- プロ野球選手一覧 > ブランドン・マン
ブランドン・マン(Brandon Michael Mann、1984年5月16日-)とは、アメリカ合衆国出身の元プロ野球選手(投手)である。日本での登録名は「ブランドン」。
概要
ロッテ・ジャイアンツ 二軍ピッチングコーディネーター |
|
---|---|
ブランドン・マン Brandon Mann |
|
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ワシントン州タコマ |
生年月日 | 1984年5月16日 |
身長 体重 |
188cm 87kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 左投左打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2002年MLBドラフト27巡目 |
経歴 | |
選手歴
|
|
プロ野球選手テンプレート |
2002年のMLBドラフト27巡目でタンパベイ・デビルレイズに指名されたが、メジャー昇格はならなかった。2010年は独立リーグに所属した。
横浜・DeNA時代
2010年オフに横浜ベイスターズの秋期キャンプにクレイトン・ハミルトンとともにテスト生として参加、契約を勝ち取って年俸570万円の超格安助っ人として入団。ハミルトン、ブレント・リーチとともにイケメン新外国人トリオと一瞬だけ言われた。
2011年は故障で出遅れ開幕からしばらくは二軍で、8月下旬にようやく一軍昇格。リリーフで10試合無失点と好結果を残し、シーズン最終盤に先発へ転向。初先発となった10月5日の巨人戦で6回無失点に抑え来日初勝利を挙げた。最終的に12試合で1勝1敗1ホールド、防御率1.16と好成績を残し、700万円に昇給して残留。
2012年は開幕から先発ローテーション入りを果たしたが、勝ちが付かないまま5月に打球を膝に受けて二軍落ち。月末に復帰し再びローテーションに入ったが、6月にようやく白星こそついたが、打ち込まれることが増えたため一軍と二軍を行き来した。微妙な成績ながら残留する予定だったが、10月6日の読売ジャイアンツ戦でKOされた結果構想から外れ、退団した。
DeNA退団後
2013年、ワシントン・ナショナルズとマイナー契約したが、すぐに解雇。その後再び来日し、ベースボール・チャレンジ・リーグの信濃グランセローズに入団した。オフにピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ。
2014年と2015年はアメリカの独立リーグ、2016年と2017年はマイナーリーグでプレー。2016年には禁止薬物使用でMLBから80試合の出場停止処分を受けた。
2018年にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、5月に34歳にして初めてメジャー昇格。7試合に登板した。
2019年1月に千葉ロッテマリーンズに入団した。背番号は85。開幕直後に先発したが2回5失点KOされ、その後はリリーフとして起用されたが、8月に左肘の炎症での戦線離脱もあり、14試合の登板に留まった。オフに契約は更新されず退団。
2020年は再びテキサス・レンジャーズとマイナー契約したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でマイナーリーグの開催が中止されたため退団。台湾の楽天モンキーズに入団し、10試合に登板したが、2敗に終わり、現役を引退した。
引退後
2021年からはロッテ・ジャイアンツの二軍ピッチングコーディネーターを務める。
人物・その他
日本語を熱心に勉強しており、本人のTwitterでのたどたどしい日本語でのツイートが可愛いと一部で人気を博している。同じくTwitterで横浜ファンに親しまれ「広報」と呼ばれていたハミルトンが解雇された後は、ブランドンが「広報」の地位を受け継いだ的な扱いを受けていた。
サービス精神はロッテ入団後も変わらず、試合前の練習では記者や関係者に自ら話題を振りに行くなど相変わらずの対応の良さを見せている。
ロッテ入団時の会見では、元チームメイトで横浜時代仲の良かった筒香嘉智との対戦を熱望。交流戦で実現し見事に打ち取った。
マリーンズでも登録名は「ブランドン」。しかしチームメイトに同名のブランドン・レアードがいるため、応援の名前コールはニックネームの「B-MANN(ビー・マン)」。
成績
通算投手成績
通算:4年 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NPB:3年 | 42 | 18 | 0 | 0 | 3 | 11 | 0 | 4 | .214 | 108.2 | 49 | 79 | 55 | 51 | 4.22 |
MLB:1年 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | 8.1 | 4 | 3 | 5 | 5 | 5.40 |
CPBL:1年 | 10 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 20.1 | 10 | 25 | 22 | 16 | 7.08 |
独立リーグでの通算成績
通算:1年 | 登板 | 完投 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
BCリーグ | 30 | 1 | 1 | 9 | 0 | .100 | 72.1 | 41 | 62 | 46 | 38 | 4.73 |
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- 0
- 0pt