フィリア単語

その正体は族長の娘、翼はないがれっきとしたリファ族だった。

翼を持たずに生まれた理由が分からず、父である族長には世間体を気にされ、捨て子ということにされていた。聖風の谷地方の風が止まってリファ族の者たちが弱っていく中、フィリアは影響を受けなかったが、子供たちの悪戯のせいで崖に取り残され転落しそうになっていた。崖から手を放して落ちてしまったが、神の石の力で浮遊してゆっくり降下できたため無事だった。

後に祖母から自身がリファ族であったことを明かされ、リファ族を救うために主人公に同行することを命じられる。そしてリファ族の神殿の扉を開けることができたことでリファ族であることを自覚した。

神の石さえあればフィリアも空を飛べるが、「自分がリファ族の一人であったことが分かっただけで十分」とし、主人公たちに託す。

父のことは許していたが、それでも教会に度々懺悔しに行くのを見て心配している。

作中ではあまり明かされなかったが、この後に主人公の旅の目的と自分に翼が生えなかった理由を調べるようになる。

現代の世界では信仰の対象となっている。

神が復活した後で聖風の谷地方を含めて世界が封印されていく中、風の塔の頂上では大人の姿で姿を現す。そこで自分の翼は最後の希望として族長のセファーナに託される運命だったことを話す。