ブラック・デーモンズ・ドラゴン単語

3件
ブラックデーモンズドラゴン
4.6千文字の記事
  • 0
  • 0pt
掲示板へ

ブラック・デーモンズ・ドラゴンとは、漫画遊☆戯☆王」に登場するモンスターカード)である。
悪魔ブラック・デーモンズ・ドラゴン」も本項で扱う。

OCGにおける「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」は、漫画では「悪魔ブラック・デーモンズ・ドラゴン」[1]と呼ばれているが、OCGにおける「悪魔ブラック・デーモンズ・ドラゴン」は、漫画に登場したモンスターとは別のものである。
ただし、紛らわしいので、以下では漫画出身のほうを「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」と呼ぶ。

概要(ブラック・デーモンズ・ドラゴン)

遊戯の「デーモンの召喚」と城之内の「真紅眼の黒竜」が融合したモンスター。攻撃3200。

決闘者の王編、遊戯城之内タッグで挑んだ迷宮兄弟とのデュエルで登場。
遊戯城之内の切り札を「融合」によって融合した。飛行ユニットであるため、天井のある(という設定の)迷宮フィールドを越えることはできなかった。しかし、「ものマネ幻想師」によってコピーした「フォース」で攻撃4040まで上げ、さらに「シフトチェンジ」ですでに迷宮を抜けていた「ブラック・マジシャン」と場所を入れ替えることで、迷宮の向こうにいた「ゲート・ガーディアン」を攻撃し、倒した。

原作ではこれっきりだったが、アニメでは王編のオリジナルデュエル遊戯VS城之内城之内が使用した。
墓荒らし」で遊戯から「デーモンの召喚」を奪い、さらに「ものマネ幻想師」でコピーした「融合」を使用することで融合召喚を可にした。遊戯の「竜騎士ガイア」を倒したが、「マジカルシルクハット」に隠れた「ブラック・マジシャン」に対して攻めあぐねてしまった。最終的にはシルクハットに隠れた「六芒の呪縛」を攻撃してしまったことで攻撃が下がり、「秘術の書」で攻撃の上がった「ブラック・マジシャン」の攻撃で破壊された。
その後、遊戯が「黒衣の大賢者」によって発動した「死者蘇生」で、遊戯フィールド復活城之内の「千年」を破壊し、遊戯勝利した。

アニメオリジナルDMクエスト編」でも登場。
迷宮フィールド融合召喚され、「闇族の」で攻撃3900に上げて「ゲート・ガーディアン」を倒した。

「闇族の」は「闇族の攻撃を600ポイントアップさせる装備カード」であるが、このときはなぜか700ポイントアップしている。通常のデュエルルールではなかったため、ライフポイント矛盾などのはない。

正月特番の映像[2]では、静香が手にした羽子板の装飾として登場している。杏子は「デュミナス・ヴァルキリア[3]、舞は「ハーピィ・レディ[4]だが、静香は一度もデュエル描写がないためか、である城之内のこのカードが選ばれている。


攻撃名は「メテオフレア」。

2人のデュエリストが切り札を融合させるモンスターの走り。原作ではこの後個人戦中心のバトルティ編へ移行し、タッグデュエル自体がはっきり経過を確認できるものでは遊戯&海馬VS闇の仮面&仮面戦しかないため、あまり数は増えなかったが、アニメでは「究極竜騎士」、「炎の騎士ブラックフレア・ナイト-」と数を増やし、融合召喚が盛んだったGXでも「ユーフォロイドファイター」、「レインボーネオス」などが生み出されている。
融合召喚自体が衰退した5D's以降の作品では、複数のデュエリストモンスターを合わせるという発想は受け継がれているが、その方法がシンクロエクシーズ素材という取り換えの利く手段になったこともあり、素材の特徴を召喚先が受け継ぐ例は少なくなった[5]

OCG版

「Vol.5」(1999年9月23日発売)でOCGに登場。

融合モンスター
9/闇属性/ドラゴン族/ATK 3200/DEF 2500
デーモンの召喚」+「真紅眼の黒竜

原作の特徴はしっかり再現されている。

素材はともにレベルが高いため扱いにくいが、「召喚師のスキル」などの通常モンスターサポートに対応するため、素材えるのは較的容易。安定性を考えるならば「E・HERO プリズマー」や融合素材代用モンスターを使用してもよいだろう。デメリットはあるが、「真紅融合」ならばデッキから融合できる。
融合呪印生物-闇」の効果で出すことも可(この場合、蘇生制限が満たせないため、墓地から復活できないことに注意)。

融合解除」とのコンボも強3200+2500+2400で合計攻撃8100となり、直接攻撃ならば1ターンキル(1ショットキル)が成立する。

弱点は、定されている素材がともに高レベルのために手札事故の危険性があること。特に「真紅眼の黒竜」はレベル7の割に攻撃が低めであり、単体では扱いにくい。種族も悪魔族とドラゴン族なので、共有できないサポートカードもある。素材のどちらかを使用するデッキに、融合素材代用モンスターとともに入れて融合召喚を狙うのも手。

真紅眼の黒竜」+融合素材代用モンスターの組み合わせで出す場合、「メテオ・ブラック・ドラゴン」を出すことも可。向こうのほうが攻撃が高いので、サポートなしならば向こうが優先されるが、こちらは闇属性サポートを「真紅眼の黒竜」と共有できる利点があるので、デッキによってどちらを優先すべきかは変わるだろう。

同じ素材で後述する「悪魔ブラック・デーモンズ・ドラゴン」を出すこともできる。攻守は同等で、向こうは効果付きなので、特にサポートなどを考えないならば向こうが優先される。こちらの利点は、「絶対魔法禁止区域」などのサポートが受けられることや、直接カード名で素材定するために「E・HERO プリズマー」、「融合徴兵」、融合素材代用モンスターなどを利用できること。こちらを利用して素材え、実際の融合で向こうを出すのもありだろう。

また、同じ素材で「始祖ワイアーム」も出せる。向こうは攻撃こそ低いが耐性持ちなので、使い分けができる。融合召喚の際の選択肢の一つとして覚えておいてもよい。


デーモン」と名のついたモンスターなのでそのサポートを受けられる。もっとも、デーモン自体は融合と特別相性がよいわけではないため、理にこのカードと絡める必要はない。

デーモン」と名のついたモンスターではあるが、海外名は「B.Skull Dragon」であり、デーモン英語名に当たる「Archfiend」を含まないため、(This card is always treated as an "Archfiend" card.)というテキストが追加されている。

「Vol.5」収録のものにはレベル8になっている、「暗黒魔復活REVIVAL OF BLACK DEMONS DRAGON-」収録のものにはカード名が「機械王」になっているエラーカードがそれぞれ存在する。

その他の作品において

ゲームタッグフォーススペシャル」では、城之内に専用ボイスが存在する。後述の悪魔の登場前の作品であるためか、召喚時のボイスではこのカード原作の名称である「悪魔ブラック・デーモンズ・ドラゴン」と呼んでいる。

概要(悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン)

クラッシュオブリベリオン」(2015年4月25日発売予定)で登場する、OCGオリジナルモンスター。立場としては「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」のリメイクモンスターか。

融合・効果モンスター
9/闇属性/ドラゴン族/ATK 3200/DEF 2500
レベル6「デーモン通常モンスター+「レッドアイズ通常モンスター
自分は「悪魔ブラック・デーモンズ・ドラゴン」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカード戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法モンスターの効果を発動できない。
(2):融合召喚したこのカード戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、
自分の墓地の「レッドアイズ通常モンスター1体を対として発動できる。
墓地のそのモンスターの元々の攻撃分のダメージを相手に与える。
その後、そのモンスターデッキに戻す。

素材カード名ではなくカテゴリ定するようになり、緩くなっている。また、戦闘時の効果封じ、墓地から撃つ「炎弾」に近いバーン効果が与えられた。

素材については「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」と同じような方法でえられるほか、デュアルモンスターの「真紅眼の皇-エビルデーモン」や「真紅眼の」を使うこともできる。「真紅眼の皇-エビルデーモン」は「レッドアイズ」と「デーモン」の両方の名を持つため、これ2体で融合召喚することも可。一方で、素材定の都合上、融合素材代用モンスターには頼れないので注意。

(1)の効果は相手のカード発動の制限。魔法や「オネスト」などの戦闘補助の一切を排除できるので、高い攻撃で安心して戦闘ができる。

(2)の効果は墓地モンスターを使ったバーン。2400~2500のダメージとなる。
かなり大きなダメージが狙え、「真紅融合」などにつなぐこともできるが、墓地利用を阻する欠点もある。また、「」による融合とは相性が悪い

リメイク前とべると、効果の追加で純は向上しているため、こちらのほうが強。一方で、融合素材代用モンスターが使えないなどの欠点もあるにはあるので、どちらを優先するかはデッキと相談したい。


レベル変更を考えない場合、素材定を満たせるモンスターは以下の通り。
デュアルモンスターフィールド墓地にあるときのみ通常モンスターなので、「真紅融合」などでデッキから素材にする場合は素材にできないことに注意。

な「レッドアイズ通常モンスターは「真紅眼の黒竜」しか存在しない。

レベル変更を含めるならば、デーモン側は「デーモンソルジャー」、「デーモンビーバー」、「悪魔」も含まれるが、ほかのカードに頼らねばならないため、あまり現実的ではない。

15年以上の時を経て登場した「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」のリメイクモンスター。そのカード名は原作における名前を受け継いでおり、攻守やレベル、種族・属性は元と同じになっている。

関連動画

関連商品

関連項目

脚注

  1. *ただし、単に「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」と書いている場面もある。キャラクターガイブック真理福音」では「悪魔~」として掲載されている
  2. *海馬が「謹賀新年」、遊戯が「富士山」「」「茄子」なるカードを発動しているあれ
  3. *舞の使用カードだが、天使族中心の杏子デッキイメージから外れたものでもない
  4. *言わずと知れた舞のカード
  5. *デュエル前に1人のデュエリストに貸与ないし譲渡する形だが、ストーリー上で他者のカードであることが重要視された例としては「シューティング・クェーサー・ドラゴン」、「CX 冀望皇バリアン」などがある

【スポンサーリンク】

  • 0
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

コミックボンボン (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: 青蛙 「2024年4月15日、『SD頑駄無 武者○伝2』&若神丸ガンプラ発売22周年をよろしくね」
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

ブラック・デーモンズ・ドラゴン

1 ななしのよっしん
2015/03/25(水) 05:35:31 ID: gANSJOcSqs
悪魔とか良い物来たねぇ
あとはもう少し融合方面で出し易くなればいいんだが
専用融合は正直微妙だし
👍
高評価
0
👎
低評価
0
2 ななしのよっしん
2015/07/09(木) 02:44:19 ID: 0H+tK+xMc7
第二弾の玉だったよな
重な100円を入れて回したら見事に当たって喜んでいたら友人から
「単独じゃ使えないぞ」と突っ込まれた思い出

しかし何でから灰色になったんだろう
未だに違和感がある
👍
高評価
0
👎
低評価
0
3 ななしのよっしん
2015/07/09(木) 03:05:40 ID: SNZ5FLwDhZ
何気にシリーズOCGでもレア素材がちゃんと融合されているモンスター
👍
高評価
0
👎
低評価
0
4 ななしのよっしん
2015/08/01(土) 23:05:32 ID: XftZdWHuW4
何気に一番好きなモンスター
遊戯城之内の切札を融合させるっていうロマンが良い
コレ軸にしたデッキ作りて~な~
👍
高評価
0
👎
低評価
0
5 ななしのよっしん
2015/10/26(月) 21:22:02 ID: AROQTaVRtZ
当時は青眼の白龍を越える攻撃感動してた。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
6 ななしのよっしん
2015/10/26(月) 21:28:24 ID: eJ4NiDM50t
は初めて読んだ時はブルーアイズゲートガーディアン混ぜたらどんなモンスターが出てくるのとか思ってた。
ついでにバトルティ遊戯が預かっていた時は出てくるのを期待していた。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
7 ななしのよっしん
2016/09/29(木) 23:14:04 ID: RuAhdhYCUN
>>sm29614103exit_nicovideo


リメイク前のブラックデーモンズも構築次第では活躍できるんだな
👍
高評価
0
👎
低評価
0