ブロリー(ドラゴンボール超)とは、アニメ映画『ドラゴンボール超 ブロリー』に登場する新しいブロリーである。
声優は島田敏。
ここではドラゴンボール超のブロリー(ドラゴンボール超)について掲載しています。旧劇場版に登場するブロリーについてはこちらへ。
概要
『ドラゴンボール超 ブロリー』の製作にあたって、原作者である鳥山明によってその設定とデザインが一新された新たなブロリー。そのため『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』『危険なふたり!超戦士はねむれない』『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』に登場する従来のブロリーやバイオブロリーとは別人であり、『BROLY』のブロリーと孫悟空達は互いに初対面となっている。
公式からは「最強の敵」として宣伝されており、その力は破壊神以上とまで称されるほど。サイヤ人を体現するその超速超絶の進化によって、劇中では独自の形態である「怒り」から超サイヤ人、さらには超サイヤ人フルパワーへと変貌を遂げていく。
「スーパードラゴンボールヒーローズ」シリーズでは、従来のブロリーと区別するためか『ブロリー:BR』との表記がなされている。
劇中での活躍
詳細
ドラゴンボール超 ブロリー
劇場版の時系列より41年前、まだ赤子だったブロリーは王族ではない一般の戦士でありながらその驚異的な戦闘力から特別視され、専用の保育カプセルに入れられていた。
その戦闘力を危険視したベジータ王はブロリーを一人用のポッドで知的生命体がいない惑星・小惑星バンパへと追放、パラガスもまた処刑されそうになったがその直後に惑星ベジータを脱出。
幼いブロリーはパラガスと共に41年間小惑星バンパでの生活を余儀なくされた。
パラガスからは自身の復讐の為にブロリーを完璧な戦士に育て上げようとブロリーをバンパの過酷な環境の中シミュレーションとして相手をしたり、ブロリーが戦闘訓練をしている仲で仲良くなった怪獣・バアの耳を打ち抜き遠ざける等して厳しく、そして辛く育てられてきたらしい。
だが決してそれだけではなく、ブロリーがしっかり言葉を話せるようになっていたり、後にブロリーがチライに宇宙食を貰った際に「お礼を言うんだ」と指示され「ありがとうございます」と丁寧語でお礼を言っているところを見るとただ厳しくしていただけではなく父親としての責務はしっかりと果たしていたようである。
ちなみに現在ブロリーが付けている腰巻は上記の出来事の際に吹き飛ばされたバアの耳であり、「もう関係は修復できないけど、自分はいつまでもバアと一緒にいたい」という意思の表れである。
これらのこともあってかブロリーはパラガスのことを父として家族愛を感じており、旧劇場版のように「親父ィ…」ではなく「お父さん」と呼んでおり、
チライがパラガスの毒親っぷりを批判した際には「お父さんのことを悪く言うのはよくない」とはっきりと嫌悪感を示している。
また、首にはあの過酷すぎる小惑星バンパで宇宙船などの機器類も故障しているのにパラガスがどうやってこれを作った、または手に入れたのかは不明だがブロリーが興奮した際にその行動を抑制するための電流装置が付けられており、後にチライによってそのリモコンは破壊されるのだが、電流の恐怖が無くなっても尚その装置を付け続けている。
あくまで推察にすぎないが、こんな危険なものでも「お父さんがくれたおくりもの」と思い大事にしているのか、はたまた単純に外せないだけなのかは不明である。
チライとレモによってフリーザ軍に連れられ父と共に軍門に下った後はチライ達との交流と得て彼らと友好関係を築いていった。
その後はフリーザの部下が7つのドラゴンボールをそろえたのを期にフリーザと共に地球へ降下。
パラガスの命令でベジータに襲い掛かり、悟空たちとの激戦を繰り広げる。
この際に大猿のパワーを取り込み、人間態のスピードを共存させるという、かつてドラゴンボールGTでの超サイヤ人4を思わせる独自の進化を遂げたことがパラガスの口から語られている。
圧倒的な力を見せつけて悟空たちを圧倒していた中、フリーザの思い付きによりパラガスはデスビームで殺害されてしまう。
その光景を見たブロリーは怒り狂い、超サイヤ人に変身。
そう、悟空がかつて言ったように「穏やかなる心を持ちながら激しい怒りによって」伝説の戦士は今まさに目覚めたのである。
ただでさえ強かったブロリーの強さは更に手が付けられなくなり、それは悟空達の一時撤退を余儀なくされるほど。
ちなみにその後悟空たちはピッコロの指導の元フュージョンを練習し、その間ブロリーはフリーザの相手をすることになるのだが、劇中を見る限り悟空たちは練習中に2回ほどフュージョンを失敗しているため少なくともフリーザは1時間以上ブロリーの猛攻を受け続けていたことになる。
悟空達がフュージョンに成功した後はゴジータとブロリーの最終決戦に突入。
ゴジータは超サイヤ人ブルーに、ブロリーは超サイヤ人フルパワーになり地球を揺るがす激しすぎる戦いが繰り広げられる。
完全に圧倒とはいかないが、ゴジータはブロリー相手に優勢に戦い、ブロリーも戦いについて行ってはいたが押されていく。
クライマックス、ゴジータのかめはめ波がトドメとして放たれようとする中ブロリーはチライ達の作戦で自身が長らく暮らしていた小惑星バンパへ強制的にワープ。こうして戦いは終わった。
戦いが終わった後はフリーザ軍を脱サラしたチライ、レモと共に小惑星バンパにて静かに暮らしている。
悟空の施しで家を貰ったりしているためそれなりの生活はしているようだ。
ドラゴンボール超 スーパーヒーロー
映画『BROLY」』の続編にあたる『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』ではチライやネモといっしょにビルスやウイスが住む星で時を過ごしていた。いわく、目をつけられているフリーザからかくまうためとの事。
悟空の指導の元、超サイヤ人状態で感情をコントロールするトレーニングを行っているが映画時点ではまだうまく行っていない模様。ウイスの発案で変身無しで戦う悟空とベジータの模擬戦を見た際は涙を流すなど、因縁の無いブロリーならではの描かれ方もされている。
関連動画
関連静画
関連項目
親記事
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- カリフラ
- キャベ
- 超サイヤ人
- 孫悟空(ドラゴンボール)
- 孫悟飯
- トランクス(ドラゴンボール)
- ナッパ
- ベジータ
- ラディッツ
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