ベールとは、テレビアニメ『ドキドキ!プリキュア』に登場するキャラクターである。声優は山路和弘。
概要
ジコチュートリオの一人。OPには第1話から登場しているが、本編への登場は第3話から。
銀髪をオールバックにして頭の後ろでまとめ、顎鬚と口髭をたくわえたサングラス姿の中年男性。他の2人と同様に耳の後ろにコウモリの翼のようなものがついている。棒付きキャンディをくわえていることが多い。
戦闘力は高く、プリキュアの初期必殺技を立て続けに3発食らっても耐えるほどのタフさを持つ。手から黒い球体や電撃を発射する他、鏡の破片を無数の光球に変えて放つなど攻撃方法は多彩。指を鳴らすことによって物体を操ることもできる。
闇に染まったプシュケーを取り込むことによって強化形態「ベールビースト」となる。
最初の頃こそ強敵としての威厳を保っていたが、徐々にコミカルな言動が目立つようになった。とは言え、目的のためなら仲間を犠牲にすることも厭わない冷酷な人物である。
イーラ、マーモと共にキングジコチューのトランプ王国侵攻に参加し、魔法の鏡から逃げようとしたキュアソードとアン王女をはぐれさせた。この時、亜久里とレジーナが誕生する原因を作っている。
本編開始後は上層部からイーラたちの様子を見てくるようにとの命令を受けて、先んじて人間界での行動を開始していた2人と合流。登場してからしばらくの間は表面上はあまりやる気の無さそうな態度でジコチュートリオの溜まり場となっているボウリング場でごろごろしていた。
第5話では「プリキュアが1000人まで増えたら本気を出す」と言っており、10年目で33人のプリキュアがいることから計算すると本気を出すまでには300年ほどはかかることになる。しかし実際には1000人に増えるまで待たず、第6話でキュアソードが正体を明かしプリキュア4人が一堂に会したのを期に行動を開始した。
なお、5話でマナが「まこぴーが仲間になってくれたら千人力」と言っていたため、ある意味有言実行と言えるのかもしれない。
レジーナに対してはイーラやマーモとは対照的に従順に振舞っていたが、いずれはジコチューのナンバートゥー、そしてキングジコチューをも超えるナンバーワンになろうとしており、第21話ではキュアハート諸共レジーナを亡き者にしようとした。
レジーナが眠りについた後、第31話でプリキュアとの戦いで消耗したリーヴァとグーラからジャネジーを奪って消滅させた。第32話ではリーヴァらのジャネジーから作った「ブラッドリング」をイーラとマーモに装着させることで彼らを従わせ、自分がナンバートゥーになったことを宣言した。
しかし第38話で自らブラッドリングを装着しスーパーベールとなるもののプリキュアに敗北、リングを失いレジーナも目覚めたことで早々とナンバートゥーの座から陥落した。
第48話のラストでキングジコチュー細胞を取り込み、遂に念願のナンバーワンの座を手に入れた。そのままラスボスになると思いきや第49話の冒頭であっさりプロトジコチューに取り込まれ、彼の短すぎる天下は終わった。
プロトジコチューが浄化された後はネズミのような姿になってしまったがまったく懲りておらず、1万年の眠りで力を蓄えるためにイーラ、マーモと共に姿を消した。
ちなみに声を担当している山路和弘氏は、プリキュアショーで着ぐるみ無しで本人がそのまま演じられそうなほどベールと容姿が似ており、自らのブログでもそのことに触れている。(ただ、さすがに中の人が直接出るわけにはいかず、ショーでは他のキャラクターと同様に着ぐるみ+スーツアクターが演じている)
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