ブルーアーカイブ -Blue Archive-単語

ブルーアーカイブ

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何気ない日常で、ほんの少しの奇跡を見つける物語。

ブルーアーカイブ -Blue Archive-とは、NEXON Games(旧:NAT Games)が開発、Yostarによって運営されているスマートフォン向けゲームである。略称はブルアカ。

概要

基本情報
ジャンル	RPG
対応機種	Android iOS
開発元	NEXON Games Co., Ltd.
運営元	Yostar Inc. (日本) NEXON Co., Ltd. (海外)
配信日	2021年 2月4日 (日本) 2021年 11月9日 (海外)
価格	無料（アプリ内課金有り）
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2021年 2月4日に日本版が先駆けてサービス開始。コンセプトは「学園×青春×物語 RPG」。

開発はNEXON Games^[1]で、ゲームの配信、運営はYostarが行っている。

テーマソングは「Clear Morning」(歌：小倉唯)。

同年11月9日、日本以外の国でグローバル版がサービス開始。運営元は開発元の親企業であるNEXON。なお、ボイスはすべて日本語である。

2023年 1月22日、『ブルアカらいぶ！せかんどあにばSP！』内にてアニメ化が発表された。

世界観

舞台は夥多の学園が集まった学園都市「キヴォトス」。ここの住人はスマホ感覚で銃火器を所持しており、また各学園で独自の自治を容認されてるため争いが絶えない。

キヴォトスを統括・管理する最高責任者である連邦生徒会長が行方不明なったのを機に、今まで統制が取れていたはずの問題が浮き彫りに。また、生徒会長が行方不明になる前に発足していた連邦捜査部「シャーレ」。これはキヴォトスに存在する全学園の生徒を制限なく加入でき、あらゆる地域での戦闘活動が許された超法規的機関である。

連邦生徒会長の最後の言伝として招かれたプレイヤー、「先生」が顧問に任命される。膨大な権限はあるが目的はないので自由。しかし、連邦生徒会長が不在の今、各地から山積みの課題が。そんな「シャーレ」で生徒たちと何でも屋として日々町中を駆け回る。

ゲームシステム

端的に説明すると自律行動する生徒をプレイヤーが指揮して、町の暴徒や裏稼業の人たちを銃撃で倒していくベルトスクロールとリアルタイムシミュレーションを一緒にしたRPGである。

任務をこなしていくことでメインストーリーが解放されていき、メインストーリーで「先生」たちを取り巻く物語が進行していく。

生徒はストライカー（前衛）とスペシャル（後方支援）に大別される。それぞれに攻撃タイプ(爆発、貫通、神秘)と防御タイプ(軽装備、重装甲、特殊装甲)があり有利・不利に対応する。ストライカーはFRONT(近距離),MIDDLE(中距離),BACK(遠距離)に分かれ、その中でもタンクやアタッカーなどの役割がある。

重要なのは個々の生徒が持っているスキルであり、これを適宜発動していくことが戦闘中に「先生」の行う唯一の操作である。時には敵の強力な攻撃を躱す為に生徒たちを誘導するスキルも必要なので侮れない。

通常戦闘以外にも資材回収用のモードが途中から解放されていく。これらに共通するのが☆3クリアすれば戦闘そのものを省略できることである。

他にも資材開発やルーム要素などがある。また、生徒との絆をあげることによって能力が強化され、彼女たちの新たな一面を知ることができるショートストーリーが解放される。ショートストーリーを閲覧後、メモリアルロビーが開放されることもある。

用語

キヴォトス: 夥多の学園が集まった学園都市で、本作の舞台となる。; 具体的な面積や人口などの詳細は不明でとにかく広大。各学園も学園と銘打ってはいるが、独自に自治権を持っており風土や文化模様、気候すらさまざまで、実質的にはそれぞれがちょっとした独立国と言える規模である。ただ、流通している通貨単位は『円』のようだ。; また、住民についても謎が多く、学園の生徒達は全員少女。それ以外の男性の住民は、みな一様にロボットか二足で歩く動物の姿をしている。『人間』の姿をした男性、さらに大人の女性の姿は一切見られない。
サンクトゥムタワー: キヴォトスを管理する中枢部。現在、制御権は失われている。
シッテムの箱: 連邦生徒会長が先生に残した、タブレット端末の形をした謎のデバイス。この中にアロナ(後述)が存在する。
先生: 本作の主人公でありプレイヤー。キヴォトスの外から来たこと、大人であること以外はあまりはっきりしていない。; シャーレからキヴォトスの全ての学園を自由に行き来出来る超法規的権限を与えられ、各学園の生徒たちの導き役になるべく奔走する。; 一人称は常に『私』。割と緩めな口調と態度で、時折教師としてヤバいのではないかというレベルのセクハラ発言も飛び出す自由人。だが、生徒達への姿勢は常に真摯で、彼女たちの悩みには真剣に付き合うし、彼女たちがどれだけ突飛なことを言い出しても決して笑ったりバカにしたりすることはない『大人』の人間である。; 実は作中で性別を明言する描写がなく、公式もわざとボカしている模様。なので、女性教師という解釈もなくはないです。; 公式のアロナチャンネルではアロナの手による似顔絵が公開されているが、個人を特定できるクオリティとは言い難いので先生の謎は深まる一方である。なんかスマブラのむらびとみたいな笑顔を常に浮かべている。
大人のカード: 先生が持つ謎のカード。支払いに使おうとしていることから、おそらくクレジットカードに近いものだと思われる。; メインストーリーでピンチの際文字通りの『切り札』として使用する場面では、シナリオ上その場に同行していないはずの生徒を編成して戦闘に臨むことになる。先生が『ガチャを回して育成したキャラクター』を活用してシナリオ上の困難を打ち破るということで、つまり大人のカードはプレイヤー自身のクレジットカードやiTunes、Googleplay カードなどを暗喩しているメタなアイテムでもある。
ヘイロー: ブルーアーカイブのキャラクター（先生を除く）の頭の上に浮かんでいる天使の輪っかのようなもの。キャラクターによって色や形が異なる。気絶時や睡眠時には一時的に消失する。; 各学園の一般生徒、スケバンやヘルメット団などイベントシーンのモブやザコ敵枠の人物でも全員ヘイローを持っている。一方、その他のキヴォトスの住人として度々立ち絵が登場する、ロボットや獣人の姿をした人々は一切ヘイローを持っていない。; 本作の生徒達は皆日常レベルで銃撃戦を繰り広げその上でピンピンしているのだが、ヘイローを壊された場合は別で、『誰かのヘイローを破壊する』という行為は我々が思い描く殺人行為とほぼ同義である。
デカグラマトン(DEC AG RAMM ATON): 日本語で神名十文字。もとは「神を研究し存在を証明できれば、その構造を分析できる。即ち新たに神を創造できる。」という仮説に＜ゲマトリア＞が興味を示し莫大な支援、結果作られた対・絶対者自立型分析システム―神に関する情報を収集、分析、研究、最終的に証明するAI―。研究所が廃墟になっても稼働し続け、終に目的を達した。自身を神聖な求道者と主張。現在、その信奉者である10人の預言者がキヴォトスの随所に出没している。; 予言者たちは暴走し壊れたAIと言って過言ではない存在なのだが、デカグラマトンからのハッキングや洗脳を受けているというわけではなく、あくまで各々の判断の上で活動しているらしい。また、例外的にヘイローと思しき光輪を持っている。; おそらく個々の名前の元ネタはセフィロトの樹のセフィラ。
♄ビナー(BINAH): "違いを痛感する静観の理解者"の意。3番目の預言者であり、アビドスの砂漠地帯で初めて観測された。
♃ケセド(CHECED): "慈悲深き苦痛をもって断罪する裁定者(the judge who condem ns with comp as sio nate tor ment)"の異名を持つ。４番目の預言者。ミレニアム郊外の軍需工場を掌握している。
ブラックマーケット: 様々な理由で辞めた生徒で形成されており、学園数個分に匹敵する規模を有す。そこに様々な「企業」が違法な事柄を巡って利権争いをしている。それだけに止まらず、金融機関や治安機関も存在する。
便利屋68: 依頼されれば何でもこなすサービスを生業にしている。部長は陸八魔アル。自ら「社長」と名乗っているがゲヘナ学園に黙って起業したペーパーカンパニーである。財政状況に合っていない事務所を借りたりと金遣いが荒いせいで余裕がない。