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ペヤングとは、群馬県伊勢崎市に本社がある、まるか食品が販売するカップ焼きそばの商品名である。
概要
基本的には関東・東海限定商品であるが、日清食品の「U.F.O」や明星食品「一平ちゃん夜店の焼そば」など共に全国で見ても高い売上を誇るカップ焼きそばである。
柔道着を着た学生によるやたら古いフィルムCMや、立川志の輔,山田隆夫によるCMは関東ローカルCMの代表として名高い。「まろやか~」というセリフがお約束である。
ソースがしっかりとした味付きでお腹が減った時にオススメ。近年は超大盛や麺太しょうゆ・味噌・しお味,激辛,たらこなど一風変わった商品を出すことも増えてきている。
ちなみに製造元のまるか食品曰く、麺の固さは湯きりまでの時間で調節可能で、お湯を切ってしまった後長く放置すると水分の減少によりぼそぼそになるとの事。 そこで添付のソースを絡める事により油分を吸収させ最後まで均一な硬さで食す事が出来る。また、麺類に見られる「伸びる」という事は湯きりをしてしまえば無いらしいが、ソースを絡ませず短時間ほど放置する事により、水分が麺全体にいきわたり若干ではあるが柔らか目になる事があるが、これは伸びるといった物ではないとは担当者の弁である。
世代によっては週刊少年ジャンプの読者コーナー『ジャンプ放送局』のレイアウトデザイナー、えのん(榎本一夫)の好物として有名であり、紙面でペヤングの箱の大きさや重さ、値段を使った「ペヤング算」を披露していた。彼はその貧乏性から『桃太郎電鉄』では貧乏神のモデルとなっている。
UFO,一平ちゃんなど競合他社のものがジェット湯切りと呼ばれるシール型の湯切りに移行するなか、ペヤングは頑なに従来からの蓋での湯切りに固執していたが、2014年の異物混入騒動を契機にシール形に移行した。
これによりペヤング特有の悲劇、「ペヤングだばぁ」も過去のものとなった。
姉妹品
- 超大盛 - 1食分の麺2個が一つのカップに並べて入れられており、内容量237g、1081kcalの超ボリュームである。1989年発売のパーティーサイズが原型。近畿地方や北海道ではどういう訳か標準サイズが滅多に売られておらず、超大盛だけ販売されている店舗の方が多い。全国のドン・キホーテでは取り扱っている事が多い。
- 超超超大盛GIGAMAX - 超大盛の強化版とも言える超絶カロリー爆弾。通常のペヤングの4倍の量があり、内容量439g、2142kcalの最大級ボリュームを持つ。
- 超超超超超超大盛ペタマックス
フードファイターの鍛錬用or多人数で食べることを前提に作られたペヤング。詳細は該当記事を参照。 - 激辛 - 通称「赤ペヤング」。“当社史上最強”を謳った激辛ソースが特徴。パッケージに目立つ文字で、“辛みが強いので、小さなお子様や辛みが苦手な方の喫食には十分ご注意下さい。”という注意書きがなされているほど。
- にんにくMAX - 周囲の人が驚くほどにんにくを効かせている。食べる時は1人で…という注意書きがあるが、そもそも「ペヤング」って商品名の由来何だったっけ。
- 激辛カレー - 通称「黄ペヤング」。“水なしでは完食が難しい”と謳われており、赤とは違う、後を引く辛さが感じられる。注意書きについては赤と同様。
- ペヨング - 2016年3月発売の新商品。パチモノではなく、まるか食品の公式商品であり(ただし、テレビCMではマツコ・デラックスがパチモノを販売した容疑で取り調べを受けているという内容)、ペヤングの劣化版もとい廉価版で、味の違いは“食べてみてのお楽しみ”とのこと。
愛称がペヤングの著名人
- デビッド・クルサード - 元F1ドライバー。顔がペヤングの容器のように四角いことから。「ペヤング先生」「先生」「■」などとも言われる。クラッシュすると「湯きり失敗」といわれる。日本GPではペヤングを差し入れしたファンもいたほど。
- 川澄綾子 - 声優。顔がペヤングの容器のように四角いことから。「ぺやや」とも言われる。
- 坂田遼 - 埼玉西武ライオンズに所属するプロ野球選手。理由は好物がペヤングであることから。後述の異物混入事件ではスポーツ新聞社から取材を受けている。
ペヤング・ゴキブリ混入騒動
2014年12月初頭。
Twitterにて「ペヤングの麺にゴキブリが混入している」とツイートした大学院生が現れる。
当初は「嘘だ!」「捏造だ!」などと叩かれていたのだが、大学院生がゴキブリ混入の写真(Google画像参照)をアップロードした辺りから状況が一変。
Twitter外のニュースサイトやまとめサイトにも取り上げられる程の騒ぎとなる。
その後、まるか食品側のコメントが出されたが「イタズラ目的の捏造」「当社の工場は虫の混入する環境では無い」と断言していた。
まるか食品側はさらに大学院生に対して「お互いの為に……」などと写真の取り下げを求めていたが、
保健所による調査が行われた結果ゴキブリに付着していた油と麺の揚げ油が完全に一致し、まるか食品側もついに「ペヤング全製品」の自主回収・販売停止を行う事となった。
補足すると食品工場において虫などが混入すること自体は珍しい事では無いのだが、実物の写真の公開、まるか食品側の対応の遅れと反感を買う態度、ゴキブリ丸々一匹というインパクト、等の複合的要因でこれまでにない騒ぎとなった。
また、告発者であり被害者である筈の大学院生が何故か各地で叩かれるという頭おかしい異常な光景が見られた事も特筆すべき事である。
製造停止の予定期間は2ヶ月と発表されているが、それが販売再開時期ではないので、当時は次にいつペヤングが食べられるかは不明だった。一部では2016年3月頃という情報が出回っているが、もしそれが本当ならば5期ぶりの復活ということになる。
2015年4月2日、製造元のまるか食品はペヤングソースやきそばを6月から関東地方にて販売再開すると発表した。再開に伴い包装をプラスチックから発泡スチロールに変更し、上からフタで被せる形からシールで密封するものに変更される。ペヤングだばぁできなくなるじゃないか。味は販売中止前から変わらないという。
そして虫混入事件から半年が経った2015年6月8日に首都圏にて販売再開、7月上旬から全国での販売が再開された。
なお「超大盛」については、容器の改良に期間を要したことから、販売再開が関東エリアでは11月30日、それ以外では翌2016年1月中旬~2月中旬までずれ込んだ。同日に亡くなった漫画家や運用開始した鉄道車両みたいになったり、東北・西日本での販売再開がもう1ヶ月遅れて本当に5期ぶりにならなくて良かったね!
一方で、この騒動に目を付けたYouTuber願望の当時19歳の少年が2015年1月に東京都内のスーパーに陳列されているスナック菓子につまようじを混入させる動画を配信したことで警察沙汰になった「つまようじ少年事件」が発生するという二次被害も起きている。
なおこの事件以来サジェスト浄化の為にイニシャル「G」の商品(激辛・魚介・餃子・牛・獄・GIGAなど)を積極的にリリースしてる…という噂があるが公式に否定されている。
関連動画
関連商品
関連項目
- カップ焼きそば / 焼きそば
- だばぁ / ペヤングだばぁ
- 立川志の輔
- ペヤング超超超超超超大盛やきそばペタマックス
- ペヤングやきそば激辛MAX END
- ペヤング 獄激辛やきそばFinal
- 日清食品
- 東洋水産
関連外部リンク
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