ブラックピットとは、『新・光神話 パルテナの鏡』に登場する(名の通り)黒い天使である。
概要(ネタバレ注意) 「ブラピって何だよ!」
自称「自由の翼」。主人公ピットが真実の魔鏡(人の心の中を映し、その邪心から魔物を生み出す鏡)に映った際に誕生した。
姿は色以外ピットそっくりだが、(ピットに倒された)パンドーラが残した力をかすめ取ったため、飛翔の奇跡なしに自分の翼で空を飛ぶことが可能。また、天真爛漫で素直なピットと違い中二病ややキザな性格。
本来、真実の魔境から誕生したものは冥府軍の支配下に置かれるはずだったが、魔界女王メデューサには従わず孤高の立場を選ぶ。ピットがコピーの途中で真実の魔鏡を破壊した為に冥府軍に所属せず自由を追い求める性格になったと女神パルテナは分析している。
しかしパルテナに「ブラピ」という何とも締まらないあだ名をつけられてしまった(途中からピットや自然王ナチュレからもこう呼ばれるようになってしまう。)
ちなみに海外版ではDark Pitという名前であだ名はPittooとなっている。
ピットによく戦いを挑んでくる(本人曰く「もう1人の俺が居るのが許せない」)が、物語が進むにつれて、ピットと組んで戦ったり、再起不能になったピットを復活させる為に出撃したりするなど、ピットに協力する場面が増えている。また、物語の終盤でピットとの楽しそうなコンビネーションが見られる。どう見てもツンデレです、本当にありがとうございました。
ストーリーだけではなく「天使の降臨(ピット曰く”天界で大流行のスポーツ”)」にも登場する。
大乱闘スマッシュブラザーズ参戦
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uにて参戦を果たす。
ワイヤーフレームマックや男性トレーナーなどと違い完全に別枠での参戦である。
基本性能はピットと同じだが、エフェクトや性能にいくつかの違いがある。
全体的にやや玄人向けのピットというような性能となっている。
アップデートによりパワー型のピットと呼べる性能に変化した。
スマブラDX時代のマリオとドクターマリオの関係に似ていると言えるだろか。
細かい違いは下のスクロール部分を参照。
横強→クロスチョップ:ふっとばし力がピットより極端に低い。その代わりダウン連に使える。
上強→アンチエアキック:ピットは2段目から、ブラピは1段目から攻撃エフェクトが発生する。
下スマ→ローアタックコンビネーション:エフェクトの持続がピットより長い。
空前→フロントサイクル:エフェクトの持続がピットより長い。
下投げ→ボーンディバイド:エフェクトが閃光から土煙に変更されている。
NB1→神弓シルバーリップ:ほとんど曲がらないぶん、威力に優れる。
矢の消失も早く、地上では連射が効く。また、矢を曲げても横方向への射程距離が変わらないという性質もある。
パルテナの神弓と比べ、弾速、射程が短く、軌道をほとんど曲げられないが威力が高い。
アップデートにより威力と弾速が強化された(それに伴いふっとばし力も)。
また、溜めなし版はピットより弾速に優れ連射が効く代わりに、溜めあり版はピットより弾速に劣るという調整がなされている。
NB2→貫通の神弓:ピットと比べ、溜めなし版の性能に優れる。
ピットより溜め時間が伸びているが、ダメージとふっとばし力はあまり伸びないため、溜め版の性能に劣ると言える。
弾速、射程に関してもピットに劣る。射程の短縮は極端だが、弾速は殆ど差がない。
NB3→自在の神弓:同等ではないがピットと遜色なく曲げられ、威力も高いオトクなカスタム。射程もNB1より長い。
ピットより溜め時間が伸びているが、ダメージとふっとばし力はあまり伸びない点に関しては、NB2と共通。
当然弾速、射程もピットに劣る…が、こちらは気になるほどでもない。
横B1→豪腕デンショッカー:ベクトルが斜めに変更され、ダメージとふっとばし力の強化に加え、電撃属性が付加された。
しかしベクトルが変更されており、撃墜には使いづらい代物になった。
アップデートによりリアクション付加値は弱体化したものの、ベクトルが浅くなり、ダメージとリアクション影響値が強化されたためとんでもないふっとばし力を誇るワザとなった。
その威力は終点中央からのふっとばしでさえピットのダッシュアッパーに匹敵するほどで、早期撃墜も狙いやすい。横スマッシュよりも遥かに早くバーストが狙えるので、狙わない手はない。
ベクトルが斜めなため、空中版をガードされても不利な状況になりにくく、比較的振りやすくなっている。
また、ダメージが少なくてもよく飛ぶので、崖際の攻防や崖メテオ、場外への追い出しなどにも重宝する。
横B2→迎撃デンショッカー:迎撃ダッシュアッパーと遜色ないふっとばし力を誇るが、ベクトル変更に弱い。
横B3→超速デンショッカー:超速ダッシュアッパーの完全上位互換。威力、ダメージ、ふっとばし力の全てに勝る。
吹っ飛ばすベクトルは超速ダッシュアッパーよりわずかに低め。
上B1→飛翔の奇跡:エフェクトが青→黄→赤から緑→青→紫に変更されている。
上B2→飛翔アタック:ピットの完全上位互換で、吹っ飛ばし力が高い。
下B1→衛星ガーディアンズ:ピットより土煙エフェクトの発生が早い。
盾発生時に追加の土煙エフェクトがあり、土煙エフェクトが2重に発生する。(土煙エフェクトは地上版のみ)
最後のきりふだ→ブラピの狙杖:唯一の新規モーションワザ。
が、性能はゼルダのコンパチ(シークのものは似ているように見えるが、性能は全く異なる)。
ゼルダのものより初段の発生位置が高く、判定も細くなっている。
その他の性能は据え置きのため、当てれば15%程度から撃墜できる非常に強力な切り札。
細かい点を列挙してきているが、ワザの性能で大きく違うと言えるのは通常必殺の神弓シルバーリップと横必殺の豪腕デンショッカーと最後の切りふだブラピの狙杖の三点。これらの違いを認識していれば本気で使い込むのでない限りピットと同じと考えて問題ないだろう。
アピールは専用の新規モーションが与えられている。
が、硬直はピットから据え置きなので若干違和感がある(これはルキナも同じ)。
他にも登場演出の天の光、空中ジャンプ時の羽が白から黒基調のものになっていたり、喰らい時の表情が新規のものに差し替えられている。(アピールを除く他の表情は、テクスチャが違うだけでピットと同じもの)また、勝利演出・勝利ファンファーレ・敗北演出も独自のものに変更されている。
「イグッ!」「ンゴォwwww」と聞こえるやられボイスがよくネタにされる。
スマブラforWiiU版のエンジェランドの通信にて、自然王ナチュレとブラピ自身によって原作エンディング後の顛末が明らかになった。
ハデスとの決戦後、改めてパルテナとの決着を付けようとするナチュレと利害が一致し、なんと自然軍の幹部となっていたらしい。
(原作にてエレカが回収した光の戦車も、ちゃっかりそのまま自然軍に接収されていたんだとか・・・)
スマブラSPにも続投。同作が定める「ダッシュファイター」に当てはまるキャラとして扱われている。
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