概要
ファスティングは断食とほぼ同じ意味で使われがちだが実際には別物である。断食は水分のみ摂取して固形物を一切食べないことが多いのに対し、ファスティングは水分や酵素ドリンクやスムージー、梅干しや素焼きのナッツなどは食べても良いなど、強めの食事制限とでも言うべき健康法である。
ファスティングは一定期間、固形物を摂らないことで消化器官を休めることが目的である。腸内環境が整ったり、肌が綺麗になったり、下痢や便秘やアレルギー症状を軽減させることが可能であるとされている。
一般的には「16時間」「1日」「3日間」「1週間」がファスティングの期間に設定されることが多い。
例えば「16時間ファスティング」の場合、夜の20時に食事を摂り、次の日の朝食は抜いて昼の12時に食事を摂る。こうすることで睡眠時間も含めて16時間の間、食事を摂らない時間を確保できる。
なお、ファスティングを始める前には準備食、ファスティングが終わった後には回復食として消化の良い食事を摂ることが求められる。さらにファスティング期間は普段よりも多めに水分を摂取することが望まれる。
また、成長期の子どもや妊婦や高齢者、病気や障害のある方はファスティングの実施は避けたほうがいいといわれている。
※長期間のファスティングを実施する場合は、医師の判断で行うようにしていただきたい。
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