ブラックチェンバーシステムとは、『電脳警察サイバーコップ』に登場する、
概要
サイバーコップたちは、ZAC(ザック)本部より支給されるアカウント情報が記録されたカードを各自一枚ずつ所持しており、数字が入力可能なデバイスにそのカードを差し込んで特定の番号を入力することにより、都市の地下に張り巡らされたシューターを利用して、本部に収納されている武装入りアタッシェケースを呼び出すことができる。
入力用のデバイスは、各地に有線で接続された設置型である。、様々な場所に隠されているので都市部であればほぼ身の回りの何かしらに仕込まれているものと理解しても差し支えないと思われる。しかし、これらは都市の開発構想によりそのような環境が整備されていることで初めて可能になった手段であるため、過疎地域やシステムを転送するためのシューター環境がない場合は呼び出すことができない。
これらのデバイスは、国による管理と法律に基づく保護がなされている。そのため、サイバーコップたちが使うときはあくまでもデバイスの利用権限を有したうえで使っているのであって、たとえ一般人が見つけても勝手に使ってはいけない事に注意。
その他
- なお、デバイスの設置されている場所は、墓石やがれきの下、公園で子供が使うような遊具から、公共のオブジェの下など、毎回と言っていいほどに視聴者の予想
の斜め上をいくを裏切る場所に専用デバイスが隠されており、話よりもむしろ、今週はどこにあるのかを当てる方が実は醍醐味だったりする。 - ブラックチェンバーシステムの一番の強みは、「0~9までの数字を入力できてシステムにアクセスできる何らかの回線をもっているデバイス」でさえあれば、べつに専用デバイスでなくとも公衆電話だろうとATMだろうと構造を選ばず使うことができるという、そのすさまじく高い汎用性である。この汎用性のおかげで
ストーリーが都合良く進められる武装を積む必要のない、自由度の高い作戦行動が可能なのである。 - 装備をつけたままのサイバーコップ達が銀行などに駆け込んでブラックチェンバーシステムを使用している光景は非常にシュールである。はたから見ればただ駆け込みで貯金を下ろしているようにしか見えない。
関連動画
関連項目
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