ベルゼブモンとは、デジモンシリーズに登場するデジモンの一体である。
種族の概要
七大魔王デジモンの一体。究極体。七つの大罪としては『暴食』の位置にいる。
黒い革ジャケットのようなものを着ているのを始め、バイクライダーのような姿をしたデジモンで、ベレンヘーナを始めとした銃を使って戦う。また、ベヒーモスという専用バイクまで持っている。
群れるのを嫌うという設定があり、孤高の存在というイメージが根強い。そのデザインと設定、そしてアニメの活躍などでファンからの人気を集めているデジモン。
一応正統な進化系統としてはインプモンの最終進化にあたり、インプモンのスカーフが左腕に巻かれている。そのため初登場したアニメでもインプモンの最終進化として登場した。
ブラストモードという別モードを持ち、腕に陽電子砲、背中に羽が追加され、目が緑へと変わる。
近年では七大魔王、あるいはインプモンの最終進化ではないベルゼブモンが新たに設定されている。
アニメ・ゲームでの活躍
デジモンテイマーズ
TVデビュー作品。インプモンの最終進化として登場する。
本作における闇堕ちキャラクターの一人であり、成長期から究極体にいきなり進化した。
レオモンを殺害したうえ、ギルモンをメギドラモンと暗黒進化させてしまう原因ともなるが、後半は改心してパートナー(最初に暮らしていた時は違ったが、最終的に正式なパートナー関係となった)アイとマコの元へと戻り、デリーパーとの戦いに身を投じ、レオモンを殺害したことに対する贖罪をするようになった。
ブラストモードにはアイとマコから貰った光線銃をきっかけにチェンジする。
劇場版ではベヒーモスに乗ってロコモンを止めようとしたが弾き飛ばされてしまう。しかしその後ピンチとなった小春とロップモンを助けに現れる。ラストではインプモンの姿もみせている。
今日までのベルゼブモン人気はこの正義と悪で揺れる展開がファンからウケたことが大きいことはおそらく揺ぎないが、同時にレオモン=歩く死亡フラグとしての位置づけを決定づけてしまったということは間違いない。
デジモンセイバーズ アナザーミッション
七大魔王の一人で、暴食を司る。かなりクールで威圧的な性格で、戦闘台詞は暴食に纏わったものである。
デジモンクロスウォーズ
バアルモンの転生体として登場。新たにクロスウォーズ用に設定し直されたものである。所属はチームクロスハート。
バイクライダーのイメージはなくなり、堕天戦士をイメージしつつノーマルとブラストモードの足して2で割ったようなデザインとなっている。
デザインは変わったが基本コンセプトはあまり変わっておらず、群れるのを嫌ってか普段はタイキ達とは基本的に行動していない。
しかしゾーン移動の際、並のデジモンなら消滅してしまうような空間を単体で自由に行き来できるようで、タイキが移動するとベルゼブモンもそれに従う形を取っている。
クールで取っ付きにくいイメージがあるが、タイキのピンチにはほぼ必ず現れる仲間思いな存在。その点はバアルモンとして実体験した過去の影響もあると思われる。
デジクロス抜きで考えた単体戦力としては一番頼もしい存在であると言え、単体飛行も可能である。
シャウトモンX4Bになるためには必要不可欠な存在。
関連動画
関連項目
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