″これから先もずっとこんな日が続けばいいのに″
フィオルンとは、任天堂より発売されたWii専用RPG『ゼノブレイド』 (Xenoblade) の登場人物である。
概要
本作品のヒロインであり、主人公シュルクの幼馴染で英雄ダンバンを兄に持つ。
幼馴染であるシュルクとラインと3人で変わらない日々を送っている。大剣の渓谷での大戦後、体を壊したダンバンを看病しつつ一緒に暮らしているが、いつ機神兵の侵攻によってダンバンが戦う事になるのかと常に不安感を抱いている。性格は兄譲りの直往邁進な性格で、思った事をハッキリ口に出すタイプ。
シュルクに対して好意を抱いており、その感情はお互いに感じてはいるものの、今ひとつ互いに踏み込めないでいる状態らしい。(ダンバン談)対してラインへの対応は気心が知れた間柄である事とラインのキャラクター故か、シュルクと比べると若干雑な印象を受ける。
戦闘面に関しては、性格と気質をそのまま表したようなインファイタータイプで、両手に持った双剣で果敢に相手の懐へ踏み込む。
※以下記事内容において、極度のネタバレ要素を含みます。未プレイ者は注意してください。
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″いくらでもこの体使って欲しい″
機械化後のフィオルン
序盤のコロニー9への機神兵の襲撃事件の際命を落としたと思われていたが、機神メイナスの魂の器として体を復元、機械化され命をとりとめた。が、記憶を失ってしまっている。実際は失ったのではなく、フィオルンの人格だけが内側に隠れてしまっているだけで、仲間と再会し触れ合う事でフィオルン本来の人格と記憶が次第に戻ってゆく。
シュルク達のピンチの際に、自身のモナドを度々使用する事で徐々に体内エネルギーを消費してしまっている為、やがて身体機能が停止してしまう事を察知している。
機神メイナスと融合し、機神界やメイナス自身の感情を知る事で、巨神界だけでなく機神界も救いたいと思っており、悲運な運命を背負わされた事に対しても、シュルクに再び会えて一時期でも共に戦場に立てる事に感謝している。
性格も機神メイナスの影響なのか、機械化後の方が口調や発言内容や仕草に、包容力や母性など女性的な部分が強くなっているように思える。
戦闘面に関しては、機械化してアーツ等が大幅に強化されているが、手数と攻撃系アーツでガンガン攻めるスタイルは変わっていない。
タイプが「パワー」「エーテル」「スピード」の3方向に分かれており、装備によってその性質は大きく変わる。
スピード特化させ、ヘイストとダブルアタックとテンションを高くするジェムを装備するだけで最強のアタッカーとなる。
特に「勝気」スキルの性能が凄まじく、4連発クリティカルなどダブルアタックのジェムとの相性が抜群。
弱点としてHPがそれ程高くない事と、手数が多い事でスパイク持ちの敵に対して極度に弱く、スパイク軽減ジェムを装備したり、シュルクに「破」(ブレイカー)をして貰うなどの対策が必要。
外部出演
PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLDでは主人公が大乱闘に明け暮れているため代わりにゼノサーガのKOS-MOSとタッグを組んで参戦。フィオルンは物語後半で登場する機械化された姿で登場。時期としては機神界を冒険している途中でこの世界へ迷い込んだらしい。フィオルンの中のメイナスもちょいちょい登場する。
元々カオスなゲームの世界観なだけあり本編中の張りつめた緊張感はほとんどなく、敵に立ち向かう際に「お兄ちゃんなら短パン一丁で楽勝なのに」と発言してKOS-MOSからあの名言を引き出したり、敵を気絶させた後に転倒を狙う作戦を聞いて「これってもしかしてワイルドダウン?」と連想したり、戦乙女をハイエンターと勘違いしたりと他キャラの例に漏れずフリーダム。とはいえふざけっぱなしというわけではなく、復活した黒いフェイスと決着をつけるなど決める所はしっかり決める。
戦闘では原作通りのアーツを使うほか、原作では使えないモナドバスターまで使いこなす。そしてKOS-MOSと共に繰り出す必殺技は最後のXの字に斬るというゼノシリーズファンに堪らない演出まである。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL:シュルクの最後の切りふだ「チェインアタック」で機械化ホムスの姿で登場。原作もびっくりの四人連携を見せる。
ゼノブレイド2:ノポン・ダイセンニンが創ったアルストでも巨神界でもない謎の空間「挑戦の地」にシュルクと二人で迷い込み、同じく迷い込んだレックス一行と意気投合する。今回はホムスの姿で登場。
ブレイドではないがドライバーに武器を貸し、自身はサポートに専念することに。武器はナイフ、属性は風、ロールは回復だが攻撃力も高い。当初は挑戦の地でのみ使用可能だが、条件を満たすとアルストに連れて行けるようになる。ブレイドではないので、オーバードライブを使わずにドライバーを変更することができる。エキスパンション・パスの購入が必須な点に注意。
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関連項目
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