークだのとついていて出力全開である。ほぼメインクエと呼ばれるジョブクエストは必見。 - 占星術師(HEALER) 武器:天球儀
星の力による回復魔法とカードを用いるヒーラー。HoTに特化し白魔道士に近い動きができるようになる「ダイアーナルセクト」、バリアに特化し学者に近い動きができるようになる「ノクターナルセクト」を使い分けて戦う。また、カードによってパーティメンバーに有利な複数種類のバフを付与することができ、バッファーとヒーラーの二面的な性能を持っている。攻撃力やスキルスピードを上昇させるようなカードはDPSで取り合いになることも。Lv70まででは不要なカードを回復もしくは攻撃に転化させたり、一度に多数のカードを引くアクションを習得。より積極的にカードの取捨選択が行えるようになっている。
6.0より賢者が追加されるのに合わせて、ピュアヒーラーに寄せて調整された。 - 機工士(DPS) 武器:銃
ロングバレルの銃を用いる他に、タレットと呼ばれる機工兵器を操る遠隔物理アタッカー。レンジDPSにおけるピュアDPSになっている。5.0でほとんど別ジョブになるような調整を受けた。超火力の「ドリル」、「整備」を用いた強烈なダメージの爽快感や、Lv80で習得する「オートマトン・クィーン」でロボットを召喚するのは必見。
紅蓮の解放者(リベレーター)(4.x)での実装ジョブ(エクストラジョブ)
- 赤魔道士(DPS) 武器:細剣
細剣とともに魔法のクリスタルを組み合わせ、杖として使用する遠近両用魔法アタッカー。特性「連続魔」によって1度の詠唱で2つの魔法を使用可能。(詠唱して「ジョルト」→無詠唱で「ヴァルエアロ」など)
使用する魔法の系統によりホワイトマナとブラックマナを蓄積、両方を一定値以上にすると近接コンボが魔法剣に変化して威力が上昇。また「ヴァルケアル」「ヴァルレイズ」により緊急時のヒーラーとしても一定の性能を持つ。 - 侍(DPS) 武器:刀
コンボによって貯まる「閃」を消費して放つ「居合術」や「剣気ゲージ」を消費する「必殺剣」を駆使して戦う近接物理アタッカー。他者とのシナジーは無いが、その分徹底的に攻撃向きのアクション揃いとなっており、理論的なDPSは黒魔道士と並びトップクラスを誇る。「乱れ雪月花」から「燕返し」のダメージは爽快の一言。反面、理想的なスキル回しをする難易度も高く玄人向け。 - 青魔道士(名目上はDPS) 武器:青魔器
パッチ4.5より登場。初となるリミテッドジョブで、特殊な制限がかかっている。
ご存じ、魔物の技をラーニングして使用できる。……が、初期レベルは1なのでレベリングおよびラーニングに手間がかかる(ただし経験値補正がある為、ザコ狩りでも上がりやすい)。覚えた技によってはDPS・TANK・HEALERをまかなえる自由度が特徴で、いわゆる青魔パーティー(青青青青)での攻略も可能。また青魔道士専用のコンテンツも用意されている。
漆黒のヴィランズ(5.x)での実装ジョブ(エクストラジョブ)
- ガンブレイカー(TANK)武器:ガンブレード
ガンブレード使って戦うTANK職。TANKでも最大の火力を誇る反面、DPSのようなスキル回しを求められることもありTANKの中ではスキル回しは難しめ。豊富な防御バフを持つがバフが無い時は柔らかい為、きちんとしたバフ管理は必須。 - 踊り子(DPS)武器:チャクラム
「クローズドポジション」で指定した味方に強力なバフを付与することが出来るバッファー。リキャストの短い「スタンダードステップ」を軸に、相方をより強化する「攻めのタンゴ」と味方全体に効果がある「テクニカルステップ」を適宜合わせて戦うのが基本戦術となる。ただでさえ高火力な侍や黒魔道士をさらに強化できるのが最大の魅力。ステップ2種およびLv76で習得する「剣の舞」の単発火力は高い反面、継続火力はDPS中ワーストなので高難易度コンテンツに踊り子が複数揃うと総ダメージが足りなくなることも。
暁月のフィナーレ(6.x)での実装ジョブ(エクストラジョブ)
- 賢者(HEALER)武器:賢具
ファンネルを想起させる「賢具」を魔法によって操るヒーラー。学者と同じくバリア型で、一時的に自分の魔法を強化させる特徴を持つ。ヒーラーで最も高い火力を持つのも特徴だが、事故が起こったときのリカバリーが若干苦手であり、ピーキーな側面も持つ。 - リーパー(DPS)武器:両手鎌
巨大な鎌を操り、ダイナミックな攻撃を行う近接DPS。異界ヴォイドより死神を思わせる「アヴァター」を呼び出して共に攻撃を行い、自身にアヴァターを憑依させて戦う事も可能。
黄金のレガシー(7.x)での実装ジョブ(エクストラジョブ)
- ヴァイパー(DPS)武器:二刀流武器
忍者と同様スカウト種となる近接DPS。常にヘイスト(速度上昇)がかかっており、また両手に持った武器を使っての高速戦闘を得意とする。さらに両手の武器を合体させて強力な攻撃をすることも可能。 - ピクトマンサー(DPS)武器:筆
魔力を巨大な筆に乗せて絵を描き、描いたものを呼び出して攻撃させる魔法DPS。
ナンバリングタイトルではFF6のリルム・アローニィの固有ジョブ以来の登場。 - 魔獣使い(DPS)武器:?
青魔道士以来となる第二のリミテッドジョブ。何かしらの収集要素があるとされているが2024年4月現在詳細は不明。
国家・組織
プレイヤー所属国
プレイヤーのゲームスタート国は初期クラスによって変化する。
各国は戦時の統合司令部「グランドカンパニー」を持ち、プレイヤーはストーリー進行時に所属するグランドカンパニーを選択することになる(後から変更は可能)。以降は選択したグランドカンパニーのある国が実質的な所属国となる。
リムサ・ロミンサ
エオルゼア西部、アルデナード小大陸の西側ロータノ海に浮かぶバイルブランド島の南部ラノシア地方を領する海賊の国。斧術士(戦士)、巴術士(召喚士/学者)はこの国からスタートする。開始時には選択不可だが双剣士ギルドも保有。
生産系には鍛冶/甲冑ギルド、調理ギルド、漁師ギルドを持つ。グランドカンパニーは「黒渦団」。
- メルウィブ・ブルーフィスウィン(CV:田中敦子)
ルガディン女性。
リムサ・ロミンサの提督であり、黒渦団の最高司令官“都督”。通称「無敗の提督」。元は海賊団「シルバーサンド一家」の長で、提督を決めるレース「トライデント」に勝利して現在の座についた。気風の良さから姐御と慕われており、良くいえば実直、悪くいえば融通がきかないとも評される。
国内外の脅威を退けるべく動いているが、ラノシア近海を荒らしまわる海賊やサハギン族・コボルド族といった蛮族への対策に手を焼いている。しかし5.4において融和政策をとるべく、自らコボルド族と交渉を行い、サハギン族とも渡りをつけるなど、その政策は新たな道へと進む事となる。
愛用の武器は二丁のマスケット拳銃「デスペナルティ」と「アナイアレイター」。公開当時は未実装のルガディン女性として唯一の存在だった。 - バデロン
ヒューラン男性。
冒険者ギルドも兼ねたビアホール「溺れた海豚亭」のマスター。河豚亭ではない。もとは傭兵だが言語の翻訳などもこなす芸達者。オープニングの商人兄弟の一員、ではなく無関係である。通称「十指のバデロン」。
グリダニア
エオルゼア東部、黒衣森に存在する精霊に守護された国。槍術士(竜騎士)、弓術士(吟遊詩人)、幻術士(白魔道士)はこの国からスタートする。
生産系には木工ギルド、革工ギルド、園芸ギルドを持つ。グランドカンパニーは「双蛇党」。
- カヌ・エ・センナ(CV:田中理恵)
角尊女性。
グリダニアの国政を司る「精霊評議会」議長、双蛇党最高司令官“党首”。角尊(つのみこと)と呼ばれる頭から1対の角が生え、少女のような外見を保つ特殊体質の持ち主で、グリダニアの名家「センナ家」当主。同じく角尊である妹のラヤ・オ・センナ、弟のア・ルン・センナがおり、三人で「三重の幻術皇」と称される。
その手には「クラウストルム」という真珠のように白い銘木の長杖を持つ。一見たおやかな淑女だが、行動力の化身でなかなか気が強い。
全身のビジュアル公開前は双蛇党員募集ポスターモデルのグラマラスな女性がご本人ではないかと噂されていたのだが、本人の戦闘力は……という罪深い経歴を持つ。もっとも「三重の幻術皇」の名は伊達ではなく、幼くしていくつもの予言を行い、グリダニアの民からは絶大な信頼を寄せられる指導者である。 - ミューヌ
エレゼン女性。
冒険者ギルドも兼ねた喫茶店「カーラインカフェ」の飄々とした店主。端整な顔立ちの美しい女性だがボクっ娘。黒衣森の外からやってきた人々を拒みがちな人間の多いグリダニアに於いて、冒険者たちの数少ない居場所を作ってくれた、いわば外と内の架け橋となっている人でもある。旧FF14では非常に血色が悪かったが大幅なイメージチェンジに成功。通称「魔女のミューヌ」。
ウルダハ
エオルゼア中南部、荒野と砂漠の地方ザナラーンに存在する商業の国。剣術士(ナイト)、格闘士(モンク)、呪術士(黒魔道士)はこの国からスタートする。
生産系には彫金ギルド、裁縫ギルド、錬金術ギルド、採掘ギルドを持つ。グランドカンパニーは「不滅隊」。
- ナナモ・ウル・ナモ (CV:伊瀬茉莉也)
ララフェル女性。
第17代ウル朝ウルダハ今上国王。ザナラーンの荒野に舞い降りた天使。僅か5歳にして先代国王である父と母を事故で失い、即位した。古めかしい物の言い方からロリBBA疑惑が絶えないが、れっきとした21歳のうら若き女性である。
民の幸せを第一と考える良き女王ではあるのだが、実権を握るには程遠く、実質的にウルダハを支配する「砂蠍衆」のうち、大勢を占める「共和派」の傀儡に甘んじている。無力な我が身を憂いており、王権復活を果たすにはどうすればいいか悩んでいる。
たまに護衛を連れてお忍びで城の外を出歩いたり、食事会で子供のように喜んだりすることがあるなど女の子らしい面もある。新生編終盤で大変な目に合い、物語は『蒼天のイシュガルド』へと繋がる。 - ラウバーン・アルディン (CV:安元洋貴)
ヒューラン男性。ナナモ様専用マウント。
不滅隊最高司令官“局長”。通称「アラミゴの猛牛」。シドからは「牛親父」と呼ばれる。黒い肌に鷲鼻と傷だらけの顔が特徴。
ウルダハの実権を握る「砂蠍衆」の一人であり、王権復興を目指す「王党派」を唯一標榜する。
ナナモに対する忠誠心が非常に高く、彼女の大きな心の支えともなっている。大抵のシーンでセットで登場するせいか一部のユーザーからロリコン呼ばわりされている。
アラミゴ出身。アラミゴがガレマール帝国の属国となった後にウルダハに辿り着くが、帝国軍の間諜と間違えられて投獄され、奴隷剣闘士となった。前人未踏の1000勝を達成して自由の身となると、その優勝賞金を元手として砂蠍衆入りし、ナナモの剣となる事を誓う。
腰にはコロシアムで王者に君臨した際に賜った二振一対の呪剣「ティソーナ」を携える。
「勝敗は早(はや)さと迅(はや)さが分かつのだ」「困難こそ勝機かつ商機である」といった独特の物言いをする。
- モモディ・モディ
ララフェル女性。
ラウンジ「クイックサンド」の女将であり、ウルダハの冒険者ギルドマスター。地元ではかなりの人気者で、彼女のためにクイックサンドの常連となる客も少なくない。恋愛相談は喜んで引き受けてくれるが人生相談はNG。
そのほかの都市国家
イシュガルド
拡張パック「蒼天のイシュガルド(3.0)」にて実装。
エオルゼア北部の山岳地帯クルザスを領する巨大な城塞型の宗教都市国家。
カルテノーの戦い以前にドラゴン族との戦いに専念するとの名目の元、エオルゼア軍事同盟を脱退して以降、鎖国を貫いている。以前から高山地帯ということもあり寒い地域ではあったが、第七霊災後の現在は気候が一変し、年間を通じて雪の降る極寒の都市となっている。
神託を受け建国した豪胆将トールダン、息子の征龍将ハルドラスのころから千年も続く「竜詩戦争」で疲弊しきっている。そのうえ非常に家柄至上主義の気運が強く貴族、騎士階級による搾取と平民の貧困で大きく歪んだ国でもある。
- 教皇トールダンVII世 (CV:辻親八)
エレゼン男性。
皇都イシュガルドの今上教皇。イシュガルド正教最高指導者。かなりの老齢であり、竜詩戦争の終結に向けて動いている。
なお、建国者である豪胆将と同じく「トールダン」と名乗っているが、血縁関係ではない。代替わりのたび、有力な聖職者から選出され襲名されるものとなっている。 ⇒竜の目を使って自身が蛮神「騎神トールダン」となり、ニーズヘッグの殺害と国民のテンパード化を画策しており、そのために優秀な戦闘能力をもつ12人の騎士で「蒼天騎士団」を結成した上で裏で暗躍していた。光の戦士とは蛮神「ナイツ・オブ・ラウンド」として相まみえることとなる。 - アイメリク・ド・ボーレル (CV:鈴木達央)
エレゼン男性。
イシュガルド神殿騎士団長。
端正な、しかしエレゼンとしても珍しい顔立ちをした黒髪の青年。イシュガルドの未来と国の実情を心から憂いており、国を変えることができないかと常日頃悩んでいる実直な騎士である、その生い立ちには事情があるようだが……。異名は「蒼剣のアイメリク」。 - ルキア (CV:大原さやか)
ヒューラン女性。⇒ガレアン女性
イシュガルド神殿騎士団長補佐。アイメリクの副官。
凛とした女騎士であり、アイメリクに絶大なる忠誠を誓っている。彼女もまたイシュガルドの真の平和のため、また敬愛するアイメリクのために奔走する。異名は「極光のルキア」。
実は料理が致命的に下手糞という設定があり、アイメリクにお世辞で「おいしい」と言われたドードーオムレツを得意料理と言い張るなどかわいい一面も見せる。その一方で、出自に複雑な事情を持っている。本名は「ルキア・ゴー・ユニウス」、リウィアの姉。 - エスティニアン (CV:浜田賢二)
エレゼン男性。
真っ黒の竜騎士の鎧に身を包んだ長身痩躯の竜騎士。イシュガルド自慢の竜騎士団の中でも数少ない「竜の目」の力を持った当代の「蒼の竜騎士」であり、歴代最強、「征龍将ハルドラスの再来」と言われるほどのすさまじい実力の持ち主。
ある理由から、イシュガルドの国宝にして邪竜ニーズヘッグの繰り抜かれた眼球「竜の目」を奪い去り、行方をくらましている。竜騎士のジョブクエストのキーパーソン。異名は「屠龍のエスティニアン」 。
⇒なんと竜騎士クエストのあと、もろもろを克服してメインクエストにまさかのカムバック。アイメリク指揮のもと光の戦士とともに邪竜ニーズヘッグの動きの活発化の対策をとることとなり、「蒼天のイシュガルド」ではもう一人の主人公として活躍する。皮肉屋で人を食ったような態度を崩さないが仲間想いであり、真実を見据え、旅の中でイシュガルドの真実を知って尚取るべき行動を模索する男でもあった。どん底にあったアルフィノにとって不良な兄のように接し、彼の生き方に大きな影響を及ぼしていく。プレイヤーの心の内を代弁する鋭い物言いも人気の一因。6.0より髪をひとつにくくってイメチェン、バトルシステム「フェイス」に登場すると発表された。 - オルシュファン・グレイストーン (CV:西田雅一)
エレゼン男性。異名は「銀剣のオルシュファン」。
北方の宗教国家イシュガルドよりクルザスに派遣された駐留武官。鎖国状態であるイシュガルドの4大名家の傍流でありながら冒険者に協力的な姿勢を見せる。
当初はただの鍛えられた肉体好きの変態変わり者と思われていたが、冒険者らが大規模な陰謀により窮地に陥った際も風聞を顧みず真正面からの助力・激励を行った。冒険者を「英雄」「便利屋」とみなす風潮のあったエオルゼアで、「友人」として扱った数少ない人物。詳細は個別記事で。
アラミゴ
拡張パック「紅蓮の解放者(リベレーター)(4.0)」にて実装。
エオルゼア東部、グリダニアよりさらに東のギラヴァニア地方に位置する軍事国家。
戦僧「モンク」や長槍の「パイク兵」などの特徴的な近接戦闘術をもつ国軍により、幾度となくグリダニアの国境を脅かしてきた強国であったが、暗君による過度な粛清を発端とした内乱とそれに乗じたガレマール帝国の侵攻によって国は壊滅、帝国属州となった。これにより多くの難民が他国に流れてきている。
難民たちは虎視眈々と祖国奪還を狙っているが、人生を諦める者、ウルダハでの夢を追いはじめる者たちと祖国奪還に燃える者たちの間で温度差が産まれ、軋轢を生じている。
- リセ・ヘクスト
ヒューラン女性。
暁の血盟からアラミゴ解放軍へと身を投じた闘士。暁の血盟ではイダを名乗っていた。
当初は帝国の暴虐に虐げられる民の苦境に無力感を覚える展開が続いたが、アラミゴから東方へと物語が移る中、少しずつ成長を遂げてゆく。暴君に立ち向かった革命軍指導者、カーティス・ヘクストの娘でもあり、その名を背負う形でアラミゴ解放軍の旗印となり、赤い伝統衣装に身を包んで戦場に挑む。 - フォルドラ・レム・ルプス
ヒューラン女性。ガレマール帝国軍アラミゴ方面部隊、通称「髑髏連隊」隊長。
占領下のアラミゴにて帝国市民として生まれ育ったものの、生粋の帝国市民からは蔑まれ、旧来のアラミゴ国民からは売国奴として後ろ指を指されるという経験をしている。そのため力を示して帝国市民としての証明をしようと躍起になっている。
ドマ
拡張パック「紅蓮の解放者(リベレーター)(4.0)」にて本格的に登場。
エオルゼアより遥か東方、東州オサード小大陸の東岸ヤンサ地方に存在する国。25年前にガレマール帝国の侵攻を受けて属国とされ、近年これに反旗を翻したものの程なく鎮圧。国家は完全に帝国の支配下に置かれた状態となっている。
新生編終盤、ユウギリ率いる生き残りの難民がエオルゼアに大量に流入。その後紆余曲折を経て開拓団としてレヴナンツトールに入植した。
- ユウギリ (CV:佐藤利奈)
パッチ2.2から登場。アウラ女性。
東方のオサード小大陸の都市国家ドマからエオルゼアへ流れてきた難民の指導者。初登場時はエオルゼアでは見かけない種族(当時未実装のアウラ族)であったため、騒ぎを避ける目的で顔をすべて隠すヴェールと頭巾をかぶっていた。
Ver.2.3ではサンクレッドとともに巧みな双剣の腕前を披露して戦闘能力の高さを見せつけたほか、その後のストーリーでもたびたびドマの忍者を引き連れて戦闘に参加し、忍者の強さ、格好良さ、きたなさを印象づけた。異名は「霧隠のユウギリ」。 - ゴウセツ (CV:秋元羊介)
パッチ3.56から登場。東方系ルガディン男性。
ドマの侍大将を務めていた豪の者。ドマの反乱が失敗し、君主にして盟友のカイエンは死亡。妻子を失い、一時は自死をも考えたが、ヒエンの事を託されて踏みとどまる。帝国軍に徴兵される屈辱に甘んじながら鬼神の如き働きを見せ、数年でドマへの帰還を許された。
ユウギリの後を追いかけて舟でエオルゼアに向かうが、餓死寸前でたどり着く。彼の登場により、舞台はアラミゴから東方へと向かう事となる。
とある村を救うための時間稼ぎとして敵陣に乗り込み、住民の代わりに拷問を受けた際にも耐えきるなどかなりの頑強さを持っている。 - ヒエン・リジン (CV:小西克幸)
東方系ヒューラン男性。
ドマの正当なる君主の血を引く若君。幼名はシュン。
父カイエンによる反乱が失敗、ドマが陥落した後は消息不明となっていた。その後再起を誓って立ち上がり、長きに渡る忍耐の末に国を奪還する事に成功。大恩を返すべく、アラミゴでの決戦では空からの援軍として駆けつけた。その後東方の反帝国勢力をまとめあげ、エオルゼア軍事同盟に参加する。
アジムステップ
拡張パック「紅蓮の解放者(リベレーター)(4.0)」にて実装。
オサード大陸東部から中央部に掛けての広大な草原地帯を中心とする地方。アウラ・ゼラの多種多様な部族が存在している。
- マグナイ・オロニル (CV:八代拓)
アジムステップを治めるアウラ・ゼラの一部族、オロニル族の長。一人称は「余輩」。神の子を自負する傲岸不遜な人物だが、二大勢力の一つであるオロニル族を束ねる実力を持つ。
「余輩のナーマ」こと嫁探しに余念がなく、ヤ・シュトラやリセ、女性プレイヤーにまで声をかけるが、今のところ見つかっていない。曰く、彼のナーマは「慈愛にあふれ、可憐で控えめ、儚い朝焼けの雲がごとき乙女」で、それでいて戦えるとくれば完璧らしい。
アジムステップの覇権を争うドタール族の族長サドゥとは殺し合いに近い戦いをする一方、喧嘩ップルに見えなくもないのだが……
暁の血盟
特殊能力を持った者たちの互助会「十二跡調査会」を前身とした組織。
特殊能力を生かしエオルゼアへの貢献・救済を目的としていたが、第七霊災の中で帝国や蛮神といった脅威に対抗してきたことで徐々に発言力が増してきている。
世界の神秘に迫ることを目的とした「救世詩盟」のメンバーが合流し、現在の形となった。
- ミンフィリア・ウォード (CV:沢城みゆき)
ヒューラン女性。
秘密組織「暁の血盟」のリーダー。主人公と同じく過去視の能力「超える力」を持っている。
事あるごとにプレイヤーを「もしもし、私、ミンフィリアよ」と「暁の血盟」のアジトに呼びつけてくるため「お前が来い」「交通費よこせ」「アジトの前にテレポ移動先を設置しろ」と思ったプレイヤーも多く、呼び出しの着信音はみんなのトラウマ。公式でもネタにされた。
「ミンフィリア」は現在の通名であり、出生名は「アシリア」。 - サンクレッド・ウォータース (CV:中村悠一)
ヒューラン男性。
ウルダハ周辺で活動を行う。普段は女性を見かければ種族構わずナンパする優男だが戦闘スキルは非常に高い。吟遊詩人を名乗っていたが、投げナイフのほか短剣2振りによる近接戦闘に長けた双剣士であった。5.0からは新ジョブ・ガンブレイカーに転身、盾役を担う。 - ヤ・シュトラ・ルル (CV:茅野愛衣)
ミコッテ女性。
永遠の23歳。リムサ・ロミンサ周辺で活動を行う。神秘的な雰囲気を漂わせる幻術士。テンションの低い声で喋るすごい魔法使い。なお、妹のヤ・ミトラ・ルルは26歳である。5.0からはオリジナルジョブ・魔女となり、ヒーラーからDPSへと転身した。 - イダ・ヘクスト (CV:遠藤綾)
ヒューラン女性。
グリダニア周辺で活動を行う。軽い口調で、常に仮面で顔を隠している格闘士。仮面はこだわりがあるようだが、語るシーンは常にカットされ詳細は不明。4.0ではその正体が明かされる。 - パパリモ・トトリモ (CV:喜多村英梨)
ララフェル男性。炊飯器
グリダニア周辺で活動を行う。イダのお目付け役でクラスは呪術士。ララフェルならではの愛らしい外見とは裏腹にニヒリストで毒舌家。カットシーンでは頻繁にイダとの漫才のようなやりとりを見ることができる。見た目と声は可愛いがこう見えても40代のおっさん。なぜかネ実では歪んだ愛情を注がれる。 - ウリエンジェ・オギュレ (CV:KENN)
エレゼン男性。
暁の血盟の執務長として、広く裏方仕事を担当する。ゴーグルを装着した上にフードを深々と被っており、更には唐突に謎めいた厨二ポエムを連呼していたため、旧FF14では黒幕疑惑が浮上していた。クラスは巴術士。5.0からは占星術師となり、素顔も明らかになった。 - ムーンブリダ (CV:杉本ゆう)
ルガディン女性。
派手なアシンメトリーヘアにソーリアンレンジャー装備という出で立ちの豪放磊落な女性。
エーテル学、特にエーテライト関連のエキスパート。アシエンを倒すためのある手段を講じるため、また、憑依型蛮神『シヴァ』に対向する手段のためシャーレアンより派遣された。ウリエンジェとは幼なじみであり、彼女からの強烈なアプローチとウリエンジェの狼狽っぷりは必見。
とんでもない酒豪であり、時期によってはサンクレッドを飲み比べで昏倒させているシーンを見ることができる。 - ルイゾワ・ルヴェユール (CV:清川元夢)
エレゼン男性。
旧FF14では、ガレマール帝国や蛮族の脅威へ対抗するために学術都市シャーレアンから招かれた。月の衛星ダラガブに封印されていた古代の蛮神バハムートによる破滅の危機から一握りの冒険者を逃がし、それ以降消息不明となっている。
⇒バハムートと相打ちになるも魂を捕らえられてテンパード化。自身もネールと同じくエーテル体となっている。「大迷宮バハムート」真成編3層にて不死鳥フェニックスと化し冒険者一行と対峙する事となる他、第七霊災で冒険者達を逃がした後の真相が語られる。
- アルフィノ・ルヴェユール(CV:立花慎之介)
16歳。エレゼン男性。賢人ルイゾワの孫。
アリゼーの双子の兄。ある目的のためにエオルゼアを訪れた。
エオルゼア3国、一心同体となってガレマール帝国の侵略やハイデリンに迫る危機に対向するため「グランドカンパニー:エオルゼア」構想を立案し、新組織「クリスタルブレイブ」を発足させ総帥に就く。当初は指示ばかりで自分が動くことは少なく、印象はあまりよくなかったが、ある事件やある人物たちとの出会いから精神的に大きく成長する。
ジョブは巴術士→学士→賢者。 - アリゼー・ルヴェユール (CV:村川梨衣)
16歳。エレゼン女性。賢人ルイゾワの孫。
アルフィノの双子の妹。とある事情から、エオルゼア3国に対してあまり良くない感情を持っている。
第七霊災の真実を求め、各地にあるダラガブの破片(ラグナロク級拘束艦)を調査している。
「大迷宮バハムート」ではメインキャラクター。「蒼天のイシュガルド」の終盤(「紅蓮のリベレーター」への繋ぎ)のストーリーから正式に暁の血盟に合流し、以後は行動を共にする機会が増える。
ジョブは巴術士→赤魔道士。 - タタル・タル (CV:伊瀬茉莉也)
ララフェル女性。
事務担当。「○○でっす」「○○しまっした」といった特徴的な喋り方をする。ミンフィリアが「タタルさん」と呼んでいたため、結構なお年頃の可能性が・・・?即興で歌う歌詞の内容がかなり過激。
新拠点「石の家」に居を移してからは採掘師の資格を取得し、石の家の資金稼ぎの手助けをしている。一時期戦闘職を志して巴術士に入門するもむーたんカーバンクルを御しきれずに挫折する事となった。
「蒼天のイシュガルド」では裁縫師の資格を取得。各メンバーや冒険者の衣装を作成している。その後クラフターとして本格的に活動を始め、「漆黒のヴィランズ」終盤では暁専用の飛空艇までこしらえた。 - ホーリー・ボルダー
ルガディン男性。
暁の血盟が石の家に拠点を移した際、いつの間にか居た剣術士のモブキャラ。
イダのトレーニングについて行けずに膝を付いてたり、荷物を運んでいたり、ドマの難民の子供達に好かれていたりと妙に存在感を放っている。プレイヤーである冒険者に憧れており、手合わせした事も。後に弟のオーカー・ボルダーも暁の血盟に参加している。
手合わせの際に見せた、一介の剣術士とは思えぬスキルを使用することから、ウルダハで『ナイト』の戦技を身につけている可能性がある。異名は「白刃のホーリー・ボルダー」。 - クルトゥネ・デルボール
エレゼン男性。
ホーリー・ボルダーとともに石の家にいることが多い物静かな呪術師の男性。
暁のメンバーに感化されて熱くなりがちなホーリー・ボルダーを諌めている姿をよく見かけるが、彼の「光の戦士」との手合わせの際にはしっかり参加した。異名は「碩学のクルトゥネ」。 - クルル・バルデシオン (CV:南條愛乃)
ララフェル女性。
イシュガルドをめぐる問題の際、助っ人としてバルデシオン委員会からやってきた。趣味はアルフィノいじりという、彼にとって頭の痛い「お姉さん」。彼女も「超える力」の持ち主で、「言葉の壁を超える」精神感応に特化されている。
4.0では帝国軍に捕らえられるなど大変な目にあったが無事生還。また「禁断の地エウレカ」ではメインキャラクターとなる。
元ネタは「ファイナルファンタジー5」に登場するクルル・マイア・バルデシオン。 - アレンヴァルド・レンティヌス (CV:石原雅人)
ハーフガレアン男性。
流星雨を幻視して「超える力」を得たことから暁の血盟を紹介され、以後はプレイヤーと同じく冒険者の立場から組織に参加する。中盤に「砂の家」が急襲された際に親しい二人の仲間を失っており、折に触れて彼らに言及もする。
初期から登場していながらもモブに毛が生えた程度の存在感しかなかったが、「紅蓮のリベレーター」では彼の故郷アラミゴが舞台ということもあり、一気にメインキャラに匹敵するほどに出番が増えた。戦後はアルフィノと光の戦士と共に「廃王の黄金伝説」を巡って地下遺跡を探索したり、「超える力」によりテンパード化される危険がない分、蛮神討滅戦では先陣を切る役割を負う。
ガレマール帝国
三大州の内、エオルゼアと呼ばれる西州アルデナード小大陸以外の二州、北州イルサバード小大陸、および東州オサード小大陸を支配する軍事国家。
市民権を持つ者の中での多数派であるガレアン人は身体能力には優れているものの、先天的に魔法を使用できない者が多いが、それを補うべく「魔導技術」とよばれる高い科学技術を持つ。
初代皇帝ソル・ゾス・ガルヴァスが遠征中に「蛮神により死んだ土地」を目にした時期より「ハイデリンからの蛮神の撲滅」を国是としており、その蛮神の温床であるとしたエオルゼアの浄化を名分におよそ20年前から侵攻を開始している。
20年前のアラミゴの陥落以後長い間戦線は膠着していたが、5年前から侵攻が激化しカルテノー平原においてエオルゼア三国同盟との全面衝突「カルテノーの戦い」に発展。戦の最中ネール・ヴァン・ダーナスが暴走し月の衛生「ダラガブ」をカルテノーに落とす「メテオ計劃(けいかく)」を実行、エオルゼア全土を豪炎に包むも決定打に至らず、自軍も壊滅的打撃を受け撤退する。
初代皇帝・ソル帝が病床に付したことで再び侵攻の手は一時的に緩まったかに見えたが……
- ガイウス・ヴァン・バエサル (CV:大塚明夫)
ガレアン男性。
ジャッジ・ガブラス帝国軍第XIV軍団の軍団長。
旧FF14ではライバルであるネール・ヴァン・ダーナスのエオルゼア破壊に異を唱え主人公に色々教えてくれたツンデレであったが、新生FF14では本格的にエオルゼア侵略を開始。その目的は「強き支配者による弱き民の救済」にあり、多くの部下に信を寄せられる人格者でもある。武器はガンブレード「No.IX」。
⇒新生編メインクエスト終了後は生死不明となっていたが、実は生きていた事が4.5で判明。アシエンに唆された結果多くの部下を失い、そのケジメをつける為にアシエンを狩る「影の狩人」として、レジスタンスのリーダーとなっていた。その後も動乱に揺れる帝国を監視しつつ、殺戮兵器「黒薔薇」工場を破壊。クロニクルクエスト「ウェルリト戦役」ではメインキャラクターとなるなど、大きく立場が変わっている。 - ネール・ヴァン・ダーナス ネール・デウス・ダーナス
ガレアン男性。 ⇒ ガレアン女性。
帝国軍第VII軍団の軍団長。旧FF14のラスボス。エオルゼア支配を目的とするガイウスとは異なり、エオルゼアの破壊を目的としており、月の衛星ダラガブをエオルゼアに落とす「メテオ計劃(けいかく)」を発動した。武器はガンハルバード「ブラダマンテ」。 第七霊災後は既に故人。
⇒「大迷宮バハムート」侵攻編・4層のボスとして再登場。素顔が明かされ女性だった事が判明する。本名はユーラ・ダーナス、ネールの妹だったが兄が父の無謀な采配によって戦死、許嫁も命を絶ったのを恨み、父を暗殺後にネールとして軍団長となった。肉体はすでに消失したものの、バハムートによりエーテル体として生かされテンパードと化していた。 - ネロ・トル・スカエウァ (CV:北沢力)
ガレアン男性。通称「ネロさン」。
帝国軍第XIV軍団幕僚長。「機工師」としての腕も高く、様々な魔導兵器を開発。元同期のシドをライバル視している。エオルゼア侵攻の新たなる『究極兵器』の計画を進めているようだが……。
⇒最終決戦で生死不明となったものの、クロニクルクエスト「クリスタルタワー」にちゃっかり再登場。その後も再々登場し、紅蓮メインクエスト終了後はガーロンド・アイアンワークスの「期待の新人」として登場するなど、なかなかに目を離せない御仁である。
オウガバトルやFFT、ベイグラントストーリーなどでよく見られる「ん」が「ン」になった喋り方をする。武器はガンハンマー「ミョルニル」。お前がここを反転して読んでるなンざ分かりきってるンだぜ?お前のチャチな記事より愛にあふれてンだろ?ガーロンドォ…。 - リウィア・サス・ユニウス (CV:大原さやか)
ガレアン女性。
帝国軍第XIV軍団分権隊長。武器はガンバグナウ「アグライア」。かつてダルマスカにて徹底した反逆者狩りを行った事から「ダルマスカの魔女」の異名で畏れられる。人の大切なものを奪うことを楽しむサディスティックで冷酷な性格である一方、孤独を嫌い仲間や大切な人を失うことを恐れる傾向がある。孤児出身のためか名誉欲・独占欲が強い。自分を救ってくれたガイウスに絶大な信頼と愛を寄せており、浅からぬ関係にある事も示唆されてい……たがその後うまいことガイウスが回避していた事が判明した。 - リットアティン・サス・アルヴィナ (CV:遠藤大智)
ルガディン男性。
帝国軍第XIV軍団陣営隊長。武器はガンシールド「タルタロス」。属州出身の自身を差別せずに重用するガイウスに心酔している。ストーリー中での彼との戦いで見せる彼の傑物っぷりと、彼の部下との敵ながら心熱くさせるやりとりは必見。初のフルパで挑む討伐戦はほぼタイムアタックと化している。 - シド・ナン・ガーロンド (CV:小山力也)
ガレアン男性。
エオルゼアに亡命した元帝国人で、飛空艇製造会社「ガーロンド・アイアンワークス」社長。
「技術が人を縛るものであってはならない」という確固たる信念をもつ「伝説の機工師」。魔法中心であったエオルゼアに魔導技術と飛空艇技術をもたらした。
第七霊災以降は消息不明となるが…… - レグラ・ヴァン・ヒュドルス (CV:小杉十郎太)
ガレアン男性。
ガレマール帝国第VI軍団長。武器はやや大型のガンブレードである「ガンバスタード」(武器として機能すれば良い、という本人の考えにより固有名詞なし)。魔大陸「アジス・ラー」にて、ある調査を行っており、「蒼天のイシュガルド」では光の戦士と衝突することとなる。ガンバスタードォ!コッパミジンダ! - ヴァリス・ゾス・ガルヴァス (CV:中田譲治)
ガレアン男性。
ガレマール帝国軍を束ねる大将軍の重職を9年間務め上げた実力者。祖父であるソル帝が病床にあるため、後継者の有力候補とされていた。
「蒼天のイシュガルド」においてソル帝が崩御、他の候補者たちを排除し皇帝の座につく。だがソル帝からは日頃から嫌われており、その棺に唾を吐きかけたばかりか、ソル帝が好んでいた演劇を禁止するなど真逆の政策に出ている。 - ゼノス・イェー・ガルヴァス (CV:鳥海浩輔)
ガレアン男性。
アラミゴ属州とドマ属州を治める皇族の一人。ヴァリスの息子。
度し難いほどの戦闘狂。自身と対等に渡り合える存在を求め、その為にはいかなる残酷、冷酷な事をも厭わない性格。当初は光の戦士を歯牙にもかけなかったが、徐々にその存在を認め、最終的に「戦いを悦楽とする者」「唯一無二の友」として認識するまでに至る。
その他のメインクエスト登場人物
- ハイデリン(マザークリスタル) (CV:池田昌子)
FF14の舞台である惑星「ハイデリン」はそれ自体が一つの生命体であり、巨大なマザークリスタルを核としている。主人公はマザークリスタルによって選ばれた「光の戦士」として、様々な困難に立ち向かうこととなる。
聞いて……感じて……考えて……動き理解した? - アシエン・ラハブレア (CV:池田秀一)
主人公に敵対する、仮面を被った黒づくめの集団「アシエン」のリーダーと思しき人物。エオルゼアが抱える問題の大半にはアシエンが関わっているとされている。赤い仮面が特徴的。どう見てもシャアです本当にありがとうございました。 - イゼル・ダングラン (CV:内田真礼)
エレゼン女性。
イシュガルドと敵対し、ドラゴン族に与する「異端者」の頭目とされる「氷の巫女」。エスティニアン曰く「氷女」。
全体的に冷たい印象を与える、銀髪の長い髪を棚引かせる長身のスレンダーな女性。憑依型蛮神「シヴァ」をその身に宿し、当初は光の戦士たちとも戦うこととなる。
⇒アク・アファー円形舞踏場では雪だるまを作っていたりドラヴァニア雲海では初めてみたモーグリの可愛さに心奪われ我を失うなど、意外と乙女ちっくな所がある。色々あって光の戦士、アルフィノ、エスティニアンと行動を共にした時には、料理上手な一面も見せていた。 - ミドガルズオルム (CV:武虎)
すべてのドラゴンの始祖たる「幻龍」。15年前にモードゥナで起きたドラゴン族とガレマール帝国の戦い(銀泪湖上空戦)において帝国の戦艦アグリウスを撃墜するも相討ちとなり、その亡骸はアグリウスの残骸とともに「黙約の塔」としてモードゥナのシンボルとなっている。
⇒実は死んだわけではなく、復活の時を待って長い眠りについていた。光の戦士に興味を持ちハイデリンの加護を一時的に奪い、これを取り戻す為の試練を与えた。自らその行く末を見守るためにmikanドラゴンの子供の姿となって旅に同行。姿こそ可愛らしくなっても声は渋いままである。 - 闇の戦士 / アルバート (CV:諏訪部順一)
「時代の終焉」トレーラーにて登場し、カルテノーの戦いにて活躍した「光の戦士」たちと瓜二つな姿をした冒険者の一団。「光の戦士」の世界とは別世界の英雄であると語る。その真意は…… - リーン (CV:市ノ瀬加那)
「漆黒のヴィランズ」に登場する少女。当初は暁の血盟の盟主と同じ「ミンフィリア」の名で呼ばれ、ストーリーが進んでからは「リーン」と呼ばれるようになる。
事件屋ヒルディブランド
エオルゼアきっての紳士、ヒルディブランドが華麗に難事件を解決する連続クエスト。
基本的にシリアス傾向の強いFF14の中では異色のギャグ方面にパラメータが振り切れた内容であり、非常に人気が高い。
- ヒルディブランド・マンダヴィル
ヒューラン男性。
「旅の事件屋」を名乗る変態という名の紳士。その筋肉でモノを考える体質と破天荒で無茶苦茶な思考回路、微妙にズレた推理や目立つことが最優先で短絡的な行動などで周りのペースを乱しまくるが、最終的に話を解決の方向にまとめていく本作品きってのコメディ担当。
旧FF14にてガンハルバードの誤爆により空高く打ち上げられそのまま天に召されたと思いきや、5年の時を経て墓の中から復活。その際、ゾンビー達から同類と間違われてしまう。ギャグキャラは死なないの法則。毎回変顔で爆発オチに巻き込まれては犬神家のように脚だけ出して地面に埋まるオチはもはや様式美。
「蒼天のイシュガルド」においては本来出演予定はなかったのだが、ユーザーの希望によりストーリー展開がされることになった。続く「紅蓮のリベレーター」にも出演を果たすが、「漆黒のヴィランズ」では「一回お休み」となる。が、とあるインスタンスダンジョンで彼の姿を見かけたという報告も…… - ナシュ・マカラッカ
ミコッテ女性。
ヒルディブランドの助手。ヒルディブランドが復活するまでの間、その跡を引き継いで事件屋を名乗り行動していた。上司と違って優秀であり、機転を利かせた行動ができる。何故か意味もなく爆弾を持ち歩いてはあちこちで(うっかり)炸裂させている。夜更かしがちなのか、ちょっと難しい話になるとすぐ立ったまま居眠りする癖がある。 - ブリアルディアン
エレゼン男性。
イシュガルドの名家出身らしい、生真面目な敏腕の事件屋。通称「ブリ殿」。
怪盗「白仮面」事件の解決に向け腕を振るうものの、毎回ヒルディブランドにトンチンカンな筋肉推理でゆく先々を邪魔され続ける。「コメディリリーフ担当イケメン」という不本意な位置に立たされるものの、暴力まがいのテンポの良いツッコミにより巧みに切り抜ける猛者。話が進むにつれて変顔が伝染してきた。
「蒼天のイシュガルド」においてはヒルディブランドと離れた場所で別のストーリークエストの登場人物として姿を現し、ヒルディブランドと関わらないが故のギャグ補正抜きの有能な姿を垣間見ることになる。 - エリー
ヒューラン女性。
ウルダハの新聞「ミスリルアイ」の記者で、ヒルディブランドらに同行して怪盗「白仮面」の犯行を取材する。
ただの新聞記者な筈なのだが事件屋であるヒルディブランドよりよほど常識的でまともな推理ができ、なまじ常識人のため彼やナシュへのツッコミへ終始させられてしまう立ち位置になっている。
最近彼女にも変顔が伝染してきた。 - ゴッドベルト・マンダヴィル
ヒューラン男性。
ヒルディブランドの父であり、ウルダハ「砂蠍衆」のメンバーの一人。一大娯楽施設「マンダヴィル・ゴールドソーサー」のオーナーで、アラミゴから流入した難民を従業員として雇用することで難民問題の解決にも貢献している。
パンイチ&サングラスというネタキャラにしか見えないふざけた風体。一応公式の場ではちゃんと服は着ているのだが……
「エオルゼア最強の彫金師」「白髪鬼」などと物騒な異名で呼ばれているガチムチなオッサン。巨大な魔獣も魔物の群れも彫金ハンマーとプロレス技で屠る化け物。必殺技は「マンダヴィル・メテオドライブ」「マンダヴィル・夢幻闘舞」「マンダヴィル・彫金武神覇斬」などなど……加減しろ莫迦! - キール・ブライム
ヒューラン男性。
イシュガルドの異端審問官。ヒルディブランドの発掘した「遺物」が異端の技術ではないかと疑い彼に同行。案の定、ヒルディブランドに振り回されることになる。
コラボイベント・客演
- 異邦の詩人
エオルゼアの「外」からやってきたと語る謎の男性。エオルゼアの変動と冒険者を見守っており、時に冒険者を励まし、時に冒険者の勇名を称える。「紅蓮」以降は衣装を変えてあちこちに出没している。
どこぞのプロデューサーに似た容姿であり、ジャラジャラしたアクセサリを身に着けている。
「冒険者の戦いを詩として広めている」とのことだが、その内容は話を盛りに盛りまくったもので、いわゆるハードモード「極」「絶」が追加される。つまり:だいたいこいつのせい。 - ライトニングさん
FF13コラボイベント「閃光の影向(期間:2013年11月14日~12月9日、2014年2月4日~2月24日)」に登場。
FF13・LRFF13の主人公。「FFXIII」世界の神・ブーニベルゼによってエオルゼアに送り込まれる。 - シャントット
FF11コラボイベント「黒い悪魔(期間:2014年1月21日~2月3日)」にて登場。
新たに開発したという次元転移魔法でエオルゼアへと自力でやってきた。つまりFF11のシャントット本人である。 - ギルガメッシュ(CV:北沢力)
事件屋クエストに登場。通称「ギルちゃん」。
旅の剣豪を名乗る赤い頭巾をかぶった大柄な男。連れのニワトリにかつての相棒の名前を付けて旅をしている。「自分の武器」を探してエオルゼアを転々としていたところを「ヒルちゃん」ことヒルディブランドと出会い意気投合、行動を共にするが…… - 異邦の社長(ノッヒー)(ノッヒー)
妖怪ウォッチコラボイベント「妖怪ウォッチ エオルゼア大集合だニャン(期間2016年7月26日~2016年10月3日)」に登場。その後2020年に復刻版が開催された。
異邦の詩人に会うため、妖怪をつれてエオルゼアにやってきた。どこぞの社長に似た容姿をしている。 - 牙狼-GARO-
パッチ3.5~5.1(2017年1月17日~2019年10月29日)と、長期にわたり開催されたコラボ。
全ジョブ対応の武器と防具が実装され、黄金騎士・牙狼を初めとしたキャラクターの衣装が入手できる。またPvPのアチーブメント報酬として、魔導馬轟天・銀牙・雷剛が実装された。牙狼シリーズの原作・脚本・デザインをつとめる雨宮慶太氏は、これが縁となり「リターン・トゥ・イヴァリース」にて敵キャラのデザインを行っている。
5.1以降にヒカセンになったプレイヤーをはじめとした多くのヒカセンから復刻が求められるイベントで、これらの声を受けて吉田Pは復刻について前向きな姿勢を見せている。備えよう。 - リオレウス
パッチ4.36で追加された「王は頂にて眠る」「それは紅き空の王者」にて登場。(期間:2018年8月7日~)
『モンスターハンター:ワールド』とのコラボとしてシリーズの顔が登場。CERO的な都合で尻尾切断についてはぼかされていたが、「暁月のフィナーレ」では遂に切断がグラフィックに反映されるようになった。
相互コラボのため、FF14からはキングベヒーモス、サボテンダー(FF14ではない元のデザイン)、モーグリが新大陸に出張。PTで挑むのが前提の高難易度クエストとなっている。 - ノクティス・ルシス・チェラム
FF15コラボイベント「英雄への夜想曲(期間:2019年4月16日~5月27日)」にて登場。その後2021年に復刻版が開催された。
15世界におけるガルーダ戦の直後、一時的に姿を消していたノクトだが、実はエオルゼアへと飛ばされていた。レガリアごと砂漠に放り出され、状況を把握できない彼と光の戦士は出会い、元の世界へ帰る方法を探し始める。
開発スタッフ(コアメンバー)
関連動画
公式トレーラー・PV
トレーラー
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ライブ放送
プロデューサーレターLIVE
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