ファイヤーソーサラー単語

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ファイヤーソーサラー

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ファイヤーソーサラーとは、遊戯王OCGのカードである。

概要

「Spell of Mask －仮面の呪縛－」（2001年 4月19日発売）で登場。

効果モンスター
 星4/炎属性/魔法使い族/ATK 1000/DEF 1500
リバース：自分の手札を2枚ランダムに選択しゲームから除外する。
相手ライフに800 ポイントダメージを与える。

リバースモンスターの1体。手札2枚の除外をコストに相手に800 ダメージを与える。

手札2枚と引き換えに800ではあまりにもダメージ量が少なすぎる。ダメージが欲しいのならば「デス・コアラ」を使ったほうがカード消費でもダメージ量でも勝るだろう。除外を利用するにしても、ランダムなのでコンボを狙いにくい。除外枚数を重視するにしても手札ではなくデッキを除外する「炎の女暗殺者」が存在する。

あえてこのカードを使用するならば、このカードを相手に送りつけて、相手の手札を除外することになる。800 ライフと引き換えに相手手札2枚を除外するカードと考えれば強力な効果である。

相手に渡す手段としては、「強制転移」、「死のマジック・ボックス」などもあるが、現在ならば「リバース・リユース」を利用するのが楽。墓地から相手フィールドに2体出せるので、一気に4枚の手札を除外させられる。

リバースする手段としては、単純に攻撃する手もあるが、表示形式を変更するカードと併用すると再利用も可能。「砂漠の光」や「太陽の書」、「カオス・インフィニティ」などがある。また、表側表示になった後は「皆既日蝕の書」で再利用が可能。「皆既日蝕の書」によってドローされるデメリットはこのカードの効果で帳消しにできる。

レベル4と言うことで「召喚僧サモンプリースト」などで特殊召喚してエクシーズ召喚したり、シンクロ素材にしたりすることもできるので、効果を使えない場合でも一応使い道がある。
これは送りつけた後に除去せずに放置すると、相手に利用される恐れがあるということでもあるのだが。

欠点は相手に目的を悟られやすいこと。このカードを使う意義は実質上記の手札破壊以外にはないため、相手はこのカードを見ただけで警戒し、手札をセットするなどして減らしてくる可能性がある。「リバース・リユース」を使う場合、一度墓地に置くことで相手に見せなければならないので、その危険性が高まる。

また、手札2枚と引き換えならば軽いとはいえ、800のダメージを受けてしまうことには注意が必要。何度も効果を利用した場合などは、このカードのダメージが敗因になってしまう恐れもある。
ダメージを「H・C サウザンド・ブレード」、「ペロペロケルペロス」などに利用することもできるので、悪いことばかりではないのだが。

手札を2枚除外するのはコストであり、このカードの効果は強制効果なので、手札が2枚以上あるならば必ず発動し、コストを支払わなければならない。一方で、手札が2枚未満の場合は効果は発動しない（マスタールール2までは、発動するが除外せずに不発となる扱い）。手札が1枚しかない場合にそれを除外することはできない。

「マスターガイド」の「ミス OCG コンテスト」で第8位に入っている。
この事から女性型モンスターと分かるが、カード名のソーサラーは英語名でもSorcererとなっており、女性名詞ではない。アニメではSorceressと修正されている。