ファンタジーマップシミュレーターとは、神ゲーである。
概要
2024年9月4日に発売されたシミュレーションゲーム。アーリーアクセス中。
架空の世界で架空の国家が興亡していくのを眺めていくゲームである。もちろん、ただ眺めるだけでなく特定の国家に肩入れして無から軍団を作って戦争の形勢を変えさせたり、海の場所に大陸を作って新しい国家を置いたりして情勢を新たに作ることもできるまさに神の視点から世界を好き放題にできるゲーム。
どちらかといえばシミュレーターの要素が強いので放置して国の興亡を傍観者として眺めることに特化している。その為に公式で壁紙に設定する機能が用意されており、下部メニューから壁紙として設定ボタンを押すとデスクトップの背景に埋め込まれて自動的に興亡が継続される。
統計情報も用意されており、その国の国力や経済力、戦争の概要などを見ることができる。ただ、現在の所内政要素がほぼ皆無なので領土の大きさ(人口)≒国力となっておりそこのあたりはやや大味である。また、経済力も国富の総量というよりは国庫にいくら金が残っているかを示したもので、払底するとマイナスになる。
また、歴史項目から現在までの国家の趨勢をみることも可能で、その年に起こった歴史的な事件を確認できる。ただしこれは一年経過すると消えてしまうので過去を参照したい場合は逐次スライダーを戻す必要がある。
現在は基本的に戦争ベースで和平も一瞬で終わってしまい単調な部分も見受けられるが、将来的には指導者と内政のシステムや、傀儡国家、特殊資源のシステム、ランダムイベントの実装などが計画されており、これからに期待がもてる作品となっている。毎週ないし隔週で更新もなされており意欲も盛ん。
ワークショップも解放されていて、二次創作として既存作品の世界を再現したり、現実の世界や大陸を再現したマップが置かれている。
大まかな流れ・仕様
ゲームを起動した瞬間から架空世界が生成され国家が興亡していく。
基本的に大きい国が小さい国を巨大な軍隊で蹂躙してさらに勢力を拡大していく仕組みなのだが、かといってそう単純なものでもなく腐敗度というものが設定されており、時間の経過でこれが重度になると反乱が発生し国家が独立する仕様になっている。そのままやられっぱなしで消えていくこともあれば、案外持ち直して再統一を果たし、更に勢力を拡大することもあり、うまく転んで世界統一まで成し遂げることもある。
世界が一つの国家により統一されてもゲームは続き、先程かいた腐敗度によって反乱が発生し、興亡がまた再開する。世界統一をなした国が一度立て続けに反乱が起こると対処しきれなくなって滅亡していくのが常であるがたまに国家体制とうまく噛み合ってかなり長生きすることもある。筆者の環境では1800年ほど数十度の反乱を生きながらえて世界統一国家として存在する国が登場した。腐敗度がリセットされて良好な統治(初期値)に戻ると戦況が安定するので勢力の大きいうちに立て直しが効くとそうなるようである。
◯◯共和国や◯◯王国、◯◯連邦など国家体制がデフォルトで設定されているが、現在の所政変や内乱の要素は実装されていないのでその体制は永続する仕組みになっている。
一旦滅ぼされた国でも、反乱の際に「第二xxx」として復興されることもある。復興後に再度滅んだあとにまた復興されると、「第三xxx」「第四xxx」…と数が増えていく。
植生や河川などが実装されており、どの程度まで影響してるかは分からないが、小国でも大国からの攻勢にやたら耐えている場面も見かけるため多少は影響している模様。ただし、兵站(補給)の概念がほぼ欠落しており遠く隔てた海の先にある国を大軍で当たり前のように攻めたり、特に意味もなく軍が動き回ってたり、予備軍を残しておくなどの概念もなく逐次投入を繰り返すだけなので戦略ゲームとして期待すると肩透かしを食らうかもしれない。あくまでシミュレーターであることを忘れずに細かいことは気にせず興亡を眺めよう。
関連動画
関連リンク
関連項目
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