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ヘイト消費単語

ヘイトショウヒ

ヘイト消費とは、特定のものや作品をく・攻撃することを的とした、あるいは攻撃を楽しむことを前提とした「ヘイトで消費する」様をす言葉。

英語では似たような言葉として「ヘイトウォッチング」という言葉があり、そちらは「嫌いなテレビ番組を貶す的で鑑賞する」といった感じの行動を意味しているようである。

概要

人は不快なものや嫌いなものに直面した場合、ただそれを避けようとする以外に攻撃を行うことを選択する場面がある。その理由自体は様々だが、人によってはそこから攻撃と憎悪の魅に取りつかれて深みに嵌り、自制心と罪悪感を投げ捨てていった結果、攻撃その物を娯楽・的とした行動原理を基本としてしまうことがある。

そうして変化した人間性に基づく、人や物・作品やなどを貶し嘲笑うことで楽しむ姿勢は娯楽的側面においてはいわゆる「アンチ」の姿勢とも共通する。しかしその他にも自分を安全圏において常に攻める側・マウントをとれる側にいたいという自己保身の欲求や、仕事などの日頃の生活のストレスから憂さらしのために意識下でサンドバッグめる感情など、ヘイト消費を行う層もまた一筋縄ではいかない。

ただし共通して多くの場合行動自体を楽しんでいる本人はその中毒状態には自覚であり、自分は至極健全に対ネタとして楽しんでいると強く思っている。しかし現実にはその拗らせた否定癖によってマイナスの印を積み重ねていき、(特にリアルの場において)ちっぽけプライドによる冷笑という印が定着して敵を増やしがちである。

ヘイト消費の段階

自ら進んで否定を行う段階

何らかの理由により直面してしまったネガティブな対に対して、あえて近づいて否定をするようになる状態。不快感を感情的に解消するための排除や、何らかの義憤・正義感などに突き動かされた攻撃を行うような層も含めることが出来る。

大抵の場合「わざわざ見なければいいのに」とか「嫌なら見るな」とか言われるような段階でもある。攻撃対についてはまだ否定的な感情が大勢を占めており「(嫌いなので)い方が良い・善されたほうが良い」などの意識を持っている。

攻撃自体を楽しむ段階

当初は不快な物事に対する反応であった攻撃行為が次第に娯楽化していき、くことに自己正当化できる確かな意義を確立させようとしている段階。このあたりから「嫌だから見る」と言わんばかりに自発的に攻撃対め始め「ネタとして楽しむ」「弄っているだけ」といった何処かで聞いたような事を言い始めるようになり、の増加に対して他人の話には「自分は健全で間違っていない」とばかりにを貸さないようになっていく。そのため対については「なくなってしまっては困る」とある種の逆コースへと思考が変化していく。

また、創作関連では例えばクソアニメクソ映画趣味などを自称して、それらのクラスタヘイト消費者の観点から「ネタ」に乗りする形で混ざろうとしたりすることもある。攻撃に快楽を感じるようになっているため上記の段階にべると本人は楽しそうな姿勢を見せるが、実際の所はストレスを周囲に転したある種の毒状態である。

既に手段が的化している傾向が強まっているが、それでもなお一定の後ろめたさや罪悪感が残っていることが上記の言い換えや属性の利用などから伺え、本人もまた「嫌だから見る」とはさすがに言わずクソを許容できるようになった」「大人になって寛容になった」などといった微妙にズレのある正当化の態度を見せたりする。一方でいわゆる否定癖によって不快感を与える巻き添えを増やし、静かに身内から嫌われ始めるようになる。

ヘイトその物が目的化する段階

症状が更に進行し、もはや対が嫌ですらなく「楽しく叩きたいから見る」思想に則った行動を堂々とするようになった状態。節度のないヘイト消費を繰り返した結果「守る嗜好」がどんどん減少していき、いわゆる無敵の人ならぬ無敵の消費者となってしまっている段階。この時点での思考パターンはそれまでの段階を兼ね備えた柔軟さを見せ「嫌なら潰せばいい・良いならダシにすればいい・くなれば次を見つければいい」状態となる、なおその結果行われる事はどちらでも同じである。

他人に批判され攻められたくない守るものが全にくなることはまずあり得ないとは言え、攻撃対を限りなく広げたことで攻める側にいることが多くなり、また常にそれに執着するようになる。このレベルに至るともはや物事をポジティブに扱う事自体が悪という認識になり、何にでも反対する姿勢を見せるようにもなってしまう。

ヘイト消費の手法とサイクルの構造

1.標的を褒めて持ち上げる

ヘイト消費」と言っているのに褒めるとは一体どういう事かと思われるかもしれないが、最初に標的を持ち上げる行為はとても重要な意味を持っている。それはいわば事前調と土壌作りで、これからどうやっていていくかを決めていく段階なのである。

ここで行う事は基本的にを褒め称え、それを利用して他の物を較対としてく事である、将来落とす標的を過剰な期待とともに高所に上げつつそれをダシにしてその他の物をいて現在進行形で同時に楽しみ、標的の悪評を蓄積して備える、く相手が弱小では正直楽しくないので、流行には敏感なのがヘイト消費者をやる上では大切である。ここでいわゆるファン層のフリをしておくことは標的の心理をある程度把握することに繋がり、今後の行動を円滑に進む効果を併せ持つ。

2.分野や界隈を憂う仕草を利用する

ある程度標的の評判や地位が確立され、その上でネガティブな要素も固まって来た頃から、徐々に立場を移していく流れが始まる。愚痴や不満という形で反動の形成に取り掛かることになる。

この段階で重要なのはまだ行儀よく、お利口なポーズを維持すること。先走ってしまえばまだ大衆からはいわゆるアンチ荒らしとして済まされてしまうので、1.の褒める行為を利用してアンチを強引に窘めるなどの行動も同時に行うなどして、程よく荒れつつまだ行き過ぎないように調整される。まだ攻撃ではなくネタであるというポーズを強調したり、一々真っ当な批判であるとしたりすることも多く見られる。

ある程度以上の発信を持っている層はブログやつぶやき、まとめサイトなどの記事作成を通して本領を発揮し始め、程良い距離から記事という燃料を投下して攻撃を援助、煽る事がこの頃から繰り返されるようになる。ファンからアンチまで状況に応じて自在に演じられる大勢とは違い、ある程度継続して名前や立場を持っている層は都合に応じて立ち位置を切り替えることが難しいのがその理由で、あくまで行儀よく世を憂うフリをして自己陶酔に浸るのである。

3.裏切られ失望したという立場を演じる

どんなものでも何の問題も起こらないままで居続けることは不可能であるため、標的とした物も年を経れば必ずそれなりに大きな事件の一つでも発生することになる。その時が表に出て行動する間となる、それまでの蓄積された物を大いに活かし、標的に対する批判を開始される。

ただし、それでもあくまで自分は期待を裏切られ悲しみ嘆いた末にアンチに転向してしまった哀れな被害者なのであるという態度は崩さない。被った建前を取っ払うのは全に空気ができてからであり、安易な油断は逆に自分が標的となってしまう危険性があるからである。

4.建前を脱ぎ捨て正面から堂々と攻撃する

ある程度ネット上に空気が形成されこれはもういて良い物だという共通認識ができればもう特に悩むことはなくなる。既に多数のまとめ記事も出来ていることであろう、適当に乗じて暴徒となり、ただただ好きなように攻撃すればいいだけである。

5.次の標的へ乗り換える

かつては評判だった標的も叩き尽くした末にいずれは旬が過ぎ去り、落ち着いてしまう・息絶えてしまうなどの段階になってくると、その時はもはや乗り換え時である。それ自体は将来何かの拍子に話題に上がった際にその都度いておけば良いとしてストックつつも、メインディッシュ用の新たな標的を定めて移動を始めることになる。

つまりは1.の段階に再び戻っていくのである。その時活きてくるのが序盤で自ら率先して対立煽りを行って形成した悪評で、これが正に次の標的を褒める際に落とす較対になる。「かれても仕方ないよね」という口実を自ら作って自ら利用することがヘイト消費の自己サイクルを繋いでいくのである。

主な対応

まともな存在であると信じない

ある程度知見のある人ほど犯しがちなミスとして、攻撃に大してまっとうな意味や理由をめようとしてしまうという事がある。このての層もあくまで普通ファンアンチ・批評者・観察者などの類であり、たとえ過剰でも意と正義感によって動いてしまっているだけなのだと安易に信じて対応をしてしまうことが相手に効果的な建前を差し出し、ヘイト消費に利する状況となっているためである。

そのため「どうせ意味なく叩きたいだけだろう」という時ならば身も蓋もない適当な対応こそが皮にも正解を突き対策としては効果的となってくるのである。上記のサイクルの中でも挙げられるように、ヘイト消費においては都合の良い建前の堅持が重要になってくるため、それが取り払われることを当人は大きく嫌う傾向がある、何でも意ある意見などと思っていたらキリがないという、クレーム対応にも通じる状態と言える。

関わらないようにその場を去る

もう一つの対応としては、素直にその分野・作品などを差し出して自分は避難するという方法がある。もちろんその後その場は荒れ放題まっしぐらであるし、ひたすら飲み込まれていくのみだが、ほんの僅かではあるが表面的ストレスを回避することが出来る。後退的なスルースキル活用と言えなくもない。

ただしそれにも結局は限度というものがあり、遠巻きでも負の連鎖を延々鑑賞してしまう羽にはなるし、好するもの全てを投げ捨てることは逆に苦しさを倍増させるだけである。そうした袋小路を感じた人達の一部が選ぶこそが次に挙げられる対応となる。

開き直って同じ道を歩む

いっそ同じようにヘイト消費を楽しめるようになればむしろ解決するのではないか、という考え方で、現実問題ヘイト消費の増加を最も担っている要素でもある。「好きで守る側にいるのだから苦しいのであり、攻める側にいる方が楽しく健やかでいられる」として、反動のように一気にヘイト消費へのをひた走るようになる。まるでどこかにいそうなを否定する悪役みたいな思考だが、現実として楽でいられる方に大勢が偏るのは必然なのでどうにかなるものでもない、一方でそのリスクを一番負うのはいわゆる生産者・供給者に当たる側である。

何かを作り出し、送り出す側としては次第に「ユーザーとはこんなものなのだ」という認識となり、現実を見据えた悲観的な配慮や戦略を取らざるを得なくなり、同じように「不信」か「撤退」を迫られるようになる、消費者側ではないので「同調」という選択肢は存在しないためである。

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ページ番号: 5483800 リビジョン番号: 2537871
読み:ヘイトショウヒ
初版作成日: 17/05/01 20:51 ◆ 最終更新日: 17/11/04 02:00
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ヘイト消費について語るスレ

344 : ななしのよっしん :2018/10/18(木) 17:59:56 ID: C99lT/VblI
もしかしてよそでヘイト消費批判されたから逃げてきたかな
その書き込みブーメランだぞ
345 : ななしのよっしん :2018/10/19(金) 14:42:44 ID: mM33M/drvb
批判批判することもヘイト消費の一種だからな
346 : ななしのよっしん :2018/10/23(火) 11:45:13 ID: 8Rh3mr5U9S
SNSって絶好のヘイト消費の場なんだよな
「共感」という形で他人のヘイト消費っぷりが毎日流れてくる
オタク向けコンテンツに限らず社会庭の問題も消費されてるから
見てると気が滅入る
347 : ななしのよっしん :2018/10/24(水) 23:05:41 ID: jkPZdP762x
ツイッターって最現実が見えてない悪辣な輩のオナニー会場になってないか
オナニーどころかリプ欄で発狂してるけど
348 : ななしのよっしん :2018/10/27(土) 22:33:50 ID: z8Ue0FzYVD
叩き動画で再生数稼ぎや叩き記事の閲覧数稼いで稼げる今
ヘイト稼ぎがよりやりやすくなった世の中といえる(昔からあるにはあった)
ご意見番気取りで叩き動画作って馬鹿がそれに集まる…うんこに集まるのように…
鋼兵とか変態糞コモンとかな
349 : ななしのよっしん :2018/10/28(日) 18:09:46 ID: bESbumin7U
相互監視社会的なディストピアものが現実になった感じ
具が発達しても、人間の方はさして変わらないってことかね
350 : ななしのよっしん :2018/10/29(月) 23:41:02 ID: z8Ue0FzYVD
まあ確かに具の発展は著しいが人間のスペックは原始時代と変わらない所か
むしろ退化してるまであり得るからな(文明社会で楽してるので)仕方のない事だが
せめて人格面だけでも進化してくれれば…人格強制プログラムの出番か…?
351 : ななしのよっしん :2018/10/30(火) 09:53:58 ID: pZQCtlqoC8
>>343>>342に対して言ってるって名しすればよかったかね
本来のアンチ行為と「地雷」をごっちゃにするのが下衆いって言ってるんだよ
352 :   :2018/11/01(木) 19:01:32 ID: +iT+72+7dH
>>346
SNSミュートブロックというがあるので
活用しなさい
353 : 削除しました :削除しました ID: 9MMB/nTcAu
削除しました
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