フレンジー(Frenzy)とは、トランスフォーマーシリーズに登場する超ロボット生命体である。ここでは色違いのランブル(Rumble)も紹介する。
概要
肩書きは「特殊破壊兵」であり、カセットロンに所属する。カセットロンなのでカセットテープに変形し、普段はサウンドウェーブの胸の中に…と思いきや胸の中にいる事は多くなく、多くの場面では単独で行動をしている。メガトロンに対しては忠実に行動し、各種作戦に従事した。言ってみればサイバトロンで言う所のバンブルポジションである。体の色はうす紫であり、大きさで言えば、スパイクよりちょっと大きいぐらいであり、メガトロンらと並ぶとフレンジーの小ささがかなり際立っているが、その大きさを補う程の行動力がある。
最大の武器はハンマーアームであり、両手がこれに変形、地震や地割れを起こすだけでなく、水の中で津波を起こす事も出来る。この他、背中にマシンガンを装備して、これを手に持って撃つだけではなく、飛行している時にこれを動かして狙撃することも可能である。
性格は悪ガキのような感じで生意気で口やかましい。また、結構ノリのいい所もあり、おそらくは地球で暮らしてるうちにテレビでちりめん問屋のじじいと下僕どもの冒険を見たのか、センチュリオンドロイドの話では「ええい、控えおろう!」と発している。ダイノボットと対決した際に地割れに飲み込まれた事がトラウマとなっており、セットの恐竜をダイノボットと間違え、銃を乱射した。スカイワープと仲が悪く、喧嘩が絶えないが、飲みニケーションの場においては割合に仲良く飲んでいた。上司のサウンドウェーブには平気でタメ口をきくが、スタースクリームには逆らえないようである。
カセットロンの中では単独行動が多い事や、コンドルさんが金星多数なのでその能力がやや霞みがちではあるが、特殊破壊兵の名に恥じない活躍も多く、ハンマーアームを使った攻撃はサイバトロンを度々苦しめ、スタントロン創設に当たっては素材となる車を一人で強奪し、スタントロンの名付け親となるなど活躍が多い。
声の吹き替え
賢明な諸兄ならばお分かりであるが、あの絶叫要員と同じであり、他のキャラクターを食うぐらいの絶叫かと思いきや、こちらでは口上や捲し立てが多く、エフェクトも割合に強いので一見して同一人物とは思えない。また、エフェクトゆえに通常の驚きの声も奇声のようになる。
ランブル(Rumble)
フレンジーと同じく特殊破壊兵であり、体の色が黒と赤なのが特徴である。フレンジーと同じ能力を持ち、性格も似ているが、こちらの方が喧嘩っ早い。
声の出演は難波圭一、未放映分はチョー、ザ・ムービーでは山口健である。なお、「スチールシティ」では一瞬だけ城山知馨男が担当してるが、これはその直前のシーンではフレンジーで描かれており、おそらくは例のごとくの作画ミスに起因するものと思われる。
有名な話であるが、原語版ではランブルとフレンジーが入れ替わっている。玩具展開と日本吹き替え版が正しい方である。
関連静画
関連項目
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