最強の風圧でさえこの身を揺るがすことはできない「龍風圧無効」を備え
不慮の攻撃を咄嗟にガードすれば「ガード性能+1」で難なく受け止め
鈍く銅色に輝く鎧とは対照的な鮮やかな鋼色とのコントラストに俺は酔いしれる
さあ、かかってこいモンスター、貴様なぞ本来は俺一人でも赤子の手を捻るがごt
フルクシャは力尽きた
「はめられた^^;」
フルクシャとは、モンスターハンターシリーズに登場するモンスター「クシャルダオラ」の素材で生産できる防具「クシャナシリーズ」一式を装備したプレイヤーキャラクターを示す言葉である。
特にMHFで多用される単語なので、以降は特に作品名の記載のない場合はMHFについて述べる。
概要
冒頭でも述べたが、フルクシャとは基本的に「クシャナシリーズ一式を装備したプレイヤー」を指す単語である。
発祥はMH2(dos)のオンラインモードにおけるフルクシャの地雷率の高さであり、以降PC用オンラインゲームのMHFで軽蔑の意味を込めて使われることが多く、現在は過去の伝説的なネタとなっている。
このため、以降に記載する内容はほぼ全てが遥か過去の話である。
大概酷評されるフルクシャだが一部の人からは妙に愛されており、フルクシャ愛ゆえに後述のスーパーフルクシャや黄金聖闘士になってしまう変態愛すべき馬鹿が存在するのもまた事実である。
また、あのセブンウェポンズの正式採用防具でもある。
一時期からはパッケージ防具やガチャ防具を購入することで簡単に優秀な防具が手に入るようになってしまい、初心者やライトユーザー(自称含む)の多くがそちらに流れたためか、フルクシャの数は以前と比べるとかなり減り、凄腕、SR、G級とメインコンテンツが進んでいった近年ではほぼ見ることはない。
ちなみにフルクシャの多くは剣士であり、ガンナーフルクシャは希少種とも言えるほどに少ない。
弾代が勿体ない、剣士でごり押すことしか知らない、といった理由が考えられるが、はっきりとはしていない。
地雷扱いの原因
フルクシャが地雷扱いされる主だった原因には以下のようなものがある。
- クシャPTに寄生して作成したため、結果腕前が磨かれずにいる人が多い
- 問題行動(あっさり3乙、BC放置、モンスターを無視して採取に向かう等)を起こす確率が高い
- ある程度のHRなのにスキルを追加していないor激運のみ追加する人ばかり
- 狩猟対象に向かない武器種、または適さない属性の武器でクエストに参加する傾向にある
例:耳栓スキルが重要なフルフルやディアブロス等に対し、耳栓無しなのにガードできない太刀を担ぎ、
『咆哮でしゃがみ込む→追撃を貰い死ぬ→「はめられた^^;」』(これは最早様式美) - フルクシャおにぎりで求人区にのりこねー^^
→フレに呼ばれたいので移動します - これでも倒せますよ^^;
→ラスタに呼ばれたので移動します
しかし、フルクシャが偏見の対象になるだけの原因は多々あれど、当然ながら全員が地雷と言うわけではない。
単に知識不足なだけで、スキルの相性や有用性を教えると脱フルクシャに向かうような、知らないなりに一生懸命やっている人も存在する。だから、フルクシャだけ見て人を見ない、と言う行為だけは絶対に避けたい。
しかしながら、説明や注意をしても一切通じないような既に手遅れと思われるフルクシャと遭遇した場合は、フレに呼ばれるか飼い猫が回線を引っこ抜いてしまうのを待った方が賢明かもしれない。
記事後半でいくつか紹介するが、フルクシャに代表される「地雷装備」というものに共通するのは「一見強いが問題を抱えている」、もしくは「実際強いが、それ故に強いということだけを聞いて装備するプレイヤーが大量発生して、間違った運用をしたりプレイヤースキルが足りなかったりすることが多発する」ということ。
ちなみに、MHF-Zで実装された極ノ型の太刀はいなしというガード系アクションを使うことができ、これにはガード性能の効果が適用される。しかしながら、極ノ型が使えるようになるのはG級からなのでやはりフルクシャに太刀は適さない。
ランスとフルクシャ
太刀以外の武器種で考えた場合、フルクシャは下位では珍しくランス向けスキル3点(ガード性能、風圧、回避性能)が
・ガード性能+1(スキルポイント各部位3、計15)
・回避性能+2(スキルポイント各部位4、計20)
・龍風圧無効(スキルポイント各部位4、計20)
と高水準で発動しているので、ランス装備としてはそれなりに機能する。
そのためフルクシャがランス装備として優秀だとする声もある。しかし下位に限定しても
- 作成難易度の低いバトルハイメタテンプレ(攻撃大、風圧大、ガード性能+1、砥石高速化)が存在する
- 下位のうちは一切スロットが開かず、デフォルトスキル止まり
- 下位プレイヤーで回避スキルを活かせる人は極少数
- 後々使い道がなくなる割に作成が面倒(特に頭は雌火竜の逆鱗が必要なので、下位だとかなり手間取る)
等々の理由から、優秀とは言えないとする声があるのも確かである。
そもそも、メインシリーズではランスの使用率が低いことで知られているので、実際に普及したかも怪しい。
上位からは作成できる防具も一気に増え、それに伴いランス装備も発展するので、たとえランスを担いでいても、人によっては、こと求人区においてのフルクシャは偏見の対象になりがちであった。
いらぬ偏見を避けるためにも、HR51からは最低でも胴金色(ラージャン防具)+剛力珠8仙人珠1 or 剛力珠7達人珠3にしておきたい。かなり古いテンプレ装備ではあるが、作成可能なHR帯のランス装備としては割と優秀な部類で、何よりフルクシャを脱却しているため、HR100台くらいまでなら変な目で見られることはまずないだろう。
※凄腕未満で剛力詰めを要求されることはまずない。しかしながら、金銀フルフル等の手軽な金策手段や「家具屋と毒怪鳥」という剛力珠そのものが報酬に出るクエストも不定期に配信されており、剛力珠を手に入れるのはそう難しくなくなっていたので、入手してみるのもいいというところ。
近年では剛力珠もより簡単に入手可能かつHR帯はそれ用の防具で一気に駆け抜ける形となっているので、あまり気にする必要のないこととなっている。もちろん、HR帯をゆっくり楽しむのもありなのでその場合はこれらのテンプレ作成に着手するのもいいだろう。
フルクシャ亜種
フルクシャには以下の亜種が存在する
【セミクシャ】
主に頭にピアス系の防具を装備して頭を出したフルクシャのことを指す。
セミクシャになる理由としては、兜がダサいから、雌火竜の逆鱗が手に入らなくて頭を作成できない、等がある。
多くの場合フルクシャよりもスキルが劣化しているため余計に変な目で見られる。
【激運フルクシャ】
フルクシャのスロットに報珠x3、宝珠x1を詰め込み激運を発動させた姿。ある意味でフルクシャの最強形態。
他のスキル(主に攻撃スキルや耳栓スキル)を完全に無視して激運を発動させることになるため、「激運は他のスキルを完備してから発動させるもの」とされるMHFでの嫌われ具合はダントツ。
【剛力フルクシャ】
剛力珠(攻撃+3、達人+2、底力+2)×8+仙人珠×1、もしくは剛力珠x9+達人珠x1をフルクシャと武器スロット1に突っ込んで攻撃大・見切り3・火事場2を発動させた姿。
フルクシャに詰める程剛力珠の数に余裕がある人なのか、フルクシャしかないからこそクシャに剛力珠を詰めているのかは本人に聞かなければ分からない。もっとも、後者のような人はまず剛力珠すらもっていないものだが。
前述の胴金色との違いは、見切り+3にするのに武器スロットが必要なことと、風圧スキルが龍風圧無効になること。
【スーパーフルクシャ】
フルクシャにMHF独自の高性能な装飾品であるG珠をたっぷり詰め込んだフルクシャのこと。
ハイパーフルクシャと呼ぶ人もいるが、Google検索ではスーパーの方がややヒット数が多い。
G珠の作成は非常に面倒であったため、当時こんなのを着込んでいる人間は100%ネタでやっている愛すべき馬鹿であった。
- 例その1
鬼神斬破刀【極】 | ● | 仙人珠G | ||
クシャナFアンク | Lv7 | 104 | ●● | 仙人珠G, 仙人珠G |
クシャナFディール | Lv7 | 171 | ● | 仙人珠G |
クシャナFハトゥー | Lv7 | 121 | ●● | 仙人珠G, 仙人珠G |
クシャナFアンダ | Lv7 | 155 | ●● | 仙人珠G, 仙人珠G |
クシャナFペイル | Lv7 | 136 | ●● | 仙人珠G, 仙人珠G |
防御値:687 スロット:■0□0●10○0 火:+10 水:+15 雷:0 氷:+36 龍:0 見切り+5,状態異常攻撃強化,耐震,麻痺無効,回避性能+2 龍風圧無効,寒さ無効,ガード性能+1 |
- 例その2
クシャナFアンク | Lv7 | 104 | ●● | 仙人珠G, 仙人珠G |
クシャナFディール | Lv7 | 171 | ● | 仙人珠G |
クシャナFハトゥー | Lv7 | 121 | ●● | 仙人珠G, 仙人珠G |
クシャナFアンダ | Lv7 | 155 | ●● | 音無珠G, 音無珠G |
クシャナFペイル | Lv7 | 136 | ●● | 音無珠G, 絆珠G |
防御値:687 スロット:■0□0●9○0 火:+10 水:+15 雷:0 氷:+36 龍:0 麻痺無効,見切り+3,回避性能+2,龍風圧無効,寒さ無効 ガード性能+1,状態異常攻撃強化,耐震,高級耳栓,絆 |
【黄金聖闘士(ゴールドセイント)】
MHF固有の防具であるSP防具のうち、クシャナSP黄を全身にまとった人の事。
黄と付いているが、実際はメタリックイエローで金ピカに見えることからこう呼ばれる。
ちなみに、ランスのレジェンドラスタであるエドワードはクシャナSP黄のセミクシャである。
ただのフルクシャと違い、こちらは腰防具にMHF屈指の難素材かつ不足しがちな「古龍種の剛翼」を4個も使用するため、持ち主は「他に作るべきものを蹴ってフルクシャに走った変態」or「剛翼が余っているとんでもない人」と言える。
クシャナSPには他にも赤と緑があり、黄ではなくこちらを着用するフルクシャ愛好家も少なからず居るのだが、こちらは特に連想されるものがないためか、黄金聖闘士のような特別な呼ばれ方をすることは殆どない。
【フルクシャ剛種】
F.4にてフルクシャ待望の 剛クシャ防具のウィンドシリーズが実装された。なんと遂に耳栓を習得した。
フルで揃えるなら黄金聖闘士よりも遥かに手間がかかるので最早ここまでくると様式美である。
もちろん、フルクシャ愛好家ならフルセットでLv7まで作るよな?
ちなみに剣士だと攻撃力UP【中】、見切り+1、耳栓、風圧【小】無効、麻痺半減、回避性能+1、氷属性攻撃強化【小】が発動する。スキルのみ見ると、フルクシャっぽいスキルがガタっと弱くなり、攻撃面に伸びた具合である。
但しフルで装備した場合、普通に戦っていれば剛種防具補正がかかるので、攻守バランスはとれていると言える。
匠も胴に+3が着いているので付けられなくもない。
(剛種防具補正…体力・スタミナが一定値以上の時、発動しているスキルすべてのランクが1段階アップする。剛種防具の装備している数に応じて条件は緩和される)
【フルクシャG級】
ついにG9.1でウィンドシリーズが、G10でクシャナシリーズがG級武具に対応した。
ウィンドGXシリーズには、抜納術やG9.1で初登場した氷界創生といった強力なスキルが備わっており、
またクシャナGXシリーズには、G10で新たにお目見えした要塞(ガード性能、ランナー、武器捌きの複合スキル)が搭載されている。
クシャナGX、ウィンドGXともにHR帯のころのスキルを強化したような強力なスキル構成になっている。
剛種防具のG級対応に伴い、上の剛種防具補正も緩和(一部位で補正が受けられるようになった)されているため、
頭のみウィンドGX、その他の部位をクシャナGXにすることで非常に強力な(最前線とまではいかないがそれに準ずる)防具構成も作成できる。
また、G級武器には清輝雷華刀という鬼斬破系の色違いデザインの武器があるので、これと合わせればフルクシャおにぎりGの完成である。
【フルクシャ外装/フルクシャ重ね着】
MHF-Zでは任意の防具に他の防具の見た目を付与する「外装」システムが実装されていた。
GR/GSRをMAXにした状態で狩猟することで手に入る功猟ポイントを使って引く功猟くじの「赤くじ」にはクシャナSP赤/黄/緑の外装解放券がラインナップされているので、外装券を引くことができればいつでもフルクシャで狩りに出かけることができる。
メインシリーズでもMHXXで他の防具に見た目を合成する「防具合成」、MHW以降では任意の防具の見た目を重ねる「重ね着装備」のシステムがあり、見た目だけをフルクシャにすることが出来る。
フルクシャの親戚
フルクシャと似たような扱いを受ける一式装備、テンプレ防具は他にも存在する。
【フルルガ】
ガルルガ防具一式のこと。フルクシャと違い、剣士ガンナーは同程度の頻度で見ることができる。フルクシャより数はかなり少ないが極稀に求人区で見かけることも。一式での性能は言わずもがな。更にスロットが少なく発展性に乏しいが、そもそもデフォスキルの人ばっかりである。嫌われる理由はフルクシャと同じ。
これもSPの外装解放券が赤くじに入っている他、防具合成や重ね着があるのもやはり同じ。
【大仏(フル夜叉)】
ヤマツカミ素材で作成できる「夜叉シリーズ」防具一式のこと。フル夜叉よりも大仏と呼ばれることが殆ど。
何故フル夜叉ではなく大仏と呼ばれるかと言うと、男装備の見た目がまんま木彫りの仏像だから。
(見た目は金剛夜叉明王そっくりなのでフル夜叉と呼ぶ方がぴったりなのだが、何故か大仏が浸透している)
女性用の夜叉装備は女人像といった出で立ちとなっているが、こちらも引っ括められて大仏と呼ばれている。
デフォルトで運気のスキルポイントが15あることで簡単に激運が発動できることからか、幸運を激運に底上げしただけで使う人が多いため、毛嫌いされる防具となってしまった。
最近は課金防具で簡単に運気スキルが発動するようになったせいか、滅多にお目にかかれなくなった。
【ギザミマン】
その名の通りギザミシリーズ一式のこと。
一口にギザミマンといっても、フルギザミ、フルギザミS、フルギザミUとバージョンは多い。他にも頭から順にUSUSUとする場合もある。なお、何れにしても鎌蟹の防具らしく攻撃スキル特化である。
ギザミマンが問題視された点は主に「未強化」の存在だろう。上位序盤でのフルギザミSであれば防御も高いのだが、全く強化せずに低防御のままでいる人がいたことで問題になったように思われる。
なお、過去にネ実2では「【MHF】フルクシャ、ギザミマンいい加減に氏ね」と言うスレが立ったのだが、早々に超絶ギザミマンを紹介されたおかげか、叩かれるよりも主にネタにされていた。
MHP2Gではカイザー装備(テオ・テスカトルの防具)との混合で「カイザミマン」なんてものもあったが、こちらは性能重視のテンプレ装備である。
【超絶カイザー】
MHFというよりMH2において有名であった装備であるが、同じ古龍装備フルセットということで紹介する。
封龍剣【超絶一門】+カイザー防具一式のセットを指している。超絶フルカイザー、超絶戦隊フルカイザーとも。
「乱舞。古龍は死ぬ。」というぶっ飛び性能の超絶一門にカイザーの見切りが合わさり最強に見える装備で、実際に黒龍の顔面破壊やその他古龍戦などでかなり重宝された。
しかし、超絶カイザーを笠に着て高圧的な態度をとる、ところかまわず味方まで巻き込んで乱舞する、只管ゴリ押しであっさり死ぬ等、MHFで言うところの「トリアカを着た乱舞厨」的な人がチラホラいたせいで、何かと話題になることが多かった装備である。「ちゃんと使えば強い」という点では、後述のアゴルトや超絶エディオに近いと言えるだろう。
MHFではカイザーの上位版とも言えるフレイムシリーズ(剛種防具)と、封龍剣の強化版である極封龍剣【超絶一門】が存在する。これらを使い極封フレイムを組んで遊んでみるのも面白いかもしれない。かつては素材がかなりキツかったが、時が経つにつれて易化した。
余談だが、MHWでは「重ね着装備」が超大型拡張コンテンツ『アイスボーン』で武器にも拡張されており、見た目だけ超絶カイザーというのが可能だったりする。
【フルーツ】
祖龍防具一式のこと。
フルーツが嫌われていた本来の理由は「S系防具無しだと友情が発動しないから」というもので、友情システムが廃止された現在のMHFではその理由で嫌われることはなくなった。もし今現在フルーツが嫌われる理由があるとすれば、「ガ性発動しているのに太刀って^^;」「龍耐性低すぎなのにティガや古龍に来んじゃねー」「匠は?^^」あたりだろうか。
作成難易度の問題もあってかフルーツは減少の一途を辿っており、現在は幻の生き物となってしまった。
【アゴルト】
7.0パッケージの特典装備であるゴルトFとプレミアムキットのアルマFを用いたテンプレ防具で、発動スキルが
攻撃力UP【大】,激運,見切り+3,高級耳栓,火事場力+2,砥石使用高速化,絆,斬れ味レベル+1,笛吹き名人
と、剣士基本スキル5点に激運、笛名人、絆、匠まで揃って防御もなかなかと非常に高性能な装備なのだが・・・
- 防具の強化が非常に楽で、強化する際、素材は要求されても腕前は全く要求されない
- 適当に剛力と匠珠詰めただけで完成。笛使わないならG珠すら不要で、剛力も祭P交換で手に入る
- 耐震や耐性などが必須or推奨される相手にもスキルそのままのアゴルトでのりこねー^^
- 剛クエにアゴルトで突撃して即死オンライン
といった理由からアゴルト=地雷御用達と言う意識が一部の人(主にネ実民)に見られる。
使いどころを誤らなければいい装備なのは確かなのだが、野良、特に求人区のアゴルト酷い人ばかりということから地雷装備の定番として名が挙げられるようになった。
時は流れ、ゴルトがキットとして発売されるとアナウンスされた時に「ずいぶんと減ったアゴルトがまた大量発生するか?」と思われたが、多くのプレイヤーの予想に反してアゴルトの数はあまり増えなかった。その後下記のエディオが登場したこともあり、一時代を築いた?アゴルトも、現在ではイリオモテヤマネコ並の希少生物に成り果ててしまった。
【超絶エディオ】
フォワード.1パッケージの特典防具「エディオシリーズ」+超絶のピアスⅥ(聴覚保護+15、風圧+20、砲術師+5、スロ2のとんでも頭防具)という組み合わせの装備。ガード性能+2や龍風圧無効などが発動するため、激運ランス装備としてはお手軽かつ相当優秀であると言える。
結局大仏やアゴルトにあった「何にでも激運」そして「一張羅」を受け継ぐ装備となってしまった。
ガード性能+2が発動しているのに太刀や双剣を担いでいたり、高級耳栓と龍風圧無効の恩恵がほぼないルコディオラ剛種に沸いたあげく耐性を上げていないのでマッハで死んだり、耳栓不要な蟹や魚相手でも超絶のピアスⅥのままだったりと、アゴルトの悪夢再びといった様相を呈している。アゴルト以上に基本性能が優秀なだけに、なんとも不憫である。
なお、超絶のピアスⅥはHR600~入手可能な防具なので、それ未満のプレイヤーは高級耳栓発動のためにSP頭防具やアイルーのネコミミorフェロウベレーを使うことが多い。
【フルルコ】
フォワード.1で追加された新古龍「ルコディオラ」素材で作成する「ルコシリーズ」一式のこと。
ルコディオラはHR22から行く事ができるが、『ブラックピアスなどで龍耐性を上げれば攻撃が屁でもなくなる』という特性の余り楽に倒せてしまい、結果的に(LV1の)作成難易度が低い割に、下位にしてはかなりの高防御(剣士LV1フル装備で358)のため、一躍新規プレイヤー達の人気装備となった。
だがルコシリーズはその発展系であるF、更に上位のFXまで強化できればかなり強力であるが、実際にルコFにするためにはHR100以降でなくてはならず、ノーマルのルコシリーズですらレベル7にするのにはHR71相当、しかも結構な数のレア素材を要求されるため、他のフルシリーズ同様に未強化のまま諦める人がいる。諦めるだけならいいのだが、上位でもフルルコ、中には凄腕でもフルルコ(当然未強化)という者まで存在するため、緑ネーム以上でフルルコを装備してるともれなく地雷認定され、フレに呼ばれる事になる。
なお、気になるフルルコでの発動スキルは業物+1・麻痺半減・挑発であり、要するにフルクシャ以下の糞スキルである。更にスロット数もLV1では頭と足に1箇所のみでどこまでもどうしようもない。
そんな糞スキル満載な防具なのにも関わらず何を血迷ったのか、公式のルーキー支援ブログに初心者おすすめの防具と紹介していた。おかげでPS3でのフルルコ率が増大。 運営よ、もっとましな装備があったはずだろうに…
数年がたちG10.1にてルコシリーズはキリンシリーズとともにG級に対応、フルルコGXだと状態異常無効【多種】、剣神+2、消費特効、閃転が発動するが、状態異常無効【多種】以外は必要SPをオーバーする上に水氷龍属性耐性が酷いことになるのでやはり一式には適さない。
更にZの10周年記念アップデートで辿異種に進出、フルルコZは消費特効、巧撃、一閃+1、幕無、閃転が発動しオーバーしてるのは消費特効ぐらいだがやはり欲しい部位だけを使ったほうが良いので一式はネタ。
【ラピスFX】
最強装備の一つである弓の秘伝防具「ラピス」一式のこと。
純白の秘伝防具の中では最高級のスキルを誇り、フォワード3までは白秘伝最強といわれていた。
当時は秘伝防具の作成難易度は非常に高く、相当やりこんでいる廃人もしくは暇をもてあました人間しか作ることができず、広場で放置しているだけで尊敬の対象とされていた。
しかしながら!フォワード4でギルド優先依頼で秘伝防具が超絶緩和。
もはや秘伝は誰でも持っているのが当たり前の装備となり、「弓秘伝=最強」という情報を鵜呑みにしたにわかが装備しているようになってしまった。
フォワード5ではラピスを作るためのHCババ変の肉質が修正され狩りやすくなったことで、ラピスは更に増殖した。
ここまで酷くいわれるのは秘伝地雷と呼ばれるユーザーの多くがこの装備をきていることである。
ギルド優先依頼でラピスを作った秘伝地雷は、秘伝を作る暇を持ちながらもチャイタン、弾強化無し、ナンニデモ=嵐の型は日常茶飯事、ババコンガやキリンといった小さいモンスターに貫通弓を担いできたり、アビオルグの即死コンボにもいともたやすく巻き込まれる。
酷い場合には大秘伝なのにもかかわらずチャイタンというケースも。秘伝を二つ作る程紙集めをする前に色集めにいくべきではないだろうか?
秘伝防具の中でもぶっちぎりの地雷率の高さにより、新世代のフルクシャといわれることも多かった。
ちなみにもう一つの弓秘伝に「ターコイズFX」があるが、ラピスに比べるとスキルの汎用性が低いからか全く見かけないため地雷扱いされることもほとんどない。
G1以降はクッキー・蟹・ポカラ丼オンラインで下記のスピネルが重用され、遠距離武器がことごとく淘汰されていった中、このラピスも例外ではなくそのほとんどが引退か赤イカに乗り換える形で広場から姿を消すことになった。
【スピネルFX・朱雀】
太刀の秘伝防具でフォワード4から浮上してきた地雷装備の一つ。朱雀はG2から派生強化できるG級対応の秘伝防具である。両者とも総じて赤イカと呼ばれることが多い。
秘伝スキルの内容は勿論の事、スキルが充実しており、優秀な装備であることはたしかであるが上記のラピスFXの項目でも書いてあるように秘伝防具の製作が緩和されたことにより、その性能を鵜呑みにしたユーザーが大量に広場に溢れることになった。
フォワード5は覇種クエストの存在もあってある覇種モンスターと某糞蟹の素材で作った覇種太刀:殻王獄刀【玉鋼】が最強といってもいいと過言ではない性能を秘めていたために、スピネルの量産に拍車がかかることになる(事実、公式の覇種連続迎撃戦のサイトにある各覇種討伐タイムに載っているハンターが使用していた太刀はほとんどその覇種武器の太刀である)。
結果、PSのある者とない者(もれなく片秘伝、チャイタン付)が入り乱れる形となってある意味、見えない地雷となってしまった。
G1では防御力に補正がかかる仕様となってしまい、敵の攻撃で即死という事態にも陥った。が、G級クエストのモンスターはHCクエとは違い、罠や麻痺の効果があるので火事場+大刀神+麻痺剣のハメ討伐が日常的に行われてしまい、広場の募集文もハメで埋めつくされる始末。G級の新モンスターでさえもハメの犠牲となる。無論、ガチで討伐に行くとボロが出るのは明らかになる。
G2からはG級対応の秘伝防具に強化可能になる。スピネルは朱雀Gとなって強化されるものの、防御力は微量しか増えず、ランクが高いモンスターの攻撃で一瞬で蒸発してしまう。しかし、それでも彼らはそれを脱ぐことは無く(一張羅しかないのか愛ゆえなのかわからないが)3000円課金して狩人応援コース(Fコース)で防御を補うか、ハメで防御力を無視するかの方法で、細々と生きながらえていた。また、ハメが横行した大きな原因は大量にモンスターを狩らないと新しいモンスターのクエストを受けられないG1のG級の仕様であり、これが即時撤廃されたG2以降ハメは廃れていくことになる。
GG(G4)からは秘伝防具は精錬で珠に変えることが可能となったほか、穿龍棍の実装が行なわれ太刀秘伝の立場は大きく揺らぐこととなる。穿龍棍のなかに秘伝に依存せずとも高い火力と麻痺属性を持つヴァシム・フワァールという武器があった。秘伝に依存せずとも火力を出せるということは、秘伝の最大の欠点だった防御力も補え高い攻撃力と防御力を両立できることとなる。これで穿龍棍が完全に赤イカを食った形となったため、太刀を使っていた人間が一気にヴァシム棍に乗り換えることとなり、太刀の秘伝防具を使う人間は希少種となってしまった。
これによりガンナー以外の秘伝絶対主義時代の生き残りが完全に全滅したこととなり、ガンナーもG7の始種防具実装で秘伝一式ではなく珠秘伝にシフトしていくことになった。
【エントラ・フロガダ・ラース】
いずれもG級の最前線までの道のりを教えてくれるハンターナビで手に入るG級の入門用防具。
一式で着るのはそれ自体がナビ項目にもあるので別にいいのだが、これらはあくまで入門用でありこれを着てG級クエストをこなし正式なG級装備を作っていくためにある。にもかかわらず、G級の中盤以降のクエストの募集にもこの装備のまま入ってきて他メンバーの足を引っ張るということが起こり、地雷装備の一種として扱われてしまった。
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