フェイスハガーとは、映画「エイリアン」並び「エイリアンVSプレデター」、各シリーズに登場する架空の生物である。
概要
映画「エイリアン」に登場する地球外生命体の繁殖システムの一部を構成する、動的な生殖体とも呼べる存在。これ自体はエイリアンそのものではない。名の由来は「Face(顔~に)Hugger(張り付く~もの)」。
丁度、人の手を手首から合わせ開いたような部位に人の指に酷似した脚が伸び、脊椎のような尾を生やしたようなシルエットをしている。色も人肌の色に近く、生理的嫌悪感を抱かせる。
クイーンエイリアン(以後、クイーン)から生み出されたエイリアンエッグ(又はエッグチェンバー。以後エッグ)の中に潜み、寄生対象が近づくとエイリアンエッグが開き、中から飛び出す。そして寄生対象の頭部に張り付き、脚と尾部で固定すると、胴部に女性器に似た器官から管を伸ばして寄生体を送り込んだ後、活動を停止する。その後、送り込んだ寄生体はチェストバスターに成長し、対象を食い破る。
映画では宇宙服のフード(カバー?)を破ってノストロモ号乗組員の一人の顔面を覆うほど力が強く、また活動中は体液が強酸性(停止後は中性に変化する)のため完全に固定されてしまうと引き剥がすのは不可能に近い。
寄生対象は一作目では人間、3では犬(又はそれに類する四足歩行の生物)、エイリアンvsプレデターではプレデター自体と一定の条件を満たす生物であれば何でも良いらしい。成体になったエイリアンは繁殖場所にエッグを並べた上で寄生候補の生物を生きたまま連れ去ってエッグの前でゲル状の体液で固定し、繁殖の手伝いをする。映画中、無数のエッグが次々と開き中からフェイスハガーが現れようとする画は、絶望を表す名シーンである。
クイーンの寄生体を産み付ける為のクイーンフェイスハガーが存在しており、こちらは大きさや体色が異なる。
ニコニコ的タグとしてのフェイスハガー
映画としてのエイリアンに登場したフェイスハガーのインパクトは強く、殆どの場合はフェイスハガーそのものを扱った作品に対して付けられる。
が、一部では何かが顔面にしがみついたり覆い尽くす絵面に対して、フェイスハガー(状態)を表すものとして付けられる事がある。
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関連項目
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