フィラー【filler】とは英語で埋める物・詰め物・添加物を意味する単語。転じて、放送の空白を埋めるための番組・映像のことを指す（フィラー番組・映像）。
概要
放送では、流すものがない時や放送休止・試験電波発射中等に、環境映像や音楽で時間を埋める事から、それが「フィラー」と呼ばれるようになった。ただ、放送局内では「フィラー」とは呼ばず、「保障BG」と称してるらしい。（ただ、フジテレビの「JOCX-TVフィラー」ではご丁寧に番組名になっている。）
あくまでも埋め物扱いであるため、突然フィラーが終了してもおかしくない番組である。
フィラーの有名な例として、テレビ神奈川でアニメ「School Days」最終回が放送中止になったときにながれた「nice boat.」がある。また、昭和天皇崩御時のCM自粛でも穴埋めでフィラーが流れたようである。
その他の例としては、CMが無い・流せない時や、スポーツ中継が終了して余った放送時間を穴埋めするために放送されることがある。また、機材不調により番組が再開できない（放送事故）場合に流れる「しばらくお待ちください」（所謂ちょいまち）もフィラーである。
以前は、放送休止時等によくフィラーを見ることが出来たが、現在は、終夜放送化による放送休止の減少によって、NHKやテレビ東京といった定期的に放送を休止する局を除いてフィラー番組の放送は少なくなっている。
主要なフィラー番組
- 映像散歩（NHK）
- インターミッション（NHK）
- 日テレNEWS24（日本テレビ等のNNN加盟局）
- オールナイトミュージック（テレビ東京）
- Sound Weather（フジテレビ）
- Sound Storm（名古屋テレビ）
放送終了
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関連項目
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