ペイロードとは、
3.の概要
輸送機関はペイロードを必要とされる場所まで運ぶための手段として開発される。したがってペイロードがゼロの輸送機関は存在しない。また、輸送機関はその経済性(ペイロードをいかに効率よく運べるか)を厳しく評価される。当たり前だがより多くのペイロードをより遠くへ運ぼうとすると、機体は大型化する。
航空機におけるペイロード
民間機であれば乗客・貨物等。軍用機の場合はミサイル、爆弾等の兵器。偵察機であれば偵察機材が、電子戦機であれば電子戦機材がペイロードである。
- ペイロードの形状が多種多様
- ペイロードを運ぶ(というよりぶつける)相手も多様性がある(地上を移動していたり、高空を音速に近い速度で移動していたりする)
- ペイロードを運ぶ途中で妨害を受ける(ので低空を高速で侵攻したり、高高度を超音速で飛ばしたり)
といった理由に起因している。
ちなみにミサイルも弾頭という「ペイロード」を運ぶ手段である。
IT産業におけるペイロード
詳しくはIT用語辞典を参照。送信するデータの内、送付に必要なヘッダ情報を除いた、実データの事を指す。本来の意味を使うならデータの大きさを示すのだが、こちらではデータそのものの事を言う。また、IT用語辞典によると、データ量自体は「ペイロード長」と言う。
関連項目
- 0
- 0pt