プロレス転校生とは、DDTプロレスリングのリングでしばしば見られる面白展開である。
概要
DDTのリングではまれに、にらみあったプロレスラー同士が勢い余って頭をごっちんこしてしまい
そのまま、控え室に運ばれるという展開がある。
その後、両者が戻ってくると、なぜか人格どころかコスチュームもファイトスタイルも入れ替わってしまう、いわゆる大林宣彦の映画「転校生」(または山中恒の児童文学「おれがあいつであいつがおれで」)状態になってしまうのである。
こうした展開をDDTプロレスリング界隈では「プロレス転校生」と呼ぶ。
特に男色ディーノが絡む試合では対戦相手の中身がディーノと化してしまい、入場時の狩りやセクハラ、数々の男色殺法もディーノのタイツをはいた対戦相手の姿形でしてしまう(最近ではアントーニオ本多やHARASHIMA、遠藤哲哉など)ので混乱が大きい(笑)。ちなみに、中身が入れ替わったディーノの姿もまるでコスプレみたいで、男色マニア的にも見逃せなかったりする。
そして試合に決着がつくとエキサイトしたまま組み合って両者が頭ごっちんこ、または仲直りの握手したまま頭を下げた両者が頭をごっちんこすると、中身が元に戻って一件落着となる。
こうした展開が過去に何度もあったため、訓練されたDDTファンはレスラー同士が頭をぶつけると「(プロレス転校生)きたか」と思うようになっているしだい。DDTの会場で試合を観るときは、こうした動きにも注目するといいだろう。
なお、頭ごっちんこではないプロレス転校生としては、2007年6月3日のDDT後楽園大会での男色ディーノvsMEN'Sテイオーの試合が挙げられる。この試合では、テイオーのタイツを脱がせたディーノがテイオーの技を使い、仕方なくディーノのタイツをはいたテイオーが、ファイト一発からの男色ドライバー・ザ・リアル、ゴッチ式男色ドライバー、ミラクルエクスタシー、セクシャルエクスタシー(股間をつかんでのミラクルエクスタシー)でディーノを降すという神展開を魅せていた。
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関連項目
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