フロー単語

フロー

フローとは、経済学の用で、ある期間での財務状況を構成する要因のことをいう。


対立概念としてストックというものがある。ストックは、ある時点での財務状況を構成する要因のことを言う。

定義 財務諸表
フロー ある期間での財務状況を構成する要因 損益計算書(PL)
ストック ある時点での財務状況を構成する要因 貸借対照表(バランスシート)(BS)

 

フローとストックの例

家計におけるフローとストック

旦那さんが働いて得た給与は、フローである。年収○万円、収○十万円、といった具合に、ある期間での収入である。

子供教育費は、フローである。塾に通わせるのに年間○十万円、といった具合に、ある期間での支出である。

3月31日の時点で、さんがの資産状況を点検した。銀行が○円、持ちの価格を不動産鑑定士に鑑定してもらい○円と知った。この2つが資産である。ローンの残りが×万円で、これが負債である。計算したらどうやら資産の方が○円だけ多かったので、純資産○円だと考えることにした。資産()の方が、負債(食い)よりも大きかったので、さんはほっと一安心した。この中で出てくる銀行、持ちの価格、ローンの残り、これらはストックである。
  

国家経済におけるフローとストック

GDP(国内総生産)という数値が1年に1回発表される。1年の間に日本国内で行われた消費、設備投資、輸出・輸入、政府の支出などを合計して、1年間に内で生産された付加価値の合計の額を算出する。この中に出てくる個人消費、設備投資、輸出入、政府支出はフローである。

3月31日の時点で、財務省の官僚が日本政府の資産状況を点検した。有地や有価券などの資産を全部合計すると○兆円になり、国債などの負債を全部合計すると×兆円になった。資産の方が○円だけ多かったので、純資産○兆円だと報告した。資産()の方が、負債(食い)よりも大きかったようである。この中で出てくる有地、有価券、国債ストックである。
  

フローで金持ち(貧乏)になる

フローというのは「ある期間の中の財務状況を構成する要因」という意味だが、たまに「フロー持ちになる」「フロー貧乏になる」といったような表現をする人がいる。経済や財務に詳しい人がサラッと言うような表現である。

前者は、仕事を頑って収入を増やすことで持ちになることや、支出を切り詰めて持ちになることを示している。

後者は、仕事ミスして上に嫌われてボーナス定が下がり収入が減って貧乏になったことや、子供スポーツクラブでの遠征費が増えて支出が増えて貧乏になったことを意味する。

支出・収入という言葉を使えばいいのだが、ちょっと気取りたいときに、フローと言っているというわけである。
 

フロー型好景気(不景気)

経済や財務に詳しい人は「あの好気はフローの好気だね」「あの不気はフローの不気だ」とサラッと言うことがある。経済や財務に詳しくない人は、いまいちピンとこない表現である。

前者は個人消費が伸びて消費が生産を上回ったのが原因の好気という意味になる。

後者は、個人消費が伸び悩んだ上に企業の生産が好調すぎてモノ余りになってモノが売れなくなったがゆえの不気という意味になる。

消費・生産という言葉を使えばいいのだが、ちょっと気取りたいときに、フローと言っているというわけである。
 

関連項目

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