プリキュアウトレイジとは、ニコニコ静画の絵師であるアービン氏が投稿を続けているプリキュアのイラストシリーズである。
概要
アービンは、プリキュアや東方Projectのイラストなどで知られる絵師で、pixivでは西公太朗名義で活躍している（詳細は本人の大百科記事を参照）。れいかさんが、二次創作絵で時々腹黒化して黒木れいかと呼ばれるようになったり、育代さんがエロい人妻扱いされるようになったのも、だいたいこいつのせい。
このプリキュアウトレイジは、プリキュアオールスターズNS2の映画公開記念に併せて投稿されるようになったシリーズで、当初はドキドキ！プリキュアの4人だけの予定だったらしいが、好評につき歴代プリキュアのイラストも投稿されるようになった。
顔半分が映ったこのイラスト群は、目力が半端なく高く、不敵な笑みを浮かべていることから、そのため、コメントでは「目が死んでる」「こっちみんな」「天使のような悪魔の笑顔」「お茶の間の良い子号泣シリーズ」「お前の嫁だろ、早くなんとかしろ○○」（○○には、そのプリキュアと仲良しのキャラが入る）などのコメントやタグが付けられることも。
このタグのネーミングはおそらく、全員悪人がキャッチコピーの北野武監督映画「アウトレイジ」からと思われるが（pixivでは悪人顔シリーズなどというもっと物騒なタグが付いている）、キュアブラックやキュアピーチなど男気溢れるプリキュアだと凛々しさが増しているので、悪人どころかより漢女としてのカリスマが増している。問題は、あざとい・・・もとい可愛い系のプリキュアが揃っている黄キュアや、アービンの名をニコニコ静画で高めることとなったキュアビューティなどは、やけに禍々しい雰囲気を醸し出している。言うまでも無いが、公式のプリキュアは敵方のプリキュアを除き、全員善人である。念のため。
ドキドキ！プリキュア放送直前の2013年1月30日から始まったこのシリーズも、ドキドキ！プリキュア4人組→ピンクチーム（ブラック家族）→青キュア→黄キュア→赤キュア→緑キュア→紫キュア→白キュアの順番に投稿され、ちょうどNS2公開日にひとまず完結した。
しかしその当日には早くも、新作としてハートキャッチプリキュア！のダークプリキュアが登場したのを皮切りに、ダークプリキュア5（ダークドリームなど）、バッドエンドプリキュアなど敵方のプリキュアのイラストが投稿された。その後も、ふたりはプリキュアSplashStarでプリキュアに準じる立ち位置として活躍した満薫、NS2公開後に登場したキュアエース、更にはキュアセバスチャンのイラストまでもが制作され、翌年にはハピネスチャージプリキュア！のイラストも投稿された。なお、この他のプリキュアやサブキャラクター達をアービン氏が制作するかどうかは不明だが、新作が作られるかはファンの要望次第だろう。
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