プリンセスメーカーとは、娘を育成するシミュレーションゲームである。通称「プリメ」。
概要
版権・開発はガイナックスが行っているが、販売はサイバーフロントが担当していた。
キャラクターデザインやイラストなどは天広直人氏が担当した「4」などの一部作品を除いて、ほとんどはガイナックス所属のイラストレーターである赤井孝美氏が担当している。
ナンバリング作品は「5」まで出ている(ただしナンバリングの「3」は存在せず、「ゆめみる妖精」が実質的な3作目)。派生作品として「ポケット大作戦」などがある。
プレイヤーが血のつながっていない娘の親になり、約8年間育てるというのがシリーズ共通の設定となっている。
1~4は西洋風のファンタジー世界が舞台で、親は基本的に「元勇者の父親」という設定。5はファンタジー世界と隣り合わせな現実世界の日本が舞台で、父親か母親か選択できるようになっている。
複数の仕事や習い事が選べ、育て方(パラメータや評価)によって複数のエンディングに分岐する。
内容の関係から対象年齢が高めに設定されており、派生作品を除いて基本的に15歳以上対象となっている(元祖のみ12歳以上対象であった)。
無茶をさせすぎて病気になってしまったり、不良になってしまったりと、子育ての難しさに妙なリアル感があり、ついつい感情移入してしまう親達が続出。エンディングでは娘を就職・結婚へと送り出すことになり、「プリンセスメーカー」の名の通り、娘を一国の王女として嫁がせるのがベストエンディングとされる。……が、毎回隠し要素として養父であるプレイヤーを結婚相手に選ぶエンディングがあり、これを最上と見做すプレイヤーも多い。
2021年現在はPC版(4以外)がSteamで、Nintendo Switch版「ゆめみる妖精」とスピンオフ作品「Go!Go!プリンセス」がニンテンドーeショップで配信されている。開発元・パブリッシャーはCFK。
2024年7月11日に「プリンセスメーカー2 リジェネレーション」がNintendo Switch、Steam向けに発売予定。PS4/PS5でもリリースされるが、一部要素がPSの表現規制に引っかかったため対象を削除した上で同年8月8日に発売日が延期された。
関連動画
プリンセスメーカー
プリンセスメーカー2
プリンセスメーカー夢みる妖精
プリンセスメーカー4
プリンセスメーカー5
BGM
関連項目
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