ヘビースモーカー単語

ヘビースモーカー

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ヘビースモーカー（heavy smoker）とは、たばこの喫煙量が多い人を指す言葉である。

概要

「スモーカー（smoker）」とは「喫煙者」、つまりたばこを吸う人を指す。「ヘビー（heavy）」とは「程度が大きい」ことを指す。それらを組み合わせた「ヘビースモーカー（heavy smoker）」はすなわち、「たばこの喫煙量が多大な人」を意味する。

同じように、「喫煙」を意味する「スモーキング（smoking）」と「ヘビー」を組み合わせた「ヘビースモーキング（heavy smoking）」という言葉もある。こちらは「多量の喫煙」を指す。

類似の言葉として「チェーンスモーカー（chain smoker）」というものもある。こちらは、「一本のたばこを吸い終わると、すぐに次のたばこを吸い始める人」を指す。「チェーン（chain）」とは鎖（くさり）のことで、たばこ一本一本を連なるように次々に吸っていくさまを、一本一本の金属の輪が連なっている鎖に喩えた表現である。

喫煙が様々な癌（ガン）、慢性閉塞性肺疾患（COPD）、肺炎、脳卒中、心臓病などの危険性を高めることは良く知られている。喫煙量が多くなればなるほどその危険性も上がるものが多いため、ヘビースモーカーであることは、これらの疾患で健康を損なう可能性を大きく上げる（一部の疾患には例外有り。「非喫煙者より喫煙者の方が危険性が上がるが、少量喫煙者と大量喫煙者の間でそこまでの差が出ない」疾患もある）。

ヘビースモーカーを「愛煙家」「たばこ好き」と訳することもある。ただし、たばこが含んでいるニコチンには依存性があるので「たばこを止めたいが、吸わないでいるとイライラして頭も回らないので止められない」というヘビースモーカーも少なからずいると思われる。そういった人を「「愛」煙家」「たばこ「好き」」と表現することにはややそぐわない面もある。