フォーチュントリニティ3とは、2010年にコナミから発売されたプッシャー型メダルゲーム機の第3弾にあたり、2016年11月より稼働を開始した。タイトルロゴが前作ではカタカナ表記になっていたが、本作では初代と同じものに戻った。メダルを自動投入してくれる「オートエントリーユニット(賽銭箱)」を搭載。メニュー画面にて、投入枚数やプッシャーの動きに合せて投入してくれる「らくらく自動投入」などが設定可能。
概要
プレイヤーは、メダル投入口またはオートエントリーユニットを使用してメダルをフィールド上へ投入する。プッシャーによって押し出されたメダルが手前払い出し口に落ちると、落ちた分だけ獲得。プッシャー段差にある「チェッカー」と呼ばれる3つの穴のどれかにメダルが入るとスロットを回すことができる。フィールド上のボールを落とすと「ステーションチャレンジ」へ、「チャンス」と書かれた一回り小さなボールを落とすと「スカイチャンス」へ挑戦できる。
スロットの役
偶数(青色)
スロットストックレベルに応じた配当が得られ、ボーナスステップが1進む。確変中で2ライン以上揃った場合は、その分の配当が得られ、ボーナスステップも進む。本作では、確変中に偶数シンボルを揃えても確変は終了しない。
奇数(赤色)
スロットストックレベルに応じた配当が得られ、ボーナスステップが1進む。通常モードで当てると「確変モード」へ、確変モード中に当てると「超確変」へ突入する。確変に入ると、スロットシンボルに3色のクリスタルが出現するようになる(シンボルを揃える必要はなく、表示された個数分だけ得られる)。クリスタルは、後述の「ゴールボーナス」抽選で使用する。なお本作の確変は回数制で、10回スロットを回すと通常モードへ戻るが、確変中に奇数シンボルを当てると「超確変」に突入し、30回までスロットを回すことができる。超確変中に奇数シンボルを当てると、超確変継続となり30回に戻る。
オーブ
フィールド上にボール(ゲーム上では「オーブ」と呼称)が1つ払い出される。
チャンスオーブ
スカイ
スリーセブン(777)
ゴールボーナス
スロット当選でボーナスステップが8まで進むと挑戦できる。確変中などで集めた3種類のクリスタルをクルーンで抽選し、さらにルーレット抽選で倍率を決定し、クリスタル数×倍率の配当を得ることができる。ここで抽選されたクリスタルは初期値の20個に戻り、サービスとしてボールが1個払い出される。
スカイチャンス
チャンスオーブを落とすか、スロットでスカイシンボルを揃えると挑戦できる。それぞれ配当が異なる3種類のルーレット盤をクルーン抽選で決定し、その色の盤面を抽選機で決定する。各ルーレット盤10個の中に、1つだけだが「スカイルーレット」が入っているのが特徴。
極限のイエロー
メダル500枚という大きな配当が含まれる一方、最低配当のメダル25枚が5個もある危険なルーレット。
挑戦のレッド
メダル300枚や150枚といった配当が含まれているが、最低配当のメダル25枚は3個。
安定のブルー
最高配当はメダル200枚になってしまうが、最低配当は50枚2個。最も安定しているかも?
スカイルーレット
スカイチャンスでスカイルーレットを当てると挑戦できる。天井の巨大なルーレットが豪快に回りだし、赤い三角矢印部分に止まった配当を得ることができる。この中には「オールスカイルーレット」というものが含まれ、これを当てるとプレイ中の全プレイヤーを対象に再度抽選が行われる。各プレイヤーは、自分のステーションに止まった配当を得ることができる。なお、オールスカイでオールスカイを当てることはできない。
トレジャータイム
メダルを投入、またはチェッカーに入れるとゲージが伸びていき、ゲージがMAXになるとボーナスが得られる。スロット回転時とステーションチャレンジでボーナス内容が異なっている。30秒間でメダルを大量投入する必要があるので、オートエントリーユニットを利用すると便利だが熱くなりすぎると…。
ステーションチャレンジ
フィールド上のボールを払い出し口へ落とすと挑戦出来るゲーム。3色のルーレットをクルーンで抽選し、その色の盤面を抽選機で決定する。初期状態では、10個の盤面のうち1個がJPチャンス、1個がチャンスオーブ、残り8個はメダル20枚となっている。メダル配当を当てるとその盤面が20→50→JPと成長していき、JPチャンス獲得の確率が高まる(ピザが焼けてきた)。盤面成長は、トレジャータイムのボーナスでも確率で出現する。JPチャンスを引き当てると、その色の盤面は初期状態にリセットされ、各色に対応したジャックポットチャンスへ移行する。
グラウンドジャックポットチャンス(赤)
ゲームが始まると、右側ルーレットの外周の抽選機が回り始め、ボールが落ちてくる。ボールが抽選機のポケットに入るとその配当が得られる。黒い「OUT50」のポケットに入るとゲーム終了だが、最初の2球は無効でゲームが続行する(店舗で変更可)。ジャックポットポケットに3回ボールを入れるとメダル1000枚が得られ、4回目以降は「限界突破ボーナス」として1000枚が加算され続ける。青色または黄色のポケットにボールを3回入れると、それぞれワールド・オーシャンジャックポットチャンスへ連続突入する(ポケット自体の配当は0)。
ワールドジャックポットチャンス(黄)
正面の液晶画面を使ったスゴロクゲーム。まず、進める範囲の異なる3種類のルーレットをクルーンで抽選、その後ルーレット盤面にて進む数を決定、すると正面画面上の「オーブくん」がその数だけ進んで止まった配当を得ることができる。チャンスは2回で、2回合計の配当を得てその分がジャックポット値へ加算される。JPマスに止まればジャックポット獲得となるが、黄色の高速盤にある「JP」を引き当てると、一瞬でJPマスへワープしてくれる。なお「e-passカード」を使用してこのゲームに挑戦すると、移動した先のマスが空いていればそのマスを「MY陣地」にすることができる。ここに他のプレイヤーが止まると、その配当の半分×止まった回数分のメダルが払い出される(ただし30日以内。ジャックポット獲得でMY陣地は消滅する)。
オーシャンジャックポットチャンス(青)
まず、右側にある3つのポケットがついた抽選機で倍率を決定。次に、左側の抽選機にボールが移されて配当を決定する。倍率は中央に表示されているオーシャンジャックポットにも適用されるため、倍率4倍の時に上限の5000枚で最大20000枚に達する(その前にオーシャンジャックポット値が上限に行くことはないが…)。
レジェンドモード
スロットで777を揃えるとこのモードに突入する。スロットのシンボルが変化し、スロットストックレベルに応じたメダル配当が頻繁に当たるようになる。ステーションチャレンジに入ると、各色ともメダル配当(100枚スタート)とJPチャンスという盤面になっており、メダル配当を得ると「終了」シンボルが出現して他の配当が上がる。「終了」シンボルを引き当てた時点でレジェンドモードは終了となり、モード中に獲得したメダル累計が記録される。
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関連項目
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