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ブロックくずし(ブロック崩し)とは、ゲームカテゴリの一つである。
タグとしては「ブロック崩し」のほうが多い。 → ORで検索
概要
画面上を反射しながら移動するボールを、画面下部に落ちないように、パドル(バー)を左右に操作して打ち返し、画面に並べられたブロックを消していくのが基本的なルールである。ブロックは基本的にレンガ状の長方形タイプだが、丸型やいびつな形のブロック、敵キャラ等が存在するゲームもある。
歴史
ブレイクアウト(1976年)
ブロック崩しゲームの元祖は、1976年5月に登場したアタリ社のアーケードゲーム「ブレイクアウト」である。
ブレイクアウト=脱獄の名の通り、囚人が刑務所の壁を打ち崩して脱獄する、というコンセプトを持ったゲームで、シンプルながら「一人で遊べるうえ、上手くなるほど長時間遊べる」「ハイスコアが表示され、他人と競える」というプレイヤーを飽きさせない工夫が詰まったエポックメイキングな作品である。ブロックの上部が空いており、ボールを打ち込むことで大量得点を狙えるという面デザインが既に取り入れられている所も注目したい点だ。
のちにアップル社を設立するスティーブ・ジョブズ、スティーブ・ウォズニアックが回路設計(部品減らし)に関わっている。アップル社から発売されたAppleIIにはブレイクアウトがパドルコントローラとともに付属されたほか、現在はiPodやAppStoreにもアタリ社によりブレイクアウトが提供されている。
日本ではピーナッツベンダーやジュークボックスなどを飲食店に卸売していたタイトー(元々は太東貿易という貿易会社)などが輸入販売を行った。ブレイクアウトはブロック崩しの名で親しまれ、喫茶店でのゲーム文化が根づいた。
これに乗じて日本では多くのメーカーがブロック崩しを発売し、ゲーム事業に参入した。
ユニバーサル(のちのアルゼ)、レジャック(のちのコナミ)、新日本規格(のちのSNK)、東栄産業(のちのバンプレスト)、IPM(のちのアイレム)、サン電子、日本物産、データイーストなどの古参メーカーが続々登場。
タイトーと同じくブレイクアウトを輸入販売していたナムコは、当初このようなコピーゲームの横行をアタリ社に訴えていたが、AtariVCSの発売準備に忙しいアタリ社はこれをシカト。結局ナムコもブレイクアウトを改良した「ジービー」を1978年9月に発売し、これがナムコにとって自社開発第一号のゲームとなった。
そしてブレイクアウトを改良した「スペースインベーダー」をタイトーが1978年に発売し、空前のブームへ突入する。
ブロックフィーバー(1978年)
当時任天堂が展開していたアーケード産業「任天堂レジャーシステム」の第2弾作品として登場したテーブル筐体型ブロック崩しゲームである。
A、B、Cのゲームモードがあり、ゲームAは点滅しているブロックにボールを当てるとブロック全体が降りてくるモード、ゲームBはブロック全体が左から右へと動いているモード、ゲームCはブロック全体何の動作もないスタンダードモードとなっている。
カラーテレビゲーム ブロック崩し(1979年)
ブレイクアウトの人気を受け、家庭用機も多くのメーカーから発売された。アタリ社のLSIを搭載した機種も多いが、独自のアレンジを加えたもの(つまりはノーライセンス)もあった。
その一つが任天堂から発売された「カラーテレビゲーム ブロック崩し」である。
打ち返す瞬間に押すと軌道が変わるサーブボタンを備え、ボールがブロックを突き抜ける「ブロックスルー」など6つのモードで遊ぶことができる。ちなみに「ブロック崩し」の名前そのものを商品に使ったのは当時ではこれくらいである。
任天堂が初めて回路設計を行ったゲームであり、ある意味任天堂初の自社開発によるゲームハードとも言える。
当時すでに発売されていた「テレビゲーム15」などの「カラーテレビゲーム」シリーズとACアダプタが共通のため、3DSLLのように当初はACアダプタを同梱せずに販売された。価格は同梱版が15000円で、通常版が13500円。
本体デザインは当時デザイナーとして任天堂に所属していた宮本茂が担当している。
スーパーブレイクアウト(1978年)
ブレイクアウトのヒットで波に乗ったアタリ社が、1978年に投入した続編が「スーパーブレイクアウト」である。
ボールとパドルが2個の状態からスタートする「Double」、ボールが2個ブロックに捕らえられている「Cavity」、ブロックが上から迫ってくる「Progressive」の3つのモードから選択してプレイできる。
日本に輸入された当時は既にインベーダーがブームになっており、それほど人気は得られなかった。
結局アタリ社は前作ではコピーゲームに埋もれ、今作ではインベーダーの影に隠れ・・・と大きな魚を逃す結果となった。
アルカノイド(1986年)
ブレイクアウト発売から10年。ブロック崩しの中興の祖となったのが、1986年7月に登場したタイトーの「アルカノイド」である。既に前時代の遺物であったブロック崩しに、敵キャラやアイテムの要素をプラスしてヒットを飛ばした。家庭用機への移植や続編の開発も活発に行われ、現在もゲーセンなどで稼働している姿を拝むことができる。
詳しくは「アルカノイド」の記事を参照のこと。
その後
以降、国内では「アルカノイド」のようなブロック崩しゲームが再びユーザーに認知され、携帯機や家庭用機などで多くのブロック崩しゲームが登場した。一人でひたすらやりこむモードの他、対戦型モードのあるゲームも登場している。
一時期は二次創作も活発で、脱衣要素を取り入れたブラウザゲーム(→脱衣ブロック崩し)が流行したこともある。
関連動画
製品版
その他
なにか
関連項目
- ゲーム
- 大山のぶ代
- アルカノイド
- カービィのブロックボール
- プチカラット
- ハローキティといっしょ!ブロッククラッシュ123!!
- ブロック崩さぬ
- 脱衣ブロック崩し
- 任天堂ハードの一覧
- 据置型ゲーム機一覧
- ゲームジャンルの一覧
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