ブチコ単語

ブチコ

ブチコとは、2012年まれの日本競走馬である。

現役の中では断トツの奇抜な見たで有名。どれくらい奇抜かというと、本場イギリス競馬情報に「独特の模様」とわざわざ記事にされるくらい。条件なのに。

概要

キングカメハメハシラユキヒメ、サンデーサイレンス。まあは今更説明する必要もなかろう。そして少し競馬に詳しい方なら名でもピンと来るはずである。

そう、シラユキヒメは突然変異で生まれたであり、としても2015年までに生まれた11頭の産駒の内9頭が毛という「毛の」として有名なというのは突然変異なら数万頭に1頭というレアなのだが、優性遺伝である毛遺伝子を持つシラユキヒメからは確率50%が生まれるらしい。実際のところ約82%毛なのでアテにならないが…。々の話は置いておいても繁殖としてなかなか優秀で、初の重賞勝利となった関東オークスを含め交流重賞3勝を挙げたユキチャン(2005年生。クロフネ)を始めデビューした産駒7頭の内4頭が勝ちあがり、しかも4頭とも2勝以上を挙げている。

ブチコに話を戻すと、まず見たの奇抜さで注される。このも例によって毛なのだが、たてがみはとも灰色とも色ともつかない色で、首からトモ(後肢の膝から上くらい)にかけて斑点模様があり色。毛以上にしい「斑毛」のだったのだ。JRAの毛色登録に斑なんてないので毛登録である。実は1歳上の全マーブルケーキも斑毛で、2歳下の全も斑毛らしい。キングカメハメハの遺伝子と何か反応するんだろうか?しかし、斑だから「ブチコ」って、そのネーミングはどうなのよ金子さん。

名前はともかく、デビュー前から「柔らかさはきょうだいで一番」と素質を期待されていたブチコ。厩務員が毎回どこかにブチ模様の衣装を身につけるという話題性もありデビュー戦からファン人気を集めた。キンカメだしユキチャンも芝で勝ったからいけるんじゃね?と期待して芝で走らせてみたが5→2→4着。2歳シーズンは未勝利で終わってしまう。とにかく初勝利を、ということで4戦ダートに下ろすとなんと後続に8身差をつける大楽勝。2戦の条件戦も3身半差で快勝。こりゃ強い。よし、賞も積んだし桜花賞トライアルだ!・・・だからさ、芝はダメだって言ったじゃん。先行して沈し14着。まあ、そうなるわな。なんか坂もダメらしいけど。

でもダート戦なら…!と思ったのだが、この世代はよりにもよってノンコノユメ、クロスクリーガー、ゴールデンローズタップザット…等々とにかくダート戦線がすごいことになっていた。OP伏Sではノンコノユメ(チャンピオンズC2着)、クロスクリーガー(レパードS)、リアファル(菊花賞3着)、ホワイトフーガ(JBCレディスクラシック)などメンバーってしまい、ゲートでつまずいたのもき6着。賞加算を狙った兵庫CSは同厩のリアファルとの兼ね合いもあり回避。ユキチャンとの姉妹制覇をしたGⅡ関東オークスは、いつもはさっぱりメンバーわないのにこの年に限って芝重賞が2頭も登録しやがり、しょうがないので回避。GⅢユニコーンSはメンバーいすぎ5着。なんとも運のない…。関東オークスの登録を巡って担当の調教助手がTwitter炎上する騒ぎを起こしたこともあり、なんだか微妙な雰囲気になっていた。

その後休養し、10月に自己条件で復帰。1番人気を背負うが、古との初対戦、さらに苦手の阪神では分が悪かったか8着惨敗。しかし舞台京都に変わった11月北國新聞杯では2着に健闘。着々とをつけると、明けて4歳、年明けの京都開催を待って挑んだ1000万下ではめ先頭から大差ぶっちぎりで圧勝というえげつない競馬1600万下条件に上がっての初戦となった北山Sは重馬場で伸びきれず3着に終わるものの2戦の上総Sでは4コーナーで5番手から麗に差し切り勝利。めでたくオープン入りすることとなった。

オープン入りの初戦は船橋競馬場での限定交流重賞のマリーンカップ。相手関係やブチコ自身の人気もあり単勝1.9倍の大本命に支持されたわけだが……なんと発走前にゲートをこじ開けて飛び出してしまったのだ。地方競馬ゲート磁石式が多く、が暴れるとゲートを突破してしまうこともしばしばある。肝心のブチコはというと元から出血しており体検の末あえなく発走除外、い顔に血がにじむ痛々しい姿であった。

痛いのブチコだけではなく催の船橋競馬。なんとこのマリーンカップ券総売り上げは5億1600万円だったのだが、ブチコ除外による返還がなんと売り上げの約70に及ぶ3億6400万円に及んだのである。大体運営側のば券売り上げの取り分が25ぐらいなので本来は1億3000万円ぐらいが船橋競馬に入るはずだったのだが、これにより4000万円程度にまで下がってしまったのだ。ついでに言えば賞総額が3500万円なので、このブチコの競争除外でこのレース船橋競馬けはほぼなくなってしまった。せっかくの交流重賞という稼ぎ時なのに。

めてゲート試験を受けなおして一発合格したものの、次の出走は6月となってしまい再び1600万下に降級しての麦ステークスだったのだが……今度はゲートを潜り抜けてラチを飛び越え突してしまったのである。こんどはラチに突した左肩から出血しまたもや毛が血でにじむことに。もちろん体検の末競争除外。レース券売り上げ20億円余りのうち半分近くの9億3000万円が返還という大量返還を再び引き起こしてしまった。ついでに言うと上のクリストフ・ルメール(ちなみにマリーンCの時も騎乗していた)も放の際に左足を折し翌日のGⅠ安田記念は乗り替わりになるなどなんとも後味の悪い結果になった。

これにより長期放牧に出され、帰厩して10月に再びゲート試験を受けて一発合格調教師も「レースに出してみないと分からない」と言っていたが復帰戦の観月Sでは見事ゲートをきちんと出たが久々なのかかかってしまい8着惨敗。そのあとのSも上がり最速ではあったが4着となんとも残念な4歳シーズンを終えた。

2017年初戦のSではまたもゲートを潜ろうとして、今度はゲートの前を破壊。発走となり4着。再び出走停止と調教再審の処分が下った。営はついに再起を断念、引退と繁殖入りが決定。結局16戦4勝、最後までその価を見せないまま競馬場を去ることとなってしまった。

勝ったレースは8身差、3身半差、大差、3身差。すら楽勝でぶっちぎってたし、ゲート難さえなければダート戦線の役になっていたことは想像に難くない。実じゃないところばかりで注されてしまった、なんとも惜しいだった。

繁殖としては、繁殖入りしている4頭のが全クロフネ産駒(1個上の全マーブルケーキは現役)ということもあり住み分けはできそうだが、現状キングカメハメハはむしろ大きな制約になってきそうである。ともあれファミリーをさらに広げる役を担い、第二の人生に入る。

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ブチコのレース

 

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1 ななしのよっしん
2016/03/09(水) 09:32:20 ID: /0v3oypI44
4勝をあげてオープン入り。
同世代のダート路線なら戦える実はあるね
2 ななしのよっしん
2016/06/13(月) 22:10:03 ID: Qa68kOhQjl
2戦連続でゲートをくぐって出走停止に......
3 ななしのよっしん
2017/01/18(水) 15:49:29 ID: jH5CqDbRPw
1月17日 京都9R ステークスにてゲート破壊。2月16日まで出走停止処分とのこと。
レースで外発走で4着に来てる辺り実はあるんだが…これほど競馬に向かない競走馬は初めて見るわ。
4 ななしのよっしん
2017/01/19(木) 13:54:39 ID: p+2zqB8K8r
結局ゲート難のために引退
まあだしこの方がよかったのかもしれない。
5 ななしのよっしん
2017/11/19(日) 12:25:08 ID: 3ELBS+eCZQ
netkeibaにて、ブチコの今を慢できずにった愚者がいるようで