ヘルガーとは、ポケットモンスターに登場するNo.0229のポケモンである。初登場は金・銀。
基礎データ | |||
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名前 | ヘルガー | タイプ | あく ほのお |
英語名 | Houndoom | 高さ | 1.4m |
分類 | ダーク | 重さ | 35.0kg |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | はやおき / もらいび |
♀:50.0% | 夢特性 | きんちょうかん | |
グループ | りくじょう | メガ特性 | サンパワー |
孵化歩数 | 5120歩 | 捕捉率 | 45 |
世代 | 第2世代 | 努力値 | 特攻+2 |
進化 | デルビル→ヘルガー(Lv.24) | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #0229 | 図鑑の色 | 黒 |
ジョウト | #210 #215(HGSS) |
ホウエン | #― |
シンオウ | #177 | イッシュ | #― |
カロス | #076(コースト) | アローラ | (USUM) #290 #111(ウラウラ) |
ガラル | #― | ヒスイ | #― |
パルデア | #026 #124(キタカミ) |
図鑑説明
- ポケットモンスター金、リーフグリーン、スカーレット
- くちから ふきだす ほのおで やけどすると いつまでたっても キズぐちが うずいてしまう。
- ポケットモンスター銀、ファイアレッド、バイオレット
- ぶきみな とおぼえを きいた ポケモンは ふるえ いちもくさんに じぶんの すに もどる。
- ポケットモンスター クリスタルバージョン
- くちから ふきだす ほのおは たいないの どくそを もやしたもの。つきさすような においがする。
- ポケットモンスタールビー・サファイア、エメラルド、オメガルビー・アルファサファイア
- あたまの ツノが おおきく そりかえって いる ヘルガーが グループの リーダーてき そんざい。なかま どうしで あらそい リーダーが きまる。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール、X、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
- ヘルガーの ぶきみな とおぼえは じごくから しにがみが よぶ こえと むかしの ひとは そうぞうしていた。
- ポケットモンスタープラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2、Y
- おこったときに くちから ふきだす ほのおには どくそも まじっていて やけどになると いつまでも うずく。
- ポケットモンスターウルトラサン
- どくその まじった ほのおを ふいて あいてに とどめを さす。 えものは むれで びょうどうに わけあうぞ。
- メガシンカ
- あかいツメや シッポの せんたんは ヘルガー じしんが くるしむほどの こうおんで すでに とけかけている。
- ポケットモンスターウルトラムーン
- ぶきみな とおぼえが とくちょう。 むかしの ひとは じごく からの つかいと かんがえ おそれていた。
- メガシンカ
- メガシンカで ぜんしんが はつねつ。 はげしい ほのおの いぶきを ふきだし あいてを すみに かえる。
概要
- ジョウト地方ではサファリゾーンに出現し、シンオウ地方にも出現する。
金・銀及びHGSS版のカントー地方では進化前のデルビルが出現し、イッシュ地方ではブラックで大量発生する。 - ジョウト四天王のカリンの初戦時のエースで、こいつを倒せばあの名言が聞ける。
ポケモンスタジアム金銀のジムリーダーの城では表裏ともに手持ちにいない他、HGSSの強化後はエースの座をブラッキーに譲っている。
その他、金・銀やHGSSではロケット団残党のトップ、アポロのエースとしても登場する。 - 第6世代X・Yではメガシンカが追加された。特性はサンパワー。
- 第4世代のリメイク、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールでは地下大洞窟のポケモンの隠れ家に登場。ほのおタイプはヒコザル、ポニータ(シャイニングパールではブビィも出現)しか出ないため、そこにヘルガーも加わることになる。ただしレベル30になるまでほのおタイプの技を覚えることはない。
- アニメでは、迷子になったトゲピーの面倒を見ていた。
対戦のヘルガー
- あくタイプ+ほのおタイプの唯一の系統で炎を半減する炎水岩竜すべてに悪が等倍で通るので相性は良く、厄介なナットレイ&シャンデラのコンビを崩せる。
数少ないあくタイプの特殊アタッカーということで「ミラーコート」も怖くない。
攻撃は並程度だが、半端な素早さを補う先制技「ふいうち」の重要性が高いので両刀もいいかも知れない。 - 特性は「もらいび」と「はやおき」、「ねむる」による回復はヘルガーの耐久では厳しいので、炎を無効にできる「もらいび」が一般的。
夢特性は「きんちょうかん」で相手の持つ木の実を発動させないので、受動的なものしか持たなかったヘルガーには嬉しい特性。特に「オッカの実」持ちの相手を確実に燃やすのに一役買ってくれる可能性があり、「もらいび」とどちらをとるかは戦略次第。 - 第5世代の新技は相手依存のトリッキーな悪技「イカサマ」、地獄の番犬のイメージにぴったりな「れんごく」(性能は炎版「でんじほう」)、威力は小さいが当たれば素早さが上がる「ニトロチャージ」。
また、「ふいうち」を遺伝技で覚えるようになった他、技マシンが消滅し習得に制限があった「あくのはどう」はBW2にて教え技となったため技の組み合わせに困ることはなくなった。 - 第6世代では新しく「みちづれ」を遺伝技で覚えられるようになった。素早いヘルガーと好相性であり、襷「カウンター」と合わせれば1匹で2匹倒してくれる活躍を見せてくれるかもしれない。
- 難点はメガシンカしなければ半端な素早さと脆さのままであること。また悪技は威力80が限界なので炎を半減し悪で弱点を突けない相手に決定打がない。「めざめるパワー」でカバーしたり、メガシンカするか、紙耐久を逆手に取り襷「カウンター」「きしかいせい」「みちづれ」、補助技「ちょうはつ」「わるだくみ」も上手に使いたい。
メガシンカ
強豪揃いだった最中、X・Yにてメガシンカを手に入れた。しかし、しょこたんこと中川翔子氏にはメガシンカの存在を忘れられていた。
物理耐久が改善され、Cが140、Sが115に上昇し特殊高速アタッカーとなった。特性「サンパワー」が発動すればメガリザードンに引けを取らない火力を誇る。
しかし、晴れ要員の1匹であるキュウコンと共にPTを組むと弱点が被ってしまう問題点が発生する。タイプ相性が気になるなら晴れ要員はよく検討する必要がある。スリップダメージもなかなか痛く、せっかく上昇した耐久が勿体無く感じる点もあり、「サンパワー」を活かすのはなかなか難しい。強化された耐久面を活かしてメガヘルガー自身が晴らしたり、いっそ発動せず「わるだくみ」を積むのも一つの手である。
過去のヘルガー
- 初登場した第2世代当初はその容姿やある程度高い能力から新ポケモンの中では比較的人気が高かった。
- 現在のほのおタイプの代表的サブウエポンの一つ「ソーラービーム」だが、第2世代当時に覚えたのは準伝説級のエンテイ、禁止伝説級のホウオウ、そしてこのヘルガーだけだった。
- 当時は「ねむる」+「ねごと」コンボをしつつ、「おいうち」でエスパータイプ・ゴーストタイプを逃さず狩ることに特化した型がポピュラー。
「のろい」+「ほえる」ガルーラや「はらだいこ」ピクシーなど爆発力はあるが、ゴーストタイプには無抵抗なノーマルタイプの用心棒に駆り出された。 - 時は変わり第3世代、努力値の仕様変更で紙耐久が深刻化し、以前は耐えていた特殊技でも簡単に沈むようになってしまった。
- 第4世代では、弱点の「インファイト」や「きあいだま」をはじめ技の威力がインフレ化、技の物理・特殊分割により以前より自分のタイプの技を使いこなせるポケモンが増えたのでさらに肩身が狭くなった。
- 続く第5世代、火力インフレが進み、ウルガモス、シャンデラ、ヒヒダルマなどの超火力の新参ほのおタイプや夢特性で覚醒したバシャーモ、リザードン、変わらぬ器用さのゴウカザル、シリーズ毎に強化されるウインディと強豪揃いで相変わらず肩身が狭かった。
関連動画
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関連項目
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