ブルーリボンとは、
- 大西洋を最速で横断した客船に与えられる賞。
- 日野自動車が製造・販売しているバス車両。→日野・ブルーリボンの記事を参照
- 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に拉致された日本人を救出する為の運動、または運動団体。
- 新規営業車両を対象として、鉄道友の会が選定する賞。
- 日本の映画賞。東京のスポーツ新聞の記者が選定する。
- インターネット上における反検閲の象徴。ブルーリボン・キャンペーン。
客船
19世紀に成立。大西洋を最速で横断した船に与えられる賞であり、受賞した船は青いリボンを飾る。
19世紀末~20世紀初頭と、第二次大戦前には、イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・アメリカと各国を巻き込んだ最速客船建造競争が行われた。ちなみに、タイタニックは速度より豪華さを追求した「ゆとり」型の船(→タイタニック星井)であり、そもそもブルーリボンを獲得できる性能は無い。
現在、西回り(欧州→北米)はユナイテッド・ステーツ(35ノット)、東回り(北米→欧州)はキャットリンク5(41ノット)が保持。
ブルーリボン(北朝鮮拉致問題)
北朝鮮人民共和国に拉致された日本人を救出する為の運動である。北朝鮮と日本を隔てる「日本海の青」、拉致被害者とその家族を唯一結ぶ「青い空」をイメージしている。
リボンは、団体関係者の活動時や、拉致議連に属する国会議員・地方議員・各首長などが左胸につけている。
現在、関連団体よりブルーリボンバッジ(500円)やブルーリボンステッカー(600円)、が頒布されており、その収益は北朝鮮拉致救出活動にあてられている。
ブルーリボン(反検閲運動)
アウェアネス・リボンの一つ。青色は、言論の自由の死に対する弔意を表す。
1995年、アメリカで「通信品位法」に反対する運動から産まれた。以降、言論の自由を守る国際的なシンボルとなった。
鉄道
鉄道友の会が主催する賞。投票の前年に運行を開始した鉄道車両の中から会員の投票によって決定する。歴代の受賞車は全国的に知名度の高い国鉄・JR、私鉄の特急型車両などのフラッグシップ車が多い。
ちなみに第1回の受賞車両は小田急電鉄3000形SE車。そもそも創設のきっかけもSE車の登場した1957年当時、画期的な車両だった3000形に鉄道愛好家の立場から何らかの賞を授与したいということから始まっている。
関連動画
北朝鮮拉致問題
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関連項目
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