ペンネとは、以下のことを表す。
本記事では上記の1.について記載する。
概要
その名の通り、万年筆のペン先のように斜めにカットされた形状が特徴的なショートパスタである。1865年のジェノヴァ[1]で発明された比較的歴史の浅いパスタであり、出自もはっきりしている。筒状であるためソースが絡みやすく汎用性の高いパスタであるが、特にアラビアータなどのトマトソース・クリームソースと合わせられることが多い。
一般的なものは太さ1cm弱~3cm・長さ3~5cm程度の大きさであり、これより小型のものは「ペンネッテ」と呼ぶ。表面に溝が入っているかどうかでさらに二分され、溝の入ったものを「ペンネリガーテ」、溝の入っていないものを「ペンネリッシェ(あるいは単にペンネ)」と呼ぶ。日本やアメリカでは筒状のパスタということでマカロニの一分類とされることも多い[2]が、本場イタリアではペンネはペンネであり、マカロニとは別物として扱われている。[3]
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関連項目
脚注
- *Penne? In origine erano con lo zafferano - WeLovePasta
- *例えば日本の食品表示基準ではマカロニを「マカロニ類(≒パスタ)のうち、2.5mm以上の太さの管状又はその他の形状(棒状または帯状のものを除く.)に成形したもの」と定義しているため、ペンネもマカロニである。(リンク)
- *そもそもイタリアの"Maccheroni"は穴の開いた棒状のパスタであることこそ多いものの、形状も材料も日米のそれと全く異なるものさえある。さらに"Maccheroni"がパスタ全般(マカロニ類)を意味することもあり、この場合に限っては「ペンネは(パスタなので当然)マカロニの一分類」といえなくもない。
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