プレデター(PREDATOR)とは
- 英語で「天敵」「捕食者」を意味する言葉。
- 1987年にアメリカで製作されたSFアクション映画「プレデター」、およびそのシリーズ作品。
- (2)の映画に登場する架空の異星人種族を指す呼称。
- アメリカのジェネラル・アトミクス社が開発した無人機 →プレデター(UAV)
- プレデターC - アメリカ空軍のステルス無人戦闘航空機ジェネラル・アトミクス・アヴェンジャーの別名。
- アメリカのプロレスラー・総合格闘家。ブルーザー・ブロディを思わせるキャラクターで有名。
日本においてはZERO-ONE等の団体に参戦している。→ザ・プレデター - ぷれでたぁ : 東方系・ボカロ&UTAU系の動画を投稿しているMMDer 兼 セットアッパー
なお、この項目では(2)の映画と(3)の種族について解説する。
プレデター(映画)
1987年にアメリカで製作された、とある南米のジャングルを舞台にしたSFアクション映画。
監督はダイ・ハードシリーズを手がけることになるジョン・マクティアナン。主演はターミネーターやコマンドーを主演したアーノルド・シュワルツェネッガー(和名シュワちゃん)。
要人をゲリラから救出するためにジャングルに迷い込んだ特殊部隊員が、異星人種族「プレデター」と死闘を繰り広げる。
ジャングルにカモフラージュしながら強力な兵器を駆使する敵と、圧倒されつつも勝機を見出そうとする主人公の駆け引きはシリーズの見所である。ジャングルから襲い掛かる脅威は、ベトナム戦争において米軍の恐怖をモデルにしている。
続編・シリーズ作品
1991年には続編の「プレデター2」が第一作とは監督とキャストを変えて製作されている。2010年にはおよそ20年ぶりとなるプレデターのみの映画「プレデターズ」が制作された。
また、前二作と同じ配給会社である20世紀FOXの1979年の人気SF映画「エイリアン」(Alien)に登場する地球外生命体「エイリアン」とのコラボレーションとなるシリーズ作品が2004年と2007年に製作されている。
タイトル | 公開年 | 監督 |
---|---|---|
プレデター PREDATOR |
1987年 | ジョン・マクティアナン |
プレデター2 (PREDATOR 2) |
1991年 | スティーヴン・ホプキンス |
エイリアンVS.プレデター (Alien vs. Predator) (AVP) |
2004年 | ポール・W・S・アンダーソン |
AVP2 エイリアンズVS.プレデター (Aliens vs. Predator: Requiem) (AVP:R) (AVP2) |
2007年 | ストラウス兄弟 (コリン・ストラウス、グレッグ・ストラウス) |
プレデターズ (PREDATORS) |
2010年 | ニムロッド・アーントル |
プレデター (異星人・種族)
宇宙の様々な星を放浪し、星に生息する生物を狩猟することを趣味にもつ人型知的生命体である。
名前の由来は、獲物を一体ずつ殺す様子が、捕食動物を想起させたことから。
高度な技術を持つにもかかわらず、身体能力を活かしての近接戦闘を好む。
特徴
- 平均身長230cm、平均体重200kgと筋肉質である。体には、爬虫類を思わせる模様が見受けられる。
- 頭部の下半分には、皮膜に覆われた4本の爪が、四角形を描くように配置されている。
- 4本全て開くと、内側に上下に開く顎が剥き出される、という二重構造となっており、その動きはカニを思わせる。
- 頭には、黒色の管が生えており、ドレッドヘアーのように見えるため。頭髪だと考えられる。
- 血液は蛍光を発する緑色。声質は低い顫動音。 また、入浴という概念が無いのか、お風呂が嫌いで凄まじい体臭である。
- ユーモアがあるらしくエイリアンを解体してその隠し顎を飛び出させ、人間を驚かせてはしゃいでいた。
- 『災難だと思うんだな』と言う台詞が気に入ったため二度も口にしている。
装備もといファッション
- 変温動物であるためか、温度調節機能のある網状の服を着ている。
- 編みタイツがおしゃれであるのかは不明である。
- ヘルメットの形も個人差があり、骸骨のネックレスを下げている場合もある。
- そのため、服装は戦闘服ではなく活動着である可能性がある。
- また、接近戦向け、飛び道具など形や大きさが異なる多種多様の武器を装備している。
- 一部の装備と言うか、ほぼ全ての装備が人間でも使用可能である。
なお、※印の装備はコミック版にのみ登場し映画では未登場である。
- 光学迷彩装置
- ショルダー・プラズマキャノン
- ヘビー・プラズマキャスター ※
- リスト・ブレイド
- ハンド・ブレイド ※
- スピア
- ハープーン・スピア ※
- ソード ※
- レーザー・ディスク
- シミター・ブレイド
- 儀式用短剣
- スピアガン
- ネット・ランチャー
- スラッシャー・ウィップ
- エネルギー・グレネード ※
- エネルギー・ボラ ※
- ハープーン・ガン ※
- シープ・ロケータ ※
- シュリケン・ダーツ ※
- ワイヤー
- 溶解液
- 擬態能力付ヘルメット
- コンピューターガントレット
- クリーナーケース
- 応急処置キット
など。
AVPでのプレデター
AVPでは成人の儀式としてエイリアンを狩り出す試練を課されるという風習も明らかとなった。
地球の古代文明はかつてプレデターが狩場を提供する代わりに人類に知恵を授けたものという事実も明らかになる。
AVP2ではプレデターを母体にし、プレデターとエイリアンの特徴を併せ持つ「プレデリアン」なる新たなクリーチャーが誕生した。
プレデターズのプレデター
これまでは地球という狩場に赴くだけだったプレデターだが、プレデターズでは獲物となる地球人をさらって自らの狩場に放すという行動もとるようになった。さらに、猟犬の役割を持つクリーチャーを従えるようになるなど、これまでとはかなり違った一面を見せるようになる。
また、プレデターの中でもいくつかの種族が存在し、互いに争っているという事実が明らかになった。そのため、上記のような特徴を持つのはこれまでの映画に登場したプレデターとは別の種族であるためという可能性もある。
関連動画
関連項目
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