フェムトファイバーとは、組紐の最小単位となる認識できないほど細い紐のことで、これを用いて組んだ組紐は最強の強度を誇る。(59字)
サマリーわかりやすく言うと概要概要とは生き物が認識できる僅かな文章の(ry
東方Project書籍作品『東方儚月抄 ~ Silent Sinner in Blue.』にて、綿月豊姫が月の都に侵入しようとした八雲紫と八雲藍を捉えて捕縛する際に用いられた。
『東方儚月抄』において
ロケット組と綿月依姫の戦いが終わり、八雲組が突如現れた豊姫に捕まる急展開にさあこれからどうなるのかといったところで続く19話冒頭にて、困惑する八雲藍と読者たちをよそに豊姫はフェムトファイバーの解説を始めた。
紫「ちょっと そんなにきつく縛って 跡が残ったらどうするのよ」
豊「よかったわね 月まで来た手土産になるじゃない。
ちなみに その紐を切ろうったって無理だからね
フェムトファイバーの組紐」
紫「フェムト?」
豊「フェムトわかりやすく言うと須臾
須臾とは生き物が認識できない僅かな時のことよ
時間とは、認識できない時が無数に積み重なってできています
時間の最小単位である須臾が認識できないから
時間は連続に見えるけど
本当は短い時が組み合わさってできているの
組紐も1本の紐のようだけど
本当は細い紐が組み合わさっているもの
認識できない細さの繊維で組まれた組紐は
限りなく連続した物質に見えるでしょう
そのとき紐から余計な物がなくなり最強の強度を誇る
さらには余計な穢れもつかなくなるのです
この紐をさらに組み合わせて太い縄にすることで
決して腐らない縄ができる
その縄は遥か昔から
不浄な者の出入りを禁じるために使われてきたのよ」
(『東方儚月抄 ~ Silent Sinner in Blue.』19話より)
豊姫がフェムトファイバーの解説に費やした字数は295字。豊姫はその後さらにこのフェムトファイバーを用いて作られた注連縄について語り始める。その長さなんと合わせて9ページ、1話の半分近くが捕縛に用いた縄の解説に費やされた。
これだけのページを割いたにもかかわらず、フェムトファイバーはストーリーの鍵となる重要なアイテムだったなんてことはなく、この解説が何かの伏線になっていることもなかった。ただの捕縛用の縄だった。
当然、最終話直前にも関わらず話は殆ど進まなかった。
単純に内容をみれば、月の穢れに対する見方や月の民と地上の神との関係を知る重要な資料なのだが、何とも登場の仕方とタイミングが悪かったために、しばしば東方二次創作においてフェムトファイバーはこの長い解説とセットでネタ扱いされる。
関連動画は連続に見えるけど本当は短い動画が組み合わさってできている(ry
この静画をさらに組み合わせて関連静画にすることで決して腐らない(ry
紫「関連商品なもの、をねぇ………土着の神様もそのステマで縛ってきたくs(ry
藍「紫様、いったいなんの話を……」
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