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Φ 概要
ファイレクシアとは、マジック:ザ・ギャザリング(以下MTG)の背景世界に存在する次元、文明を指す。
暗黒次元、諸悪の根源、この世の全ての悪とも呼ばれており、かつては荒廃の王「Yawgmoth / ヨーグモス」が支配していた。
Φ 残虐性
『病に倒れ、苦しむ者を治療という名の改造をもってファイレクシア人に作り変える』
という方法で生まれた異形の軍団が犇めく。
カードゲーム内でもその邪悪さ、残酷さは反映されており
《脊髄移植/Spinal Graft》
《ボディ・スナッチャー/Body Snatcher》
等の気味の悪いカードが多く存在する。
イラストも不気味でグロテスクなものが多い。
次元内部には疫病が蔓延し、カードのフレイバーテキスト※1において進行症状が記されている。
(カッコ内はフレイバーテキストの書かれているカード名)
第一段階:発疹と吐き気。 《ファイレクシアの告発者/Phyrexian Denouncer》
第二段階:高熱と高い感染性。 《ファイレクシアの堕落者/Phyrexian Debaser》
「Phyrexian / ファイレクシア病」とも呼ばれるこの疫病を《疫病吐き/Plague Spitter》※2を用いて他次元にばら撒き、兵力や生産力の低下を促す策も、ファイレクシアにとっては常套手段である。
また、ファイレクシア人の体内には黒い膿漿が流れており、これに触れると汚染、侵食されやがてファイレクシア人となる。黒くぎらつく油状の液体である事から、これを「Phyrexian oil / ファイレクシアの油」と呼ぶ。
Φ 新ファイレクシア
ファイレクシア軍は多元宇宙の中心次元ドミナリアに侵攻するが、失敗に終わる。
ヨーグモスが支配していたファイレクシアは、9人のプレインズウォーカー※3によって破壊された。
「Father of Machines / 機械の始祖」であるヨーグモスも討たれてしまい、ファイレクシアの邪悪な機械文明は終焉を迎える事となる。(ファイレクシアによるドミナリア侵攻)
それに貢献した銀のゴーレム「Karn / カーン※4」は、数多くの犠牲をもってプレインズウォーカーとして覚醒した。
かくしてプレインズウォーク(次元渡り)が可能になったカーンは、様々な次元を渡り歩いた後に金属次元「Argentum / アージェンタム」を創造し、更なる旅に出る。
その身に、ファイレクシアの油を内包している事も知らず・・・
Φ ミラディン~フィフスドーン
カーンにアージェンタムの管理を任された「Memnarch / メムナーク」は、金属で彩られた美しい銀世界よりも、生命に満ち溢れた世界に憧れ、生命を呼び寄せる為の探査機を作る事にした。
しかしある日、メムナークはカーンの宮殿にほんの少しこびり付いた「黒い油」を拭き取ってしまい、侵食されてゆく。
時が経ち、メムナークにより生命が住まうようになったアージェンタムは、新たに「Mirrodin / ミラディン」という名を与えられたが、その創造主であるカーンが帰ってくる気配は無かった。
メムナークは自らもプレインズウォーカーになる事を決意し、それになる為に必要不可欠なプレインズウォーカーの灯を持つエルフの少女、「Glissa / グリッサ」を狙う。
家族の死や深い絶望に耐えながらも、仲間と共に暴走したメムナークを打ち倒してミラディンを救う事に成功したグリッサは、ミラディンの核の中で静かに眠りについた。
Φ ミラディンの傷跡~新たなるファイレクシア
メムナークの支配から解放されたミラディン。
だが、彼を狂わせたファイレクシアの油はミラディンの核にまで達し、ファイレクシアの核へと変化させる。
機械を始めとする金属で構成されたミラディンは、ファイレクシアの再興にはこれほどなく適した場所だった。
ファイレクシアの核は新たに支配者たり得る存在も含めたファイレクシア人を生み出したが、彼らは来たる侵攻の時を待ち、核に身を潜めていた。
そして始まる感染と汚染による侵略。
囁きの大霊堂から始まり、水銀が満たす海に大量の油を流し込み、瞬く間に侵食は広がった。
ミラディンの住人も一致団結し対抗をするが、ファイレクシア人が得意とする改造と油により、戦争で死んだミラディン人はファイレクシア人となってしまう為、抵抗も空しくその圧倒的戦力に成す術なく侵されていく。
過去、ミラディンを救った英雄であるグリッサ。
核にて眠っていた彼女も例外なく油に飲まれファイレクシアの将校となり、かつてその世界を救う為に振るった力と、汚染され変異した肉体と毒をもってミラディン軍を脅かした。
こうしてミラディン軍の抵抗力は残り僅かなものとなる。
かつてのファイレクシアは黒いマナにのみ関係していたが、ミラディンを侵攻する事で5色全てのマナへの広がりを持つ事が出来るようになった。
それによりファイレクシアの思想のままに、各々の発展理想を持つ5人の法務官率いる5つの派閥が生まれる。
彼らは新たなる指導者、即ち『機械の始祖』の候補となっている存在については特に異なった考えを持っていた。
機械正典
大修道士、エリシュ・ノーン
候補者を擁立しているが、それは自身の傀儡とするに適した存在だからである。
発展の動力源
核の占い師、ジン=ギタクシアス
候補者を信用しておらず、別の者を機械の始祖に着任させたいと考えている。
七人の鋼の族長
囁く者、シェオルドレッド
静かなる焼炉
隠れしウラブラスク
悪意の大群
飢餓の声、ヴォリンクレックス
指導者となる者は一人だけという考え方を否定している。
その機械の始祖の候補者は、かつてアージェンタムを創造し、旧ファイレクシアを統べていたヨーグモスを討った者。
ファイレクシアの油によって、肉体も精神も蝕まれたカーンであった…
かくしてアージェンタムからミラディンへと名前を変えたその次元は、3つ目の名を与えられ完成する。
The Great Work of New Phyrexia is Complete.
New sources of mana power the Machine Orthodoxy.
Beneath Phyrexian skin, the heart of Mirrodin burns.
The body is whole, but whispers splinter the mind.
The Father of Machines
…is coming.
Destroyer.
NEW
※1 フレイバーテキスト : MTGの魅力の一つ。カードテキストの空欄に描かれている、世界観やカードに描かれている人物などの雰囲気を表した文章の総称。ルールやゲームには一切関与しない。
※2 疫病吐き : 一応、ファイレクシアの兵器なのだがイラストがのっそりしていて可愛いと評判。
※3 プレインズウォーカー : 次元渡りを行える存在で、一般の魔道士とは比較にならない魔力を持ち、中には一部の地域や部族から神として崇められている存在すらいる。誰でもなれる訳ではなく、生まれつき「プレインズウォーカーの火花(後に「灯」に日本語訳変更)」を持っている者のみがなれる。
MTGのプレイヤーはこれになり、様々な次元からクリーチャー等を召喚して戦うという設定だが、ストーリーの中にもプレインズウォーカーが登場する。
※4 カーン : プレインズウォーカー「Urza / ウルザ」によって作られた銀のゴーレム。ウルザを庇って死亡したファイレクシア人である「Xantcha / ザンチャ」の心が組み込まれている。
Φ MTGプレイヤーとファイレクシア
その極悪非道さやカリスマから、一部プレイヤーからは絶大な人気を誇っている。
古くからのMTGプレイヤーでその名を知らぬ者はまずいないだろう。
更にファイレクシアに関連するカードは強烈な性能を持つものが幾つか存在し
《ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator》
《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》
《ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain》
等は、非常に強力で人気が高い。
特に2枚目と3枚目は今でも禁止若しくは制限カードに指定されているぶっ壊れたカードである。
ヨーグモスが消滅した後、ストーリーのファンからヨーグモス生存説が多数挙げられ、復活希望の声もあがった。
しかし、公式から「痕跡も残らず抹消された」と明言されて、肩を落としたプレイヤーも少なくないだろう。
ヨーグモスは復活しなかったが、ミラディンの傷跡ブロックにてファイレクシアが復活した事により歓喜したプレイヤーもまた少なくないはず。
ファイレクシアに汚染され、『完成した』ミラディンである新ファイレクシア。
ミラディンの傷跡ブロックにて追加された新たなカード能力である『感染』。
新たなるファイレクシアで登場した《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》のフレイバーテキスト。
それらの事からファイレクシアに関する動画には、『もっと完成されるべき』等の完成という言葉が含まれたタグが使用されていたりする。
また、新たなるファイレクシアで登場した2点のライフ損失でコストを代替できる『ファイレクシアマナ』は、その枚数こそ少ないながらもマジックの根幹を支えるカラーパイ(色毎の役割)を大きく崩壊させてしまい、数多くのプロプレイヤーから「マジック史上最高レベルの失敗メカニズム」「生み出しちゃいけないシステムだった」などと批判されている。メインデザイナーのMaro氏も後の講習会にて「ライフの支払いで代替という案をより強く否定しておくべきだった」と語っている。
Φ 関連動画
Φ 関連商品
Φ 関連コミュニティ
Φ 関連項目
[1]ミラディンの傷跡PVより引用
[2]MTG wiki より引用
[3]新たなるファイレクシアPVより、ファイレクシア軍の台詞から引用
このページは、MTG wikiの参考を元に製作しました。
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