『プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』とは、プリキュアオールスターズ8作目の長編劇場アニメーション作品である。
2016年3月19日公開。映画プリキュアの第20作でもあり、現時点においてのオールスターズ映画の最終作品でもある。
概要
シリーズ10作目、10周年、10代目チームと節目が続き、映画でもついに第20作目となるが、記念作品もやっぱりオールスターズ。 発表されたキービジュアルでは前作では未登場であった『Go!プリンセスプリキュア』のキュアスカーレットと『魔法つかいプリキュア！』のキュアミラクルとキュアマジカルの2人が加わったレギュラー43人に加え2年ぶりにレギュラーとして活躍するキュアエコーも描かれており、公式の人数も総勢44人となっている。
今回の敵は孤独な魔女・ソルシエールとその手下トラウーマ。彼女達は最悪の魔法を作り上げるため、プリキュア達の涙を狙うのだが、ソルシエールは他人の記憶を探って形にする能力を持つという。その力のせいなのか、歴代シリーズのラスボスが登場しており、プリキュアオールスターズDX3以来のボスラッシュとなっている。その一方で、ソルシエールに隠された過去の秘密、そして何故プリキュアの涙を得て魔法を完成させようとしているのか、そういった彼女にまつわる人間ドラマも注目のポイントである。
昨年から引き続いてミュージカル的要素を組み込んでおり、ミュージカルプロデュースをまほプリOPの作詞を担当する森雪之丞が務め、今作では劇中歌7曲の作詞も手がけている。また劇中楽曲の作曲をおなじみ高取ヒデアキ、数多くのドラマや映画、アニメの劇伴を手がけた小六禮次郎、シンガーソングライターで本作のテーマ曲の作曲をおこなうさかいゆうの3氏が参加、さらに劇伴が高梨康治から高木洋にバトンタッチ。ゲスト声優もソルシエールに新妻聖子、トラウーマに山本耕史と、いずれもミュージカルに多数出演しアフレコ・吹き替え経験もある俳優が選ばれている。
前作と同様、やはり公式ウェブサイトでは台詞を発していないキャラクターにも担当声優が掲示されているが、その中で公開前年に亡くなった『ふたりはプリキュアSplashStar』の妖精・チョッピ役の松来未祐の名前も含まれている。
なお、ソルシエールだが、終盤で和解することになったのだが、その後『魔法つかいプリキュア！』の最終話において魔法学校の食堂でモブキャラとして姿を一瞬見せている。これについては1年間映画も含めて見続けていた視聴者へのファンサービスと言っていいだろう。
スタッフ
キャスト（ゲストキャラクターのみ）
主題歌（新規楽曲のみ）
- エンディングテーマ「みんながいるから☆プリキュアオールスターズ」
- 挿入歌
関連項目
- プリキュア
- 映画プリキュア
- プリキュアオールスターズ
- プリキュアドリームスターズ！
- プリキュアスーパースターズ！
- プリキュアミラクルユニバース
- プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日
- 安定のえりか
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