フランク・ウェストとは、対ゾンビ戦において人類最強のフリージャーナリストである。
別名『戦場制圧ゾンビ殲滅用人型決戦兵器兼ジャーナリスト』。
概要
カプコンのゾンビゲーム「デッドライジング」シリーズに登場する架空の人物。
「デッドライジング(以下「DR」)」、「デッドライジング2 オフザレコード(以下「DR2OTR)」)」、「デッドライジング4(以下「DR4」)」では主人公=プレイヤーキャラクターを担う。
登場作
「デッドライジング」
「デッドライジング ゾンビのいけにえ」(以下「ゾンビのいけにえ」)
「デッドライジング2 CASE:West」(以下「CASE:West」)
「デッドライジング ウォッチタワー(実写映画)」(以下「WT」)
「デッドライジング4」
その他
「TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL-STARS」(以下「TVCU」)
「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM3 」(以下「UMVC3」)
「MARVEL VS. CAPCOM:INFINITE」(以下「MVCI」)
「PROJECT X ZONE」(以下「PXZ」)
プロフィール
アメリカ人の白人男性。年齢は36(「DR」)→41(「CASE:West」)→45(「WT」)→52(「DR4」)。
プロレスを嗜んでいた。
人物像
「DR」では貪欲なパパラッチでありながら寡黙な熱血漢でもあり、助けを求める生存者や暴虐の限りを尽くす犯罪者を見逃せず、自ら厄介事に首を突っ込んで行く。
しかし、「DR」にてウィラメッテから生還し有名人になると天狗になってスキャンダルなことをしでかしたりと、俗っぽいところを見せる。そのため「CASE:West」や「DR2OTR」では不謹慎な軽口やジョーク、皮肉を度々口にするようになる。
「DR4」では完全に消極的な性格になり、不謹慎な皮肉やジョークはますます増える。しかし教え子のヴィックや借りがあるハモンドを見捨てず、彼女らのピンチを救いに行くなど、義理堅い。
あらゆる道具を武器とする発想能力の持ち主で、様々な格闘技にも精通しているうえに人心掌握も得意である。また美的感覚も常人を逸しており、女性用の服飾を平気で着こなし、被り物も大好きである。
他にも、本を読むだけで内容を完全に理解し、外国語による会話から道具の扱い方などをマスターする頭脳を持つ(注:理解はするが覚えてないようで本を持ってないと効果がない)。
身体能力
いずれの作品でも、レベルの低い序盤では一般市民に毛が生えた程度で、ゾンビに数回噛まれただけで死亡してしまう。
しかし、レベルが最大になるとUH-60ブラックホークのミサイルやRPGのロケット弾、戦車の砲撃等が直撃しても軽症で済んでしまうほどになる。
また、主人公に同行するNPCとして登場する「CASE:West」ではまさかの体力無限となった。
「DR2OTR」までは銃撃に大きく怯んでしまうため隙が出来やすかったが、「DR4」ではハンドガン、アサルトライフル、ショットガンの銃撃を受けても怯まなくなる。
しかし、イベントシーンでは何故か異様に銃撃を恐れていたが……………「DR4」のDLCシナリオ「Frank Rising」にてゾンビ化した結果、遂にイベントシーンでアサルトライフルでの掃射に耐えた。
自然治癒能力も異常で、飲食物を食べると一瞬で再生する。「DR4」ではレベルが上がるとFPSの如く自動回復までできる様になる。
また、人智を越えた怪力の持ち主であり、四人ほど座れそうなベンチを軽々と振り回し、何十メートルも遠投できる。
「DR」では本来銃架に固定して扱うM2重機関銃を軽々と持ち運び、腰だめで連射できる。しかもその際、強烈な反動を怪力でねじ伏せているため手振れが全く無い。
「DR4」では車をタックルやパンチで吹き飛ばせる程の重量とパワーを持つ敵「エキゾ兵 」が登場するのだが、このエキゾ兵に対し生身でスープレックスを仕掛けて即死させることができる。
また、72時間も不眠不休で動き回る等、持久力もある。特に「DR4」ではレベルが最大になると全力ダッシュにスタミナを消費しなくなる=無限に走れる様になる。
ゾンビパラサイトに対して抗体を持たないが、凄まじい抵抗力がある。
体術
レベルが上がると様々な体術を使える様になる。
「ジャンプキック」…………ジャンプしながら前方の敵を蹴る。ゾンビはドミノ倒しのように倒れる。特に「DR」では十メートル近くも吹っ飛ばせる。
「ウォールキック」…………壁キック。階段をカッコよく降りれる。
「空手チョップ/右フック」……………チョップはゾンビの頭部を粉砕する。「DR4」での右フックは掴んで来たゾンビの頭部を殴る。最初は弱いが、レベルが上がるとゾンビの頭部を粉砕できる。
「柔道スロー」……………背負い投げ。つかんできたゾンビを即死させる。「ゾンビのいけにえ」では人間にも繰り出せる。
「ニードロップ/グラウンドアタック」……………倒れた敵への追い討ち。ニードロップは膝で敵を潰す。また、高所からの落下ダメージを無効化できる。「DR4」でのグラウンドアタックはストンプ。武器で行うこともある。
「スープレックス」………プロレス技。即死攻撃であり、食らった相手は首が折れる。
「リフトアップ」……………プロレス技。相手を持ち上げ、投げ飛ばす。即死攻撃。
「フェイスクラッシャー」……………相手の顔面を地面に叩きつけて潰す。即死攻撃。タツノコやマーベルのヒーローにも容赦なく繰り出す。
「ジャイアントスイング」……………相手を振り回してぶん投げるプロレス技。攻撃範囲は広い。
「サマーソルトキック」…………サッカーの技。ゾンビの頭をキックでもぐ。
「ゾンビライド/ゾンビホップ」……………ゾンビの肩を足場にして安全に移動する。発想が神。
「スナップショット」……………敵とツーショット。直後に、相手の首を折る。
「ダブルラリアット」……………両手を伸ばして強引に旋回する。周囲の敵をまとめてなぎ倒す。
「ドッジロール」……………前転で敵の攻撃を回避する。特に「UMVC3」では「DP殺すマン」の要となる。
「両足タックル」……………相手の両足にタックルして押し倒し、マウントポジションから相手の顔を殴る。「ゾンビのいけにえ」にて、ラスボスとの戦いで使用。「DR4」では即死攻撃になった。
「ディスエンボウル」…………左手を手刀にして相手の腹を貫く。特に「DR」では防弾服を装備した特殊部隊兵に繰り出した。また、「ゾンビのいけにえ」ではラスボスのトドメを刺す技となる。「PXZ」ではどんな敵も抉る。
「ホームランスイング」…………木製バットを振りかぶり、敵をホームランする。「DR4」以外の全ての作品で繰り出す。バイオハザードのネメシスやタツノコ/マーベルのヒーロー達も例外ではない。
代表的な武器
フランクを象徴する武器で、どこでも手に入る。公式によるキャラクターイラスト(パッケージイラスト等)でも、大抵手にしている。
「フライパン」
銃を持ったカリートに対し、熱したフライパンで立ち向かうフランクのイラストは、「DR」のバカゲーさをよく表している。
「PXZ」でも頻繁に使用する。
「コブンマスク」
トロンにコブンのコブンを模したマスク。武器であり、コスチューム。タツノコやマーベルのヒーロー達も被せられる羽目に……………。
「DR」にて、絶大な強さを誇る武器。本によって27倍の耐久力にできる。
コンボ武器
デッドライジングシリーズには「コンボ武器」という要素がある。
といった理解不能なものもある。
「DR」及び「ゾンビのいけにえ」には存在しない。コンボ武器の概念が導入された「DR2」「DR3」の主人公であるチャックやニックは、それぞれ元モトクロスチャンプ、自動車整備士という肩書きがあり、手先が器用という設定があった。
しかし、「DR2OTR」及び「DR4」にて、フランクさんは特に説明もなくコンボ武器を作ってしまう。
特に「DR4」ではコンボ車両まで作る始末。フランクさん曰く「天は二物を与える」とのこと。
特殊能力
ミキサーに食材を混ぜて作ったミックスジュース。普通の人間は飲めないため、フランクの身体が普通ではないことがわかる。飲むことで様々な効能を発揮する
まあ、野菜のミックスジュースが痛み止めの代わりになる人間なんてフランクさん以外に居ないしね。
特に飛ばした唾が銃弾並の破壊力になる青ジュースと動作がキモいほど俊敏になる白ジュースは異常で、フランクさんが人間かどうかすら怪しくなる。
「変身」
「DR4」のDLC「カプコンヒーローズ」にて、各所に配置されたカプコンのアーケードゲーム機にコインを投入することで、様々なカプコンのキャラクターのコスプレができる…………だけでなく、そのキャラの能力を使える様になる。以下のキャラに変身できる。
「DR」の時のフランクの衣装。基本型。木製バット、大ハンマー、ギター、フライパン、バール、鉛パイプ、セメント用ノコギリ、チェーンソーをどこからともなく取りだし、振り回しては捨てる。近接攻撃を三連続で繰り出すと、四連続目の攻撃がコンボ武器「スレッジソー」を振り回すスキルムーブ(必殺技の様なもの)になる。グラウンドアタックは長剣の降り下ろし。投擲武器は女王蜂が入った瓶。瓶を投げて割り、女王蜂を殺すと周囲のゾンビがまとめて死ぬ。射撃武器はリボルバー。攻撃のヒット数を表すヒットカウンターが一定値に達すると、カメラのフラッシュで敵を気絶させるスキルムーブを発動できる。
ウィラメッテ最強のピエロ、アダム・マッキンタイヤーのコスプレ。チェーンソー二刀流は強力。ノックバック攻撃は炎吐き。投擲武装はナイフ。射撃の代わりに強酸入り風船を投げる。
デッドライジングではお馴染みロックマン。今回はエックス。射撃武器はロックバスター、投擲武器はボム。
・フォルテ
Xの上位互換。
・リュウ
「タツマキセンプーキャク」「ショーリューケン」「ハドーケン」
・豪鬼
・キャミィ
尻。
・ベガ
一番似合ってる。
・モリガン
最悪な組み合わせである。
デカイ被り物をして原作に似せている。スキルムーブでスローになる。
・シセル
モノに憑依する。しかし、ゾンビに襲われる。冷蔵庫アタックと洗濯機アタックが強い。
・アーサー
魔界村の武器投げオヤジ。パン一にはならないが、走り方は忠実。
・ダンテ
52歳とは思えぬスタイリッシュなアクション。ダンテの武器を使いこなすフランクさんはやっぱり人間とは思えない。でもコスプレ感が半端ない。
まさかの擬人化!しかも強い。
ゾンビ フランク
「DR4」のDLC「Frank rising」では、遂にゾンビ化してしまう。
「ダッシュ」
人間の頃より俊敏に走れる。また、地面を蹴ってスライドするかのように移動できる。
「フィースト」
敵の喉笛に噛みつく。噛み千切った肉で体力回復。即死攻撃だが、ボスは振りほどく。「カプコンヒーローズ」ではボスにも噛みつける。
「パウンス」
驚異的な跳躍力で離れた敵にも一瞬で飛び掛かり、押し倒す。コンクリートの地面にヒビが入る程の威力。武装解除できる効果もある。
「胆汁」
口から吐き出す緑の液体。強酸である上に空気に触れると一定時間後に爆発する。
「ハウリング」
咆哮。最初は周囲の敵を怯ませる程度の威力だが、強化すると中ボス格であるエキゾ兵さえ即死させる威力となる。
作中での活躍
「2006年 ウィラメッテ事件」
暴動が起きているとされていたウィラメッテにヘリで赴くが、ゾンビが発生していることを知り、取材するため、ショッピングモールに降り立つ。国防総省のエージェントであるジェシーとブラッド、セーフハウス管理人のオティス、そして離反したテロリストであるイザベラと共に未曾有のゾンビアウトブレイクの真相を探っていく。
助けを求める生存者達を救い、混乱に乗じて悪事を働く犯罪者達を始末し、アウトブレイクを引き起こした犯人であるカリートを倒したことから、後にウィラメッテの救世主/英雄と呼ばれることになる。
また、モール内を占拠し始めた武装カルト教団や事件隠蔽のためにアメリカ政府が送り込んだ特殊部隊を一人で壊滅させた。
しかし、ゾンビパラサイトに感染してしまい、ゾンビ化を抑制する薬が必要な身となってしまう。
チャック・グリーンと協力し、とある施設を調査することになる。ゾンビ化抑制剤「ゾンブレックス」を毎日投与しなければ生きて行けない。しかし、彼の能力は健在であり、持ち前の格闘術やチャックの開発したコンボ武器などを駆使してゾンビ達を軽く屠る。
「DR2」のパラレルワールドである「DR2OTR」では、チャックの代わりに主人公として行動する。
チャックと同様にコンボ武器を作るため、チャックの上位互換となっている。因みに、こちらの世界ではチャックは娘を死なせてしまった挙げ句サイコパスとなり、フランクに倒されて死ぬ。
ブランクや加齢がキているのか、若干太っているほかシワが目立ち、立ち止まっていると腰を抑える。
また、ハゲが進行しており、額が広くなっている。登場キャラ曰く「育毛剤、効いてないものね」。
ウィラメッテ事件と同様に多くの生存者を救い、犯罪者を皆殺しにした。
また、TK率いる傭兵部隊やフェノトランス社の保安警察を一人で壊滅させた。
生放送でイーストミッションでのゾンビアウトブレイクを報道するニュース番組「UBNニュース」にゲストとして登場。下らないジョークを連発し、役に立たないアドバイスをし、暇があれば自慢話をしたためニュースキャスターを呆れさせる。
主人公のチェイスにもアドバイスした。しかし、やっぱりあまり役には立たなかった。
因みに、チェイス達も役に立つかよく分からないコンボ武器で超人サイコパスと戦ったりした。
その数年後である「デッドライジング3」では未登場。この時47歳。
登場はしないが有名人になっているのは確かなようで、ロス・ペルディドスではミュージアムが作られており、事件の内容が記されていた。
因みに、収集アイテムの1つとして「限定版フランクの像」が計70個もある。金色に輝いている。何故限定版なのかは不明。
再びゾンビアウトブレイクが発生したウィラメッテに、単身で調査しに行った弟子のヴィックを追い、ZDCのブラッドと共に再びウィラメッテに赴く。
タンデムローター機のヘリで向かったのだが、案の定、すぐにロケットランチャーで撃ち落とされた。
最終的には歴戦の傭兵部隊と重武装の民兵団、そしてコールダー率いる殺人ゾンビ軍団を一人で壊滅させた。
その他
更にはカプコンのお祭り対戦型格闘ゲーム「タツノコvsカプコン」および「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」に参戦するなど、改めて「ジャーナリストって何だっけ・・・」という思いを抱かせることとなった。
特に後者においては、格闘プレイヤー「クソル」により選ばれ、ビューティフルジョー&ロケットラクーンともどもピーキーにも程がある性能を十全に生かすことに成功。アメリカで開催された格闘ゲームの大会「FINAL ROUND XV」に参戦し、当時最強と呼ばれていたフェニックスを倒す奇策を担う「DP殺すマン」となり、数々の強敵を倒してついに覇を打ち立てるという大活躍を見せた。
「PXZ」ではヴァンパイアシリーズのレイレイとペアを組むが……………夫婦の様なベストカップルであった。そして美女が現れる度に写真を撮る。「中年激写ボーイ」と呼ばれた。
「MVCI」のストーリーでは、主にクリス、スパイダーマン、ハガーと行動を共にする。正気を失ったハガーや、シンビオートに寄生されたブラックスパイダーマン、そしてサノスを倒した。
ただし、ハガーとサノスは勝利後のイベントシーンで復活し、逆転勝利している。
フランクさんが倒した敵
フランクさんと言えばゾンビをころしてばかりのように思えるが、人間も結構殺している。
カルト教団「トゥルーアイ」
ウィラメッテ事件にて、モールを占拠しだした武装集団。リーダーはショーン・キーナン。
信者達は黄色いレインコートを羽織り、緑のゴブリンマスクで顔を隠している。ナイフ、ダイナマイト、白い粉を武器とし、集団で生存者を襲う。無限に湧くため、正確な人数は不明だが、数百人は下らないだろう。リーダーのショーンは教団のシンボルマークが描かれた白い衣装を身に纏い、儀式用の長剣で武装している。
ショーンはB.O.W.並の超人的な身体能力でフランクさんに挑むが破れ、残った信者も殲滅され、壊滅した。
特殊部隊
米政府がウィラメッテに派遣した米軍特殊部隊。隊長はマーシャルアーツの達人であるブロック・メイソン。戦闘員達は全身に防弾装備を纏い、アサルトライフルで武装しており、対ゾンビ戦においては圧倒的な力を発揮する。また、軍用ヘリコプター「UH-60ブラックホーク」や、機銃、カメラ、警報器付きの小型自律式ラジコンヘリ「スカウトボット」、更にはミサイルポッドと自動操縦機能を装備し、スカウトボットを多数格納した試作型戦車まで運用する。
無限に湧くため、正確な人数は不明だが、やはり数百人は下らないだろう。多くの戦闘員が防弾装備を貫くフランクさんの手刀により犠牲となった。
ブロックはそのB.O.W.の様な身体能力を生かし、フランクさんにステゴロタイマンを挑むが破れ、部隊は壊滅した。
TK一味
フォーチュンシティでバイオテロを引き起こした一団。番組の司会者TKがリーダー。側近のアンバー&クリスタル・ベイリー姉妹、テロ実行犯のブランドン・ウィットテッカー、そして大勢の傭兵達で構成される。
傭兵達は上述の特殊部隊には劣るものの防弾装備を纏っており、アサルトライフルで武装するなど、普通の人間やゾンビにっては非常に強力な敵である。
まず最初に、B.O.W.並の身体能力をもつブランドンがフランクさんに挑むが倒される。
その後、傭兵達を率いて混乱に乗じてカジノ泥棒を働くが、傭兵達はフランクさんにより殲滅される。
レベッカを拉致したベイリー姉妹は、B.O.W.並の身体能力でフランクを始末しようとしたが破れる。
更にガトリングガンを装備した脱出用のヘリも、フランクさんにその辺に転がっていたガラクタを投げつけられて撃墜される。
TK自身は再びレベッカを拉致し、B.O.W.並の身体能力でフランクさんにタイマンを挑むが破れ、一団は全滅した。
フェノトランス社傭兵部隊
TKに指示を出していた真の黒幕「フェノトランス社」の保安警察。隊長はステイシー・フォーサイズ。ZONBREXの原材料である、ゾンビパラサイトを回収するためにフォーチュンシティに派遣された。
傭兵達は上述の特殊部隊の戦闘員以上に対ゾンビ戦に特化した重装備で、市民救出に来た米陸軍部隊でさえ手も足も出なかったガスゾンビの集団に対しても、一方的に優位な戦いが可能である。
しかし、フランクさんにより殲滅され、ゾンビパラサイト回収装置「ハーベスター」も全て破壊された。
隊長のステイシーはアトラクションに偽装した巨大な戦闘用の重機(巨大なハサミ状のアーム、ミサイルポッド、火炎放射器付きの可動式コックピットからなる)に乗り込むことでフランクさんと対等な戦闘力を身に付けるが、重機を破壊されて破れ、部隊は壊滅した。
トムの民兵団
ウィラメッテでの二度目のゾンビアウトブレイクの際に結成された、特に名前の無い民兵団。リーダーは牧場主のトム・ピクトン。
暴走してハモンドら5人の部下を殺そうとしたため、フランクと敵対することになる。
トムを含めて全員が一般人であるが、例外なく銃、刃物、鈍器で武装している。
手下はフランクさんにより殲滅され、トム自身も臨時で雇った略奪者集団と共にB.O.W.のごときタフネスを生かして挑むが、破れて全滅した。
サンドラ女王一味
歴史学会の学者である、「サンドラ女王」と呼ばる女性をリーダーとする武装集団。ガスマスクを被った略奪者集団とも共同戦線を築いている。
構成員はリーダーも含め全員が甲冑に身を包み剣と盾、メイス、ストーンスピアといった古めかしい武器を手にしている。サンドラ女王自身は「炎の矛と盾」で武装している。
手下がほとんどフランクさんに殺されたことで、自ら始末しようとフランクさんに挑む。
アップデート前はタフなだけが取り柄だったが、アップデートによりB.O.W.並の戦闘力を身に付けるが、フランクに破れ、全滅する。
サディスティック・クロース一味
サンタクロースのコスプレをした従業員である「サディスティック・クロース」と呼ばれる男をリーダーとする武装集団。
フランクさんに部下を皆殺しにされたため、最後は爆薬入りの「おもちゃ袋」を手にサディスティック・クロース自身が襲いかかる。
サディスティック・クロースはアップデート前はタフなだけが取り柄だったが、アップデートにより、B.O.W.並の身体能力を獲得する…………が、フランクさんに破れ全滅した。
シバイル一味
独自にゾンビを研究する民間組織。リーダー「シバイル」とよばれる女性。
手下は黄色い防護服に身を包み、人間を「なりたてゾンビ」に変貌させる「入門銃」等で武装する。リーダーのシバイルは緑の防護服とピンクのガスマスクを着用し、コンボ武器「アシッドモール」で武装する。
手下、なりたてゾンビをフランクさんに殲滅された上、リーダーのシバイルもフランクさんに始末された。
シバイルは例の如く超人的な身体能力だったが、ゾンビ以上の化け物にはかなわなかった。
キャプテン・ブラック・フライデービアード一味
自分を海賊だと思い込み、モールの一部を占拠した一団。リーダーは元は海賊のキャラ「キャプテン・ブラック・フライデービアード」を演じていた男だったが、ゾンビアウトブレイクにより精神も海賊そのものとなってしまった。
手下は、男は処刑人のコスプレをして刃物で武装し、女はサメの着ぐるみを着て、コンボ武器「フィッシュランチャー」等で武装する。
リーダーのキャプテンは「剣と銃」で武装し、フランクさんに挑む。
例の如くアップデート前はタフなだけが取り柄だったが、アップデートにより、超人的な戦闘用を獲得する…………がフランクさんに破れ全滅した。
グリム・ゴブラー一味
中学校を占拠した一団。リーダーはグリム・ゴブラーと呼ばれる男で、鶏のマスコットキャラクターの着ぐるみを着ている。
手下はラグビー選手のユニフォームを着て、ラグビーボールに手榴弾をたくさんくっつけた「サッカーボール爆弾」を投擲する。
グリム・ゴブラーは手下と共に、なんと素手でフランクさんに挑む。
例の如くアップデート前はタフなだけが取り柄だったが、アップデートにより、ダブルラリアットを繰り出す超人と化した。
でもやっぱり破れ、全滅した。
二代目「トゥルーアイ」
まさかの二代目カルト教団。リーダーは「カルト・リーダー」と呼ばれる男で、ショーンと同様に教団のシンボルマークが描かれた白い衣装を身に纏い、儀式用の長剣を手にしている。
信者は黄色いレインコートと緑のゴブリンマスクを着用し、カルト教団の剣、ダイナマイトの束で武装する。
リーダーも、例の如くアップデート前はタフなだけが取り柄だったが、アップデートにより、超人化………したのだが、ショーンには及ばない。
そして例の如く全滅した。
スケアー・キング一味
子供劇団の指導員であるスケアー・キングと呼ばれる男と、その手下達。
手下はオーバーオールに頭陀袋のマスクを被り、農具です武装する。
スケアー・キング自身はオーバーオールにカボチャのマスクを被り、死神の鎌のような「刈り取り機」と「火球発射機」で武装する。
とある因縁からフランクを殺すため手下をけしかけるが殲滅され、スケアー・キング自身も襲いかかる。
スケアー・キングは例の如くアップデート前はタフなだけが取り柄だったが、アップデートにより、B.O.W.並の超人となった。
そしてもちろん破れ、全滅した。
オブスキュリス
ゾンビで金儲けに利用しようとする傭兵部隊。司令官はフォンタナ。副司令官は「大尉」の通称で呼ばれるジェームズ・カバレロ。
戦闘員たちは各種重火器やRPG、バトルアックスやシールドといった本格的な武器と、防弾ベストを装備している。
また、一部のエリートは対ゾンビ兵器であるアシストスーツ「エキゾスーツ」を装備している。このエキゾスーツを装備した「エキゾ兵」は車をパンチやタックルで吹き飛ばすほどのパワーと重量をもつのだが、フランクさんは平気でこのエキゾ兵にスープレックスを仕掛けたりする。生身で。
エキゾ兵の上位の存在として装甲を強化したエキゾスーツを装備する「火炎放射器兵」が存在し、分隊長格。その名の通り火炎放射器を装備し、遠距離では手榴弾を投擲する。また、正面からの攻撃をガードしてダメージを大幅に軽減するなど、一部のボスよりも確実に強い。最初に現れた一人はフォンタナ司令の命令でフランクを始末しようとするが、フランクさんに背中の燃料タンクを素手でむしりとられ、爆死した。
副司令官の「大尉」は最新鋭の改良エキゾスーツ、火炎放射器、手榴弾を装備し、大勢の部下と共に襲いかかるが、おなじくエキゾスーツを装備してあり得ない強さになっていたフランクさんによって殲滅された。因みに、例の如く大尉はフランクさんに背中の燃料タンクをむしりとられて爆死した。
因みに、カプコンヒーローズでは「クラシック フランク」のまま大尉と戦うこともできる(というか、対人戦では一番強かったりする)が、その場合はエキゾ兵複数人に対して生身で勝利することになり、超人度合いがアップする。
続けてB.O.W.並の超人的な身体能力をもつフォンタナ司令もフランクとのタイマンに破れた上、乱入してきたコールダー兵長にトドメを刺された。
そして生き残った戦闘員たちはエキゾ兵や火炎放射器兵をかき集めてゾンビ化したフランクさん(ゾンビ フランク)に総攻撃を仕掛けるが、武器も持たないゾンビ フランク一体によって殲滅された。
コールダー一味
元オブスキュリスの軍曹であるコールダー兵長が率いる、ゾンビ軍団。
特殊な装置により、人間とゾンビの中間となったコールダー兵長は破損したエキゾスーツを装備している上、進化型ゾンビと呼ばれるゾンビを操ることができる。
手下である進化型ゾンビは肉体が腐っておらず、ある程度の知能がある上、凄まじい跳躍力とタフネスを併せ持ち、更にゾンビを呼び寄せる能力まである強敵。コールダー兵長は彼らを自在に操ることができ、組織的な集団行動で相手を追い詰める。
その戦闘力は百戦錬磨のオブスキュリスを尽く返り討ちにするほどである。
コールダー兵長はモールにてエキゾスーツを装備したフランクさんと激闘を繰り広げた末に破れる。
残った進化型ゾンビ達は脱出に失敗したフランクさんに噛みつき復讐を果たすが、ちゃんと残さずに食べなかったために、史上最強の生物「ゾンビ フランク」が誕生してしまう。
後にコールダーの後継個体である「ロイヤル進化」と呼ばれる女王蜂に寄生された大柄な進化型ゾンビが現れ、中学校にて、多数の進化型ゾンビと共にゾンビ化したフランクさんに襲いかかるが、返り討ちにされ全滅した。
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関連項目
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