ヘクトパスカル(hectopascal)とは、圧力の単位である。
曖昧さ回避
- hectopascal(やがて君になる) - TVアニメ『やがて君になる』のED曲
概要
圧力のSI組立単位「パスカル(Pa)」に、SI接頭語「ヘクト(h)」を加えたもの。100パスカルを表す。
主に気象学で用いられる。新聞の天気図やテレビの天気予報では、気圧の単位はhPaで表される。標準大気圧は1013.25hPaである。
SI接頭語は原則として3桁ごとであるため、パスカルも1000倍の「キロパスカル」が使われるべきである(実際、タイヤの空気圧などはkPaで表される)。気象学でだけhPaが使われるのは、歴史的な理由による。
かつて、気象学において気圧の単位はbar(バール)が使われていた。これは、メートル法を使いつつ、標準大気圧が1に近くなるように定められた値で、事実標準大気圧は1.013barであった。これを扱いやすく接頭辞m(ミリ)をつけたmb(ミリバール)が長らく気象学における気圧の単位だったのである。
国際単位系が整備され、単位の基準がSI組立単位となったことで、圧力の単位はPaに統一されることになったが、数字が変わっては混乱を来すため、現在でもmbと数字が同じになるhPaが使われているのである。
今後kPaに統一されるようなことがあれば、hPaは死語となるかもしれない。
関連項目
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