ファンアートとは、ある創作物をモチーフにした二次創作物である。
概要
英語「fan art」のカタカナ表記。英語では「fanart」「fan-art」など別の表記がなされることもある。略して「FA」とも。
「fan」は「ファン」、「art」は「芸術」「創作」の意味なので、要するに「ファンによる二次創作物」である。「商業として報酬を得ている二次創作物」、例えば「ある漫画作品について、作者ではない別の漫画家らを集めて発行されたアンソロジーコミック」などは「二次創作物」ではあるが「ファンアート」とは呼ばれない。
「二次創作のイラスト」という意味で使われることも多い[1]が、「絵」に限らず、例えば動画や音楽や3DCGモデルやフィギュアなど「絵」以外の様々な対象についても「ファンアート」の言葉が使用されることはある。
アメリカ合衆国のMerriam-Webster(メリアム・ウェブスター)社による辞書サイトでの「fan art」と言う言葉の記事によると、1969年からこの言葉が使用された記録があるとのこと。具体的にどのように使用されたのか、については記されていないが。
二次創作特有の、扱いに関する注意すべき点は多々ある。それらの注意点等は「二次創作」の記事を閲覧願いたい。
ニコニコ静画では漫画やアニメ、ゲームといったファンアートの他に、ボカロなどニコニコ動画で人気がある楽曲へのファンアートも多い。静画では動画と同様に親作品登録機能が存在するため、ニコニコ動画に投稿されているコンテンツ、特にボカロ曲等のファンアートを描く場合はこの機能を活用して本家の作品の応援をすることができる。またコンテンツツリーからの閲覧数増加も見込めるため、是非活用してもらいたいところである。
関連静画
関連項目
脚注
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