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ブラッド・エルドレッド(Brad Eldred、1980年7月12日-)とは、アメリカ合衆国出身の元プロ野球選手(内野手)である。
概要
OB | |
---|---|
ブラッド・エルドレッド Brad Eldred |
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | フロリダ州 |
生年月日 | 1980年7月12日 |
身長 体重 |
196cm 122kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 内野手 |
プロ入り | 2002年 |
引退 | 2019年 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
2002年にピッツバーグ・パイレーツから6巡目指名され入団し、2005年7月22日(対コロラド・ロッキーズ戦)で初出場した。
同年、55試合に出場し12本塁打と活躍をするも、2006年は昇格なし。2007年こそメジャー昇格を果たすが結果を残せなかった。
2008年・2009年とAAAでプレーするもメジャー昇格はできないままであったが、2010年から所属したコロラド・ロッキーズで3年ぶりにメジャー昇格し11試合に出場した。
2012年に3度メジャー昇格を果たし5試合に出場にするも打率.188と結果を残せなかった。しかし、AAAで24本塁打(AAA通算162本塁打)を放っていた事などから、同年6月21日に広島東洋カープが獲得を発表した。
広島時代
2012年9月26日(対読売ジャイアンツ戦)で第10号本塁打を放ち、チームの外国人選手として2年ぶりに二桁本塁打を記録した。最終的に、65試合の出場ながら、チーム2位の11本塁打を放ち、長打力不足チームにとって無くてはならない存在となった。
2013年、9月25日の中日ドラゴンズ戦で決勝2ランホームランを放ち、広島の16年ぶりのAクラス入り、クライマックスシリーズ出場に貢献した。
2014年も前半戦終了時点で29本塁打と打ち込み、前半戦の快進撃に貢献。参考記録だが、7月14日の横浜DeNAベイスターズ戦では6三振を喫した。初めて選出されたオールスターでは3安打(1本塁打)4打点の活躍で第1戦のMVPを獲得した。前半戦終了後は打撃不振に陥り、球団新記録の169三振を喫したが、37本塁打で本塁打王のタイトルを獲得した。
2015年は右膝半月板の手術を受けたため、79試合に留まった。
2016年は打撃好調だったが、6月に故障で離脱。8月に復帰し、25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。9月29日の読売ジャイアンツ戦で日本通算100本塁打を達成。日本シリーズではチームは敗退したが、3試合連続でホームランを記録し、敢闘選手賞を受賞した。
2018年はザビエル・バティスタの台頭で38試合の出場に留まった。11月14日に退団が発表され、11月23日にはテレビ新広島によって特番が放送された。在籍7年は広島史上最長だった。
引退後
人物
日本に来てエルドレッドと呼ばれるのに本人は違和感を感じており、正しくはエルドリッドと発音する。
家族揃って来日しており、自転車に娘を乗せて広島市内を走っている姿を見かけるほど、地域に馴染んでいる。
日本語のリスニングについてはほぼ完璧と評されており、2017年には日本語の受け答えでヒーローインタビューに応じるサプライズもあった。
また、1980年生まれなので、日本で言うところの「松坂世代」に相当する。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
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広島 | 応援歌のピコカキコ一覧#652 | 10616 | ![]() |
成績
年度別打撃成績
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2005年 | PIT | 55 | 208 | 190 | 23 | 42 | 9 | 0 | 12 | 27 | 1 | 0 | 2 | 13 | 3 | 77 | 5 | .221 | .279 |
2007年 | 19 | 47 | 46 | 3 | 5 | 1 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 16 | 1 | .109 | .128 | |
2010年 | COL | 11 | 27 | 24 | 4 | 6 | 1 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 10 | 0 | .250 | .333 |
2012年 | DET | 5 | 17 | 16 | 1 | 3 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 | 0 | .188 | .235 |
広島 | 65 | 251 | 225 | 22 | 59 | 10 | 0 | 11 | 35 | 0 | 0 | 3 | 20 | 3 | 67 | 3 | .262 | .327 | |
2013年 | 66 | 260 | 235 | 24 | 58 | 11 | 0 | 13 | 32 | 3 | 0 | 1 | 20 | 4 | 73 | 6 | .247 | .315 | |
2014年 | 118 | 505 | 454 | 71 | 118 | 18 | 0 | 37 | 104 | 2 | 0 | 3 | 41 | 7 | 169 | 8 | .260 | .329 | |
2015年 | 79 | 300 | 264 | 32 | 60 | 6 | 0 | 19 | 54 | 1 | 0 | 4 | 31 | 1 | 91 | 3 | .227 | .307 | |
2016年 | 95 | 354 | 316 | 42 | 93 | 14 | 0 | 21 | 53 | 1 | 0 | 3 | 31 | 4 | 86 | 8 | .294 | .362 | |
2017年 | 116 | 405 | 344 | 40 | 91 | 11 | 0 | 27 | 78 | 0 | 0 | 3 | 50 | 8 | 111 | 8 | .265 | .368 | |
2018年 | 38 | 94 | 80 | 8 | 17 | 9 | 0 | 5 | 14 | 0 | 0 | 0 | 11 | 3 | 19 | 3 | .213 | .330 | |
MLB:4年 | 90 | 299 | 276 | 30 | 56 | 12 | 1 | 15 | 33 | 1 | 0 | 2 | 16 | 4 | 109 | 6 | .204 | .259 | |
NPB:7年 | 577 | 2169 | 1918 | 239 | 496 | 79 | 0 | 133 | 370 | 8 | 0 | 17 | 204 | 30 | 616 | 39 | .259 | .337 |
タイトル・表彰
タイトル | |||
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NPB | 本塁打王 | 1回 | 2014年 |
表彰 | |||
NPB | 月間MVP | 1回 | 2014年4月 |
オールスターゲームMVP | 1回 | 2014年第1戦 | |
日本シリーズ敢闘選手賞 | 1回 | 2014年 |
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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