フェリとは、
- フェリ - 「グランブルーファンタジー」の登場人物
- フェリ・ロス - 「鋼殻のレギオス」の登場人物
ここでは1について記述する。
概要
修理が必要なグランサイファーを不時着させるために霧に包まれた小さな島に降り立った一行。
しかし、島を覆っている霧は星晶獣が発生させているもので、この霧が無くならない限り島に入った者は外には出られないし、島の中で死亡しても死ねずにゾンビや幽霊になってこの世に残り続けてしまうのだった。
(なお、島の住民は「なってしまったものはしかたない」と、割と楽しんで日々の生活を続けている)
島から出る方法を探すため、主人公一行は宝探しを目的に島に居合わせた傭兵のスツルム&ドランクと共に原因となった星晶獣を呼び寄せたとされる少女の元に向かう。
最初は主人公達の来訪を拒んだ少女だったがルリアやドランクの呼びかけに応えて和解する。
事情を聞くと、少女には不治の病に侵された妹がいて、それを治療するには島の外へ出て行った。
そうしていつか元気に帰ってくる妹を待つ筈だったが、その後、島に流行り病が蔓延し少女の両親も病で亡くなってしまった。
そして少女自身も病に侵され死の淵に立った時、少女は「もう一度家族に名前を呼んでほしい」と願い、その願いによって星晶獣が現れたという。
しかし、その星晶獣には死を奪う事はできても生を与える事はできない、星晶獣が来る前に亡くなってしまった少女の両親が戻ってくることはなく少女はひとりぼっちになってしまった。
今の状況は自分が作り出してしまったモノだから島の住民に自分は疎まれていると思い、少女は住民とも接触を断って長い時間をひとりで生きていくことになる。
(実際の所は島の住民はひとりで暮らしている少女を大変心配しており、この状況を彼女の責任にする奴がいたら許さないとまで言っている。巫女に全ての責任を押しつけた揚げ句、影口を叩いているどこかの島の住民とはエライ差である)
そうして長い間島民とも関わらずにひとりで幽霊生活を送っていたため自分の名前すら忘れていた少女だったが、それを聞いたドランクに「フェリ」という名前を付けてもらう。
今の状態は不自然だとし、島民に事情を話し霧を晴らす決意をしたフェリだったが星晶獣は一向に彼女の呼び掛けには応えず霧も晴れる様子がない、そのため一行は別に原因があるのではないかとフェリと共に新たに調査を始めるのだった。
主人公一行の調査と、主人公達とは別行動で調査をしていたドランク達により真犯人の存在が判明する。
原因となっている星晶獣と共に真犯人を退治しようとする一行だったが星晶獣は何度倒しても復活してしまう。
打つ手がないかと思われた時、ドランクからの情報により星晶獣の本体が存在することを知り、島の住民の助けもあり星晶獣の本体を見つけ出し撃退することに成功した。
なお今回の事件において、いつもは軽薄な態度で人を煙に巻くドランクがフェリ相手には妙に真剣かつ真面目に接している。
これは、実はドランクはフェリの妹の孫で、お宝目当てで島に来たというのは全て嘘であり、本当の目的はお婆ちゃんっ子だったドランクが幼い頃から話に聞いていた大叔母に当たるフェリに一目でもいいから会うためであった。
ドランクが彼女に付けた「フェリ」という名前は、彼女の妹(ドランクの祖母)がかつて彼女につけたあだ名であり、またドランクが彼女の思い入れのある場所を知っていたり星晶獣の特性を知っていたりと、この事件でドランクが妙にフェリや星晶獣に詳しかったのはそのためだと思われる。
「それで……実際に会ってみた感想はどうだ?」
「お婆ちゃんが言ってた通りの可愛い子だったね~
できるなら……お婆ちゃんと同じだけ歳を重ねた、しわくちゃの姿が見たかったけどね」
(反転終了)
全てが終わり島民達と共に成仏するかと思われたフェリだったが、何故か彼女だけが霧が晴れた後も現世に残り続ける事になってしまう。
その後、主人公やルリアの誘いによりこの空のどこかに居る妹に会うため主人公の騎空団の一員となる。
享年13歳で身長145cm。趣味は霧の館周辺の散歩で好きな物は家族と妹。嫌いな物は他人と怖い話。
公式4コマ「ぐらぶるっ!」では、常識人枠での登場。
他キャラの奇怪な行動に対してオロオロ、ふえぇ…したり、時には綺麗な背中、腋を見せることも。
2017年のエイプリルフールイベントでは、「ぐらぶるっ!」でのフェリがゲーム本編に登場した。
条件を満たすとスキンとして使用でき、るっ!同様のオロオロした姿を見せてくれる。
まさかのボーカル化
なお、本編とは関係ないがグランブルーファンタジーの第二弾となるCD「ソラのミチシルベ」でのボーカル担当でもある。
CVが歌唱力に定評のある米澤円だったのもあるだろうか。第一弾の「キミとボクのミライ」は実はアイマス声優だらけだったが…
ちなみにこのCDを買うとついてくるコードで彼女が仲間になる武器「ソウルエッジ」が手に入る。
キャラ性能
SR版(光属性)
レジェンドガチャで「ソウルエッジ」を手に入れると仲間になる。ストーリーキャラだが自然加入ではない。
シンプルなダメージソース「スペクトルパージ」、攻防両方を下げる「ゲシュペンスト」、味方の奥義ゲージを増やしつつ攻撃力も上げる「ベネディクション」。一通りのことはできるバフ要員と言う感じである。
幽霊だが属性は光。関係する星晶獣の弱点となる属性になっているところは、同じく自然加入しないストーリーキャラのヴィーラと同様である。
SSR版(光属性)
レジェンドガチャで「オーラフラジェルム」を手に入れると仲間になる。
攻撃アビリティは全体攻撃の「フェアギフテン」に強化されたが、それ以外のアビリティは別物と化している。
ターン中防御力が下がる代わりに味方全体の奥義ダメージとダメージ上限を上げる「グラオザーム」と、味方全ての奥義ゲージを100使い切る代わりに4ターンの間攻撃が全てトリプルアタック確定になり光属性の追加ダメージまで加わる「ヒン・リヒテン」の二つがフェリの特徴である。
「ヒン・リヒテン」は効果中奥義ゲージが上がらなくなる「ショート」状態になってしまうが、これは「ショート」になった後状態異常を消去することでメリット効果だけを受けることができる。4ターントリプルアタックをすれば奥義ゲージはほぼ確実に満タンになるので、そこに「グラオザーム」を重ね奥義を撃ちこむのが運用の基本となる。
特殊すぎる為使いこなすのは難しいが、逆に使いこなせれば非常に強力である。
なお、実装されたのがよりによってイベント「カイオラ」のタイミングだったため、漢祭りの同イベントの中に彼女を筆頭とした女性新キャラクター達のチャレンジクエスト「彼女たちのカニ漁」が混ざる羽目になってしまった。
ハロウィン版(光属性)
ハロウィン時期限定で排出された「オーラウィップ」を入手すると仲間になる。かぼちゃの衣装に身を包んでいる。
スペクトルパージより威力向上+モードゲージ削りの「トリックライト」、敵がブレイク中の時に味方の攻撃力を向上させる「オーグメント・パシート」、効果は据え置きの「ベネディクション」。総じて攻撃的になり、相手ブレイク時アタッカーとしての性能に仕上がっている。
コラボレーション
テイルズオブアスタリア
2016年6月に行われたコラボで参戦。同時参戦のパーシヴァルやカリオストロとは違い、クエストを数こなさなければ入手が不可能だが、その分レアリティが一段高い☆5。ちなみにストーリー上彼等とは面識がない。
シャドウバース
2018年6月末の第9弾カードパック「蒼空の騎士」にて参戦。
カード名 | 幽想の少女・フェリ |
クラス・レアリティ | ネクロマンサー・レジェンド |
ステータス | 2/2、2PP |
効果 | ファンファーレ このターンが10ターン目以降なら、2回葬送する。 2回葬送したなら、ターン終了まで自分の他のフォロワー全ては「1ターンに3回攻撃できる」を持つ。 |
葬送とは手札から場にフォロワーを出して破壊する(ラストワードは発動しない)を意味するキーワード能力である。つまり手札2枚を墓地に捨てるようなものである。一応場に出すため2回葬送するには2枚分のスペースが必要であるため空きがないと発動不可である。
10ターン目以降という制限はあるものの全体効果なので、場にいるフォロワーの攻撃値が7以上あれば3回攻撃で相手は死ぬ。
おそらくヒン・リヒテンを意識しているのだろう。
ちょうど同パックにリメイク版が出た「永遠の決闘者・モルディカイ」が攻撃値7なのでこれに合わせてもいいし、前のパックで追加された「幽霊の支配者・アーカス」を予め発動すれば効果でフェリ発動後ゴースト2体で2点追加できるのでこれに合わせてもよい。火力を上げられる「バイヴカハ」も併用できる軽さも魅力。
関連動画
関連静画
関連項目
グランブルーフ ァンタジーの登場キャラクター | ||
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メインキャラクター | 主人公 - ビィ - ルリア - イオ - オイゲン | |
サブキャラクター | ファラ - ヴィーラ - フェリ | |
パーティキャラクタ ー |
ヨダルラーハ - ゼヘク - ローアイン - ジン - アリーザ - ダヌア - ガンダゴウザ - |
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