プラント42とは、ゲーム『バイオハザード』に登場するクリーチャーである。
概要
T-ウイルスや流出した薬品によって巨大化した怪植物。出現した場所が観測場所42だった事からプラント42と命名された。寄宿舎中に自身のツタを走らせ、本体がいる大広間を防衛している。植物ながら大変凶暴で、愚かにも大広間に侵入してきた人間を殺害し、その体液をすすって栄養を得ている。根っこは地下まで伸びており、流出している薬品からも栄養を得ている。他の植物と比べて色濃くT-ウイルスの影響を受けており、宿主の植物が判別できないほど。獲物を得た時や睡眠時は扉にツタを絡ませ、外敵が入ってこないようにするなど知能も兼ね備えている。生きて帰ってきた者によると、「何かを守っているようだった」との事。
ゲーム本編では寄宿舎のボスとして登場。第二形態を持つクリーチャーで、かなりタフ。事前に枯葉剤のV-JOLTを作っておけば第一段階は即死させられるが、第二段階は自力で戦わなければならない。ジル編では第一段階を自力で倒すと、バリーがやってきて火炎放射器で倒してくれる。リメイク版ではV-JOLTを散布すると、戦闘そのものを終わらせる事が出来る。
誕生までの経緯
1998年5月11日、アークレイ研究所にてT-ウイルスの漏洩事故が発生。発狂した研究員の一人が地下室の水槽を破壊し、寄宿舎地下が水びたしになる。そこへ流出した薬液が混ざり込む。5月15日、研究員のヘンリー・サートンが大広間に突如現れた巨大植物の生長速度に興味を持ち、プラント42と命名して調査を開始。上記の特徴は、ヘンリーの調査によって判明したものである。
その後ヘンリーがどうなったのかは不明だが、プラント42は生長し続け、ジル(クリス)が来るまで寄宿舎を支配し続けた。
関連項目
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