ファーストペンギンとは、
概要
社会の中において、初めてのことにリスクを恐れず挑戦することは容易でないため、その初めてのことに対して立ち向かう者や企業、団体に対してこの「ファーストペンギン」という言葉を用いて、称賛やバッシングを行うことが一部である。特にベンチャーキャピタルなどベンチャー企業への投資家界隈で使われる。
南極などに住む群生のペンギンは、水に飛び込む際に仲間と一緒に飛び込む習性があり、最初は水に飛び込む際に恐怖や危険を感じてしばらく飛び込むことはない。しかし、1匹が飛び込むとその様子を見た他の群生のペンギンたちがその海などの安全を感じ取り、次々に飛び込んでいく習性がある。この最初に水に飛び込むペンギンのことを、「ファーストペンギン」と米国では呼び、人間に例えた使われ方が今日までされてきている。日本では、朝の連続ドラマ「あさが来た」の中で、主人公「あさ」がこのファーストペンギンに例えられる台詞が登場したことで起業家界隈などで広まった。主人公のモデルとなった広岡浅子は、実業家としても知られ、明治時代に実際に様々な新規事業開拓を行った人物としても知られている。
ソフトウェア開発
国際ゲーム開発者協会(International Game Developers Association)のパイオニア賞は元々ファーストペンギン賞である。第1回受賞者はメタバース(SecondLifeやVRChatが代表作)祖といわれる、パソコン通信2DCGチャットサービスHabitat(のちの富士通Habitatシリーズ)を開発した米国のクリエイターChip Morningstar(チップ・モーニングスター)、Randy Farmer(ランディー・ファーマー)である。
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関連項目
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