ベッカーズとは、JR東日本の関連会社「JEFB(JR東日本フードビジネス社)」が運営するハンバーガーショップである。
概要
元々はファミレスチェーン「ロイヤルホスト」のファストフード事業部として創業したが、1990年にJR東日本の関連企業となる。そして今では「JR東日本のエキナカのハンバーガーショップ」として展開している。
一時期、キリンビールの関連会社が運営していたこともあるため、飲料類はキリンビバレッジ製のものを採用。
「エキナカの飲食店」というと、早いだけが取り柄で味の面に関しては今一つ・・・という印象があるが、ベッカーズにはそんな常識はあまり通用しない。
ベッカーズのハンバーガーはマクドナルドやモスバーガー等の、街中のハンバーガーショップとも十分渡り合えるレベルであり、実際に某雑誌のハンバーガー番付でモスやマクドナルド等の競合他社の商品を押さえてトップの座についたこともある。尤も、発祥が鉄道会社の副業ではなく飲食店系なので、当然といえば当然か。
パン類は一般的なハンバーガーショップのように製パンメーカーから既に焼きあがった製品として納入されるものを使用しているのではなく、店のキッチン内にあるオーブンで焼くというスタイルを取っている。カウンターの後ろなどにパンを焼くオーブンがあるのを見た方も多いだろう。
ハンバーガー業界の多くが低価格戦略を重視する中、「多少高くてもいいものを提供する」というスタイルを未だに貫いているためか、根強いファンも少なくない。ちなみに編集者もその一人である。そして舞浜店には何度お世話になったことか。
基本的にJR東日本の鉄道駅や駅ビル内に出店しているが、柏西口店(千葉県柏市)のように駅及び駅ビルから離れた場所に出店することもある。
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