プロトセイバーEVOとは、爆走兄弟レッツ&ゴー!!の登場人物、Jが使用したミニ四駆である。
概要
プロトセイバーEVO Proto Saber Evolution |
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基本情報 | |
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シリーズ | リアルミニ四駆 フルカウルミニ四駆(プレミアム) |
レーサー | J |
スペック | |
全長 | 155mm |
全幅 | 97mm |
全高 | 41mm |
シャーシ | |
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ミニ四駆テンプレート |
プロトセイバーJBからバトルマシンとしての要素を廃し、空力特性を変化させるという機能を「ドルフィンシステム」により昇華させたマシン。ドルフィンシステムとは内蔵された液状ダンパーによりボディ形状を変化させ、状況に応じて適した空力特性を得るシステムである。
劇中での活躍
原作
カウルの組み込みが上手くいかなかったが、水族館でのイルカとの交流を経て、液状ダンパーをカウルに組み込んだことで完成した。WGPではNAアストロレンジャーズ戦では先頭マシンとして走ったが、バックブレーダーのパワーブースターに敵わず敗れた。その後はロッソストラーダ戦で破壊された。
MAX編の第1話にはTRFビクトリーズの5台で走って、優勝を飾った。
リターンレーサーズでは改良を重ねて進化。星馬豪のZウイングマグナムとのレース中にドルフィンシステムも最終的にステージ4に成長した。
アニメ
原作とリアルミニ四駆にはフロントダンパーがないが、アニメとプレミアムにはローラーが付いている。どんなコースにも対応できるようにオールラウンド型にセッティングされている。
大神博士が考案したビッグチャレンジレースに向けて、土屋博士、星馬豪と共に開発。デビュー戦となったレースで1位を飾り、SGJCの出場権を得た。
SGJCのAセクションではスタート早々レーサーの走りを妨害したブロッケンギガントの竜巻を止め、Jの姉、Rのドラゴンデルタも巻き込んだ三つ巴クラッシュの末に生き残り、Rに正しい走りを見せて5位に入った。Bセクションではポイントが与えられる6位に入る寸前のところで土方レイのレイスティンガーにタイヤを破壊され、7位でポイントが与えられなかった。Cセクションでもレイスティンガーに攻撃され、周回遅れにされたうえに中破させられリタイアとなった。このためSGJCでは満足な成績を残せなかった。
WGP編ではシーズンレースで堅実な走りをして1位を飾る。その後TRFビクトリーズのグランプリマシンとなるが、NAアストロレンジャーズの4トップレースの前のチームランニングの特訓で土砂崩れに巻き込まれ大破。GPチップが無事だったため、EVOを一から作り直した上でGPチップを取り組んだことで性能は引き継がれる。修理はレース前に間に合ったが、生まれたばかりの赤子同然でグランプリレースできるほどの速さを失っていたため、レースでは最後尾を走る羽目になったが、ファイナルラップでGPシップと内部メカがシンクロしたことで再起し、バッテリー切れを起こしかけていたサイクロンマグナムを引っ張って勝利に貢献した。
NAアストロレンジャーズとのリレーレースでは独特のボディ形状でコースに対応し、1位で第二走者にバトンを渡した。
ロッソストラーダとの2戦目ではディオスパーダの攻撃を受けてGPチップが損傷。無事だったセンサー類でサイクロンマグナムを修理した。その後マシンは修理された。
星馬烈が負傷で離脱し一戦も落とせない状況になっていた中で土方レイと再会し、レイから「シャークシステム」をもらってレースで取り入れ、シャークエフェクトと呼ばれる空気のバリアを展開。コースを切ったりビークスパイダーゼブラを体当たりでぶった切るなど暴走を始めて動揺。Jは土屋博士から止めるように言われるが、シャークシステムを取り入れたEVOを止めることができない上にこのレースを落とせないと続行させざるを得なくなる。ついにはクレモンティーヌのBSゼブラが犠牲になり、豪が「汚い真似して勝つぐらいならマグナムが壊れた方がマシだ」と止めに入り、鷹羽リョウ、三国藤吉、サバンナソルジャーズのメンバーもEVOを止めにかかる。Jは負傷しつつも決死の覚悟によってEVOを止められ、シャークシステムは放棄される。その際にシャークシステムの一部のデータを取り込み、「ドルフィンシステム」は「ハイパードルフィンシステム」に進化。「ドルフィンエフェクト」と呼ばれるシャークシステムと同等以上のスピードを出しながら相手のマシンを傷つけないという技を得て大幅なパワーアップを遂げ、チームランニングを苦手としていたビクトリーズの要を担うマシンとなった。
商店街レースではエボダイを付ける羽目になったため、エボダイと呼ばれた。
MAX編でも第2話で登場し、一文字豪樹のマックスブレイカーを引き離した。
関連動画
関連項目
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