フラグとは、
- フラグ(英:Flag)、旗、目印や象徴のとこ。
- 特定の動作をさせる為の条件付けを指すコンピュータ用語。またそれから派生した発生条件が確定した時の言葉。
- 電子メールクライアントの管理に使われる用語。メールの分類に使われる。2が名前の由来。
- フラグメント・グレネード(破片手榴弾)の略称。フラグメント・グレネード投下後に「フラグ投下!」と周囲に注意を促す様は、戦争映画などでもよく見られる。
概要
フラグ(英:Flag)とは旗の意味。また目印や象徴の意味として使われている。
そこから転じて、コンピュータ用語で、特定の動作を起こさせるための条件に付けられた名称。条件が成立していれば「フラグ(旗)が立つ」という。旗を立てる事を指定した条件が成立した事に見立てたことに由来する。
例えば、「aという条件を満たしたらAという処理を、満たさなければBという処理を行う」場合、aが条件分岐の「フラグ」であり、aを満たすことを「フラグを立てる」という。
そこからさらに転じて、主にエロゲなどのゲームのストーリー展開に「~フラグ」と発言される。コンピューター用語のフラグをゲームのプログラムに当てはめて条件が成立した時に使われる。(例:A子が場面に登場するというフラグを立てればハッピーエンド、フラグを立てなければバッドエンド、←この場合は[A子を場面に登場させること]がフラグを立てること)
そこからさらにさらに転じて、2ちゃんねるなどネットでは『そうなるであろう、そうなる条件が成立したようだ』と物語中の伏線を感じたときに「○○フラグが立った」などといわれる。
例:「俺、この戦争終わったら結婚するんスよ」→あ、こいつ死亡フラグが立ってる
そこからさらにさらにさらに転じて、『お約束』『お決まりのパターン』『使い古されたストーリー展開』として使われるようになる。この場合が本当に条件が成立したかは関係なく、マンガやゲームでの定石である流れ・ドラマや映画でのクローズアップされるシーンやセリフ・スポーツ観戦中での流れから察する空気など広く使われる。(例:男女が偶然に手を触れ合って赤面しただけで「(恋愛)フラグが立った」、等)
フラグが立った後、実際にその予想通りの展開が起こった際には「フラグが回収される」と表現する。
その一方で、フラグが立ったにも関わらず、そこから予想されるお決まりの展開にならなかった場合は「フラグが折れる」などという。あまりにもひどい場合は「バッキバキに」という定冠詞がつく。
関わっている登場人物を主語として「フラグを立てる」「フラグを回収する」「フラグを折る」と他動詞的に使うことも多い。
代表的なフラグ
ここでのフラグは上記の『パターン』からそうなるであろう、という可能性が高いときに使われる。
ゲームやマンガで先の展開を知っている場合などはネタばれを含め本当にフラグが成立したことを示唆する場合がある。フラグが立つ=必ずその通りになるわけではなく、読者や視聴者のミスリードを誘う罠としても活用される。
フラグ成立を表現する方法
フラグ成立を明確に示す場合、以下のような方法で表現される事が多い。
主にパチスロやパチンコの世界では常識となっている。
- 「GOGO!」と書かれたランプが点灯する(正式名称:チャンスランプ、パチンコではキン肉マンも同様だったりする)
- ハイビスカスが激しく点滅する
- 頭上のパトライトが光って回る
- ハンドルから風が出てくる
- うるさいくらい台からキュインキュイン音が鳴る
関連商品
関連項目
- 生存フラグ
- 死亡フラグ
- フラグ回収
- フラグクラッシャー
- 一級フラグ建築士
- 一級フラグ回収士
- 一級フラグ解体士
- ダウナーフラグ
- 空飛ぶ死亡フラグ
- パチスロ/パチンコ
- 知ってた
- ですよねー
- まあ、そうなるな
- 嫌な予感しかしない
- 予測可能回避不可能
- 伏線
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