フェリペ・メロ(Felipe Melo Vicente de Carvalho, 1983年8月26日 - )とは、ブラジルのサッカー選手である。イタリア・セリエAのインテル所属。ポジションはMFまたはGK。
概要
フラメンゴの下部組織出身であり、2001年にトップチームでデビュー。2003年にはクルゼイロ、2004年にはグレミオに移籍した。
2005年にスペイン・リーガ・エスパニョーラのマジョルカに移籍。2005-2006シーズン途中にラシン・サンタンデールへ完全移籍。しかし本来のポジションではないWGでの起用であったため思うように結果を残せず、2007年に昇格組のアルメリアへ移籍。クラブは昇格1年目の2007-2008シーズンを8位という好成績で終え、フェリペ・メロも大貢献した。
2008年にイタリア・セリエAのフィオレンティーナに移籍。ここでも活躍し、クラブは4位で2年連続となるUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献。2009年にはユヴェントスへ移籍するが活躍できず、その年にもっとも期待はずれだった選手に授与されるビドーネ・ドーロ(金のバケツ)賞を受賞した。
2011年にトルコ・スュペルリグのガラタサライへ移籍。2012年11月24日に行われた試合にて、味方GKがペナルティエリア内でファールしてしまいレッドカードにより退場、さらに交替枠を使いきってしまっていたため急遽GKの代役を務めることになったが、直後のPKを見事阻止し勝利に貢献した。
代表
2009年にブラジル代表デビュー。2010 FIFAワールドカップに出場した。準々決勝のオランダ代表戦では先制点をアシストするも、オランダの1点目はフェリペ・メロの体にあたってゴールイン、その後にアリエン・ロッベンを踏みつけ一発退場してしまうなど、1-2での敗戦の戦犯扱いされた。
関連動画
関連項目
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