フローラステークスとは、JRA(日本中央競馬会)が開催する東京競馬場の3歳牝馬限定重賞、芝2000mの競走である。格付けはGⅡ。(オークストライアル)の副題が付いている。
概要
1966年に東京で開催される4歳牝馬特別として第1回が行われたのが始まり、寄与賞はサンケイスポーツで、サンケイスポーツ賞4歳牝馬特別が正式な名称だった。
1984年のグレード制度導入時の第19回からGⅡ格付をされている。
2001年になって、馬の年齢をそれまでの数え年から国際標準の満年齢に改めた時にフローラステークスとなった。
名称が4歳牝馬特別だった頃は、阪神競馬場の「報知杯4歳牝馬特別」も存在していて、共に社名を省略して表現することもあり混同の元になる事から、東京競馬場のレースは「4歳牝馬特別(東)」や「オークスTR」等と表記されることもあった。
なおフローラステークスは2000年まで1月に中山競馬場で、現在の年齢の3歳牝馬限定のオープン特別で行われていたがそちらは廃止、レース名のみをこの競走に移した形となっている。
当初は5着まで優駿牝馬の優先出走権の付与があったが、1991年にスイートピーステークスにも出走権を付与する事になり3着までに変更になり、更に2018年から2着までに変更になった。また1999年までは桜花賞から中2週、優駿牝馬にも中2週だったため桜花賞を使った馬がこのレースを使い優駿牝馬に向かう事もあった。このローテーションは初代三冠牝馬になるメジロラモーヌといった事例があったりする。
このレースの勝ち馬からは等ナスノカオリ、リーゼングロス、メジロラモーヌ、マックスビューティ、アラホウトク、キョウエイタップ、スティンガー、サンテミリオン、モズカッチャン、ウインマリリンが、
複勝圏内からはシャダイターキン、タケフブキ、ナスノチグサ、テスコガビー、ファイブホープ、アグネスレディー、ダイイチルビー、レディパステル、等の馬たちがG1/G1級をのちに勝利または勝利していた。
レース結果
年齢表記は2000年以前も現在の年齢で表記
第1~21回までは芝1800m(第2、3回、5回は中山競馬場、芝1800m)
第3回は東京競馬場改修のため6月開催、第7回は馬インフルの影響で6月開催
第22回から芝2000m
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関連項目
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