フォレスター(FORESTER)とは、富士重工業(スバル)が製造・販売する乗用車である。
概要
インプレッサをベースとし、オンロードからラフロードまであらゆる走行シーンに対応するクロスオーバーSUV。
インプレッサの特別仕様車「インプレッサ グラベルEX」の実質的な後継車ともいえ、同社のレガシィ・グランドワゴン(現レガシィ・アウトバック)とともにSUVの先駆け的存在となった。
2代目では車高を下げオンロードでの走行性・安定性をより高めたクロススポーツが、初代・2代目では更にスポーツ性を強化したSTIバージョンが存在する等、SUVとしては異色の車として存在感を示したが、同社のレガシィ・アウトバックとコンセプトが被りやすいことから3代目からはより純粋なSUVへと転身した。
2010年10月の一部改良にあわせて、スバルの新世代BOXERエンジンであるFB20型を初めて搭載した。
同時にSTIコンプリートカー「フォレスター tS」も300台限定で設定された。
2012年11月に4代目を発表。新世代BOXERエンジンであるFB20型搭載モデルに加え、BRZやレガシィに採用されたFA20型エンジンに直噴ターボ(DIT・Direct Injection TURBO)を搭載したグレード「2.0XT」を新たに設定。2.0iを除く全車にボタン一つでエンジン・トランスミッション・AWD・VDCの統合制御を行い、駆動力やブレーキを適切にコントロールすること悪路走破性を高める「X-MODE」を搭載。また一部グレードに運転支援システムのEyeSight(ver.2)が搭載されている。
名称は英語の「森に住む人」「森を育む人」から。
自然環境と調和し、自然を愛する新しい時代のライフスタイルを演出するクルマとしての提案の意味が込められており、基本的に世界共通名称である。
当初はコンセプトモデル「ストリーガ」の名称が与えられるはずだったが、諸般の事情により不採用となった。
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関連項目
外部リンク
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